268 Werewolves of PIRATE SHIP-V-
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さて。
[保管庫には灯はなく片手でランタンを掲げながら、 隅に置かれた小さな机の上へ医療鞄を置いた。
椅子に腰かけひと息つけばあとは目的のもの、 胸ポケットに突っ込んだままの羊皮紙を取り出して、 一句も取り逃がさないよう視線がゆるりと紙上を撫でて。
書類を書いたものへの悪筆にもめげず、 そこに描かれた人体図とその内容を読み解き始めながら]
(198) 2019/03/13(Wed) 22時頃
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人狼か。 これは……病というより呪いだな。
[過るのは船内に蔓延し出した噂。 奇妙に一致する書類の内容は一笑するには少々重く、 揺れる燈に己の影を書類へ落とされ眉根を寄せたまま。
医者の領分を越えた対象かどうかはさておき、 貨物船の船医は真面目にそれを研究していたらしい。 興味深いその内容を読み進める間、 どうにも無防備な背を晒し集中力は書類の上にあった*]
(199) 2019/03/13(Wed) 22時頃
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― 閑話 ―
[薬草が毒ではない理由が知られた背景とは?]
(205) 2019/03/13(Wed) 22時半頃
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[奇妙に萎れた茸に、毒々しい色彩の葉。 これらは全て貴重な薬であったけれど、 この地の人間には未知の物体であったのは確か。
毒を処方されそうになった。 小さな怪我だったのに腕を落とさねば死ぬと言われた。 見たこともない器具で血を採られそうに……云々。
どの街へ移り住んでも概ね、 己の評判は偏見に満ちた悪評に偏っている。 遠地で採れる薬草を説明しても受け入れられず死に、 狩りの最中に傷ついた腕を放置していたあげく腐らせ、 それを落としていれば助かっただろう男も結局死んだ。 東方の地で手に入れた細長い血液採取瓶は、 珍しく透明度の高い硝子製だったがそれも異質扱い。
治療という治療を全て試して癒せるものならば癒す、 たったそれだけの理由で医者を続けるも評判は散々で、 気にしたことはないが患者が遠のけば意味がなく]
(206) 2019/03/13(Wed) 22時半頃
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[診る数が減れば病を癒す研究も捗らない。 嘆きを顔に出さない鉄面皮のせいで誤解されがちだが、 仕事を失いかけていた当時は随分と参ってもいた。 何かと試す変わり者の医者に診られるよりかは、 治る可能性が低くとも土着の治療法しかしない――
そんな医者の方が信用されるのは尤もな話で、 閑古鳥を啼かせていた己を訪れて来る男を訝しむ……。 といった理由もなく、その言葉には即応で]
(208) 2019/03/13(Wed) 22時半頃
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[この男も、治したいと思ってはいるのだろうか、などと]
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[――前任の船医が死んだから代わりを探している。
単純明快、わかりやすいスカウトの説明へ、 治せる患者がいるならと、表情を変えずに肯いて。
それが海賊船だと知らされても決した意は変わらず、 己を買う船長や、副船長の思惑など知るよしもない。 なにより知る必要もない。
ここには患者がいる。治療もできる。 海原では“他の医者”はおらず、 病や怪我で死にたくないのならば己に診せるしかない。
故に、過去問われたときに返した言葉は真実で。 “治せる”ものなら、“活”かせるものなら。 その方法を見つけ出すために、己はいまここに居る]
(218) 2019/03/13(Wed) 23時頃
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―かつての話―
[反逆者について、直接ハワードに何か伝えたわけではなかった。
割と真剣に、少しでも零したら即暗殺されそうな空気であったし
頭脳労働担当のフェルゼには、戦闘員とタイマンで勝てるわけがない。
ただちょうど、船に戻ってきていたハワードと
今日のように普段どおりの会話をしただけ]
ハワードさん、人狼ゲームって知ってます?
