252 Survivor's Guilt 未亡の民と永遠の呪い
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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嗚呼、聞こえ る。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2018/03/09(Fri) 23時半頃
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かつて、国葬の折。数多の人々が殉死を命ぜられ、それに従った。
しかし、命に背き逃げ出した一族があったという。
自分達の命惜しさに殉死者達を裏切った彼らは、後にこう呼ばれる。
未亡の民。
主を失いながらも生き永らえた者達、と。
(#0) 2018/03/09(Fri) 23時半頃
Survivor's Guilt 未亡の民と永遠の呪い
(#1) 2018/03/09(Fri) 23時半頃
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――"魔女"の庵――
[女は毒を煎る。毒を絞り、毒を混ぜ、毒を練る。 数多の村人を殺し、時に救った"秘薬"を作る。
果たして次は誰がこれを呷ることになるのか。 思いを馳せながらも、手を止めることはない。 これこそが唯一の希望なのだから。]
(1) 2018/03/09(Fri) 23時半頃
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魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2018/03/09(Fri) 23時半頃
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大丈夫だよ。 きっと。信じよう。
また、明日。
[翌朝、友は冷たくなっていた。]
(2) 2018/03/10(Sat) 00時頃
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―自宅―
[スープの器を洗い終え、手をぬぐう。 嫌でも目に入るのは、うすい傷跡と、そこに重なる一つの"痣"。]
ふう。
[今日もこれといっていつもと変わりない。 この村の日々に溶け込んだ、日常の色だ。]
(3) 2018/03/10(Sat) 00時頃
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--狩人小屋--
さて、今日も頼むぜ、マルクト
[鮮やかな羽根とは裏腹に寡黙な鳥を肩に乗せ、狩人は森へ向かう。 その掌にはうっすらと色の濃くなった痣。それが目に入れば、狩人はそれを誇るように握りしめて、弓を担ぐ]
そろそろ獣も活発になってくる頃だ。気をつけてな。
[鳥をひと撫でしてから呟くと、狩人は狩人小屋から森の中へと歩き出す]
(4) 2018/03/10(Sat) 00時頃
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はあ。お見合いですか。わたしが。
[いつも通りかのように思えた朝食時。 唐突に母に振られた話題に対して、わたしはぽかんと口を開けてしまいました。 いつかは言われるだろうと思ってはいた話ではあるのです。ただ、それが今日だとは思っていなかっただけで。]
(5) 2018/03/10(Sat) 00時半頃
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[母は昔呪いで兄を亡くしたそうです。 それで跡継ぎが不在になり、慌てて母が婿養子をとったのだとか。
それゆえに我が家の家訓は早婚多産。産めよ増やせよ、呪いに殺されるよりも早く。 幼いころから繰り返し聞かされた言葉でした。]
(6) 2018/03/10(Sat) 00時半頃
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ええ、まあ……別に、構いませんけれど。お相手はどなたなのでしょう。
[ただ、予想していたからと言って実感があるかといえば別問題です。 一応男性とお付き合いをしたことはあります。あるといえばあります。ただぼんやりしているうちに何も起こらないままお別れされてしまっただけで。 その程度のわたしですから、結婚ともなるともっと実感が湧きません。]
(7) 2018/03/10(Sat) 00時半頃
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―村道―
[大き目の籠を背に。 皮の袋を腰に。 整えたら、今日の『狩り』へ出る。
森へほど近い家の都合、出てすぐに遠目に見えるのは、"魔女"の庵への道だ。 友の薬を作ったのは彼女だったか、その親だったか。
年上のお姉さん、などと安易に慕っていられた時間はそう長くない。 一瞥は短く、そのまま仕事の道を行く。**]
(8) 2018/03/10(Sat) 00時半頃
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―村内:商店付近―
はあ。
[いつもたいていは"ぼんやりしている"と言われるわたしですが、今日は輪をかけてぼんやりしていたことでしょう。 見合い話なんて、むしろ遅かったぐらいのはずなのです。上の姉なんて17で子供を産んでいますから。 それでも、このままぼんやりゆっくりできたらいいなー、なんて、そんな淡くも駄目駄目な期待もちょっぴりはあったのです。
とはいえ、今はまだすぐに生活が一変するというわけでもありません。 現実感のない一大イベントを一旦脇に追いやって、いつものように毛糸を買いに向かうのです。]
(9) 2018/03/10(Sat) 01時頃
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--森の中--
[藪の中に伏せて待つ。少し前にはなったマルクトが獲物を見つけて追い立てる騒ぎを聞き逃さないようにしながら、じっと。 いつもは水面のように静かに集中している心は、けれども今日はどうにも集中しきれない]
……あー、村帰りたくねーなー
[小声で呟く。それもこれも、昨日の来客のせいである。いや、悪気は全くないとわかってしまうので、来客のせいにするのもなんだかなあとは思うのだけれども]
(10) 2018/03/10(Sat) 02時頃
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--回想/村の広場--
