―書庫―
・・・貴女もいたのね。あなたも見たの?
[「行かないほうがいいわ」その言葉>>69に少しの違和感。
まるで現場を見てきたような言葉、彼女は知っていてそれを六嶋に伝えているのだろうか。
それにしては窓際に本を出してすわり妙に落ち着いているように見えるが・・・
少しの疑問は感じるもののそのままノートを手に取るとすぐに以前に訳した記事を探していく。
ワレンチナがここに来て確かめたかった記事には捕まったフォークらしき犯人の一つの証言が残る]
「とても甘いんだ。」
[[もし、これが本当ならば、全く甘くもない食べ物に今の犀川の肉なり血なりを混ぜて食べさせたらどうなるのだろう。
やはりフォークはそれを "甘い" と感じるんじゃないだろうか?
それがワレンチナのフォークを見極められるかもしれない仮説であり、いつか復讐するために試してみようと考えていた判別方法だった。*]
(78) 2017/04/04(Tue) 23時頃