数人のグループの中に人間のふりをする人狼がいて
その人狼を探して吊り上げるってえげつないゲームなんですけど
[反逆仲間の規模など知らない。何人いるかも把握していない。
自分を誘ってきた人間が、反逆者のトップなのかどうかもわからない。
でも、視線を感じる。裏切り者に敵意を向ける視線を]
人狼は月夜の晩に、人狼の姿に変身するんです
そして人間を襲撃する。
人間ももちろん無力ではなくて
人狼がわかる占い師だったり、襲撃を止める守護者とかが居て……
[雑談のようなそれを、喋りながら指先を一定のリズムで動かし、自分の腕を叩く。
独特なリズムはモールス信号で「反逆者アリ」と伝えるもの。
海軍出身も居ないわけではないが
少なくともある程度知識を持つ者でなければ理解しえない言語に賭けた。
信号を理解出来るであろう数人の船員の中に裏切り者がいなければ、勝ちだ]
[実際それが功を奏したのかは分からない。
少なくとも反逆者(誘ってきたやつは別の人だった)の首謀は死に
そこから殺気は消えた。
安寧が手に入った]
[基本的にハワードとは街で出会う事が多い。
今までもこうして外で話す事は幾度かあったが、船で話す時にモールス信号を使ったのはあの時が初めてだった。
彼はどこまで分かっていたのか。どれだけの意思を持ってそれを行ったのか]
………素晴らしいですね
[その心意気は、とても。
狂っている――船を、守るためならば。
その狂気はとても、心地良い]
俺にも、手伝わせてください
ハワードさんが船を守る、補助でも
船の中の軽い情報やぐらいしか、提供できるものはありませんが……
アリバイ工作とか、極秘裏の活動資金ならば、幾らでも提供できます
[その瞳はあまりにも、宝石のように美しくて
狂うには当然だったのだ**]
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―医務室―
[思考を過去に飛ばして瞑目し、 読みかけの書類を再び折り畳み胸ポケットへ。 難しい言葉が並んでいるのはともかくとして、 異国語と入り混じり、あげく悪筆では酷く読みにくい。
読んだのは人間と獣の腑分け図のあたりでしかないが、 全て読み解こうとするならば相当の時間を要するだろう。
ならばもう少しと欲張りたいが、 腹もそろそろ満たさねば不思議がられる時間か。
普段より読み物や治療に没頭すると、 軽率に食事を食いはぐれる悪癖は皆も知る通り。 故に、不審というよりは、またか、と思われそうだが]
(221) 2019/03/13(Wed) 23時頃
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……煩わしいな。
[食事が必要とされるという習慣が。 そうしなければ生きていけない人間という身体が。 そんな思考を滲ませた呟きは自然と落ちて、 保管庫を出て、医務室の扉を潜り、鍵をかけ――
向かう先を食堂へ定めて、ゆっくりと歩き出す]
(223) 2019/03/13(Wed) 23時頃
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― 医務室 → 食堂 ―
[そうして訪れた食堂は未だ賑やかで、 空いた場所を探して視線を巡らせる事暫し。 ――どうしよう、ぼっち席がない。
早く来すぎてしまったかと後悔の雰囲気で、 席を確保するに四半刻もかかってしまう始末とは*]
(224) 2019/03/13(Wed) 23時頃
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― 閑話 : 腕 ―
[呆気に次ぐ絶句とはこのことか。 眼前に広がる光景は地上であったならあり得まい。
放置された傷は膿んで肉を腐らせ、 このまま行けば命に関わると誰が見ても理解するだろう。 辛うじて手首で留めた血の循環が滞っているのが救いで、 成程、己の評判が悪いにかかわらず、 乗船する医者を探した理由も理解ができた]
幻肢痛というものを知っているか。
[彼の腕を落とす際、 強烈な麻酔で意識を朦朧とさせながらの言葉だ。 淡々と呟くそれがヒューに響くかは判断できないが、 聞き手に関わらず己の言葉は途切れることなく続く]
(258) 2019/03/14(Thu) 00時頃
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義手を早めに探せ。 目を逸らさず手を失ったことを認識し続けるといい。 傷が塞がっても週に一度は診せにこい。
お前の片腕はもはや“人でなし”だ。 だが、医者の領分である限り、診続ける。
[認識は現実に繋がると言葉で綴るより実感を。 つまりは酷薄げな言葉の裏に潜む真意は、 彼の腕を落としきるまで続いて、今に至る。
初仕事が切断という充実した職場は、 人知れず笑みを浮かべるくらいには気に入っていた]
(259) 2019/03/14(Thu) 00時頃
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― 食堂 ―
[――気に入っていた、のだが。 食堂を見渡せば未だ溢れる夕餉の争奪戦に、 普段よりも憮然とした表情で彷徨う事、暫く。
声がかかって顔を上げれば同室者の顔だった。>>242 普段、医務室を根城にしているが、 ベッドがサボりや患者で埋まる日は無論、 形だけでもあてがわれている部屋へ戻る日もある]
(260) 2019/03/14(Thu) 00時頃
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あぁ、怪我はないか。 それと兎の話はどうなっている、引き取ったのか。
[獣と人間、その相容れない環境下で、 拒絶する身体であれば身体反応を診たい―― そんな下心があるせいか、グスタフに興味を向けつつ。
見渡せば周囲に顔を知る者もいる。 そのうちのひとつに空いている席を確認すれば、 途中、特別製だと知らされた皿を受け取り、席に着く。
ささみ肉には奇妙な表情だったが、>>150 レモンとライムソースはなかなかに匂いもよく、 珍しく上機嫌そうに同席者には映るだろうか]
(264) 2019/03/14(Thu) 00時半頃
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人狼とやらが蔓延しているらしいからな。 兎はきちんと確保しておけよ。 ……病にかかられても動物は専門外だ。
[言い添えた言葉はごく真面目に。 時折診るメアリーは専門外でないとでも言いたげに、 あとは静かに腹を満たすかの如く食糧を口へと運ぶ。
周囲の話を聞く眼差しを、どこか冷えさせながら*]
(266) 2019/03/14(Thu) 00時半頃
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