[狩りを終えてから、家で作った干し肉とその日の獲物を持って広場で店を広げるのが自分の日課である。 獲物の数と大きさによっては解体なんかを広場でしながら、まだ家の手伝いをし始めていない遊び盛りの子供たちの相手をしたり、店をたたんで帰る八百屋なんかと物々交換をしたり、買い物に来た村人の相手をしたり。 昨日は大きめの獲物が獲れて解体をしていて、いつもより遅くなったからか、ご婦人方の多い時間帯だった]
「あらあら、フィリップ君!久しぶりねえ!」
[ほこほこと柔らかでエネルギッシュな声。これは母親と仲の良かったクロックフォードの奥さんかと顔を上げたところで、そのマシンガントークは始まった]
(11) 2018/03/10(Sat) 02時頃
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[曰く、俺もいい年なんだからそろそろお嫁さんをもらった方がいいとか、俺の父親も早くに死んだし母親も一昨年死ぬまで俺のことを心配していてだとか]
あー、はは、はい、えー
[生温い笑顔と返事を返せば返すほどマシンガントークは止まらなくなったかのように続き、気づけば奥さん方の突発井戸端会議場になっていた。肉の卸売業者である狩人としてはどうにも止められないし勢いも止まらなさそうである。井戸端会議怖い]
「それでうちの娘、いるでしょう?フィリップ君がお父さんのお手伝いをするまでは遊んであげてたカトリーナ。覚えてる?」
あー、はい、まあ…
「若い子は顔見知りの方が良いと思うし、考えてみてちょうだい!」
[そう言って渡された物を受け取ると同時、井戸端会議は解散の気配である。なぜなら日は傾いて辺りは薄暗く陰り始めた時分。台所を司る奥様方としてはここが外に出歩いておしゃべりのできるリミットなのだろう。肉は全部お買い上げしてもらった代わりに手の中にある二つ折りの冊子]
(12) 2018/03/10(Sat) 02時頃
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……マジかー
[冊子の手触りはこれが現実ということを教えてくれる。現実ならば、自分も夕飯の用意をしなければということで]
飯の後で見るか…
[とりあえず帰ろうと店をたたんだのであった]
(13) 2018/03/10(Sat) 02時頃
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--現在/森の中--
[結局昨日は夕飯の後、湯浴みの後、起きたら、と後に後に回しすぎて狩りに出るまで冊子の中身を見れていない。 流石に返事のこともあるし今日帰ったら見なければならないだろうが]
……うーあー
[低い唸り声を上げたところで遠くから騒がしい鳴き声を聞く]
よし、帰ったら見る。帰ったら。
[今はとにかく、仕事が先だ。足音的に兎辺りだから、帰る前に出店を開ける収穫になるだろう**]
(14) 2018/03/10(Sat) 02時半頃
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――― ああ、兄の最期の言葉を、私は覚えている。
(15) 2018/03/10(Sat) 05時半頃
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― 自宅 ―
[朝食の前に手を合わせて祈りを捧げる。 捧げる先は神などではない。──── 呪いに、だ。
今日も、無事でありますように。
命をいただき、私たちは生きています。 命を奪い、私たちは生きています。
けれど、生きるためではない殺戮が、 けれど、生きるために向かう死が、
どうか、どうか。 私たちにふりかかりませんように───… ]
(16) 2018/03/10(Sat) 05時半頃
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それでは、いただきます。
[広くはない家で、一人で朝食をとる。 数年前までは兄が居た。けれどもう亡い。 父も母もだ。 食器と咀嚼の音しか響かない朝食風景。 既に慣れきってしまった今の日常。
家族は軒並み発症した。 そうして魔女の薬を飲んだ。死んだ。 私もその内そうなるのかもしれない。
毎日それを思っている。 毎日それを考えている。
─── だから行き遅れと言われようとも、 誰かと結ばれるつもりはさらさらなかった。]
(17) 2018/03/10(Sat) 05時半頃
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― 自宅・作業場 ―
[朝食を終えたら自宅にある作業場へ向かう。 今日は布を織る予定の日だ。 昨日紡いだ毛糸は商店に卸した。
急に毛皮を持ち込まれたりしない限りは、 滞りなく行く予定だ。
兄まで居なくなって、 毛皮をなめすのは少し大変になった。 だけど、家庭菜園程度ではたかが知れているし、 出来る限りはやらなければならない。
けれど、持ち込まれる毛皮の数が減ったのは、 矢張り仕方のない事だった。]
うぅ〜ん…。
(18) 2018/03/10(Sat) 06時半頃
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まあいっか。 人生なるようになるっ。
[逆に言えば、なるようにしかならない。 だから、手のひらにある私の‟痣‟よ。 どうか、どうか。 私たちに平穏を───…。]
(19) 2018/03/10(Sat) 06時半頃
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そういえば、… 今日の収穫はどれくらいだろ。
[>>8うちで作った皮袋。…兄が作った、皮袋。 兄の友人であり、私自身とも友人であった彼とは、 …兄の死後、今でも交流を持っている。]
…… 余るほどとれてたらぁ、って。 いや駄目よ。友人に甘え切ってはいけないわ。
あ。そういえば。 そろそろ菜園のハーブの収穫時期だったっけ。 何か作ろうっと。
[一人暮らしに慣れ切った今。 独り言が多くなっている自覚は、*なかった*]
(20) 2018/03/10(Sat) 06時半頃
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― 自宅・作業場 ―
[村の端に位置する自宅。 それは毛皮を持ち込みやすい位置取りだ。
家の半分は作業場になっており、 今日は一日、そこから機を織る音が聞こえるだろう。
*かたん、ぱたん*]
(21) 2018/03/10(Sat) 07時頃
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