こうやって集まった理由は、主催者に聞けば良いのでしょうけど。
[邪魔されないため、だけなのだろうかと。そんなことを思うのは、今死のうとしている自分にとっては誤っているのかもしれないけれど。
どうなのだろうな、と思いながら。
聞こえて来た足音に思ったことは、もうこのお茶は駄目だろうなっていうことだったりする。多分もう温い。
名前は名乗らず、5番と呼んで欲しいという。
できる限り、自らを隠したいのだろうと。そういうことを思うのはどんな人だろうか、などと考えを及ばせながら。]
……じゃあ、フュンフさんと呼ぶことにしましょう。
[無機質に呼ぶのは、好きではないのだ。
とはいえただ置き換えただけだが…人名でも、ないわけじゃなかろうという思いだ。
お手洗いに行くという彼に、みんなそうしてでていくのだな、という。関係ないことを思いながら。]
…大丈夫ですよ。気、抜いて来て下さい。
[1人の方が気楽だろう、と。そう声をかけて見送った*]
(115) 2019/02/19(Tue) 20時頃