268 Werewolves of PIRATE SHIP-V-
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─ 前日:食堂にて ─ [咀嚼もなにもなく、 胃袋に収まる肉の味には柳眉を落とす。 問いかけに応じるグスタフの言葉には苦笑し、>>1:280 残念だと珍しく諧謔で返すのが珍事件とも言える。
視線を落とせば、ふわふわの耳が見えた。 とうとう腹に耳でも生えたか、など続けようと思えど、 隠す様子から話題に上げるのは控えるべきなのだろう。 続く声音の意味から逃れる理由を兎に被せて、>>1:283 紅い双眸は分かりやすく逸らされ、息をそっと吐き]
私に治せない病があるとしたら、そうだな…… 人間の傲慢さくらいだろう。
[吐き出した息と共に絡めた音韻は、 故に、傍らにしか届かない程度で独り言のように。 頭を撫でる男の行為を視界にいれて頷いて、 今日は部屋に戻るつもりだと話題を切り替えた]
(18) 2019/03/14(Thu) 11時半頃
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妙な噂のせいではないが、兎は後で診せろ。 専門ではないが、一応……な。
[そんな気紛れでしかない行動が、 ザーゴの忠告を軽やかに無視していた>>1:233 と気付くのは、もちろん、翌日の話で。
今宵は医務室に戻らずまっすぐと部屋に戻り、 兎を一晩中、調べ尽くすことだろう*]
(19) 2019/03/14(Thu) 11時半頃
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─ 真夜中 ─ [───酷い、酷い頭痛に浸り、夢を紡ぐ。
忙殺の中に見出した蜉蝣を、 掴み所のない妄想だと嘲笑うかのように。 喉が焼けるように熱かった。 粘膜を満たす潤いを水に欲しても、 満たされたと思うことはただ一度もない。 好意とレモンとライムに酔い、 何より蔓延する噂に酔い溺れ自室に戻り、 今宵ばかりは焦燥を忘れ、卵を夢見ようと──
そうでなければこの酔いが癒やされまい、 そんな長閑な発想で無理に眠ったのが悪いのか]
(59) 2019/03/14(Thu) 22時頃
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────っ、は……
[”治す”ことから一時目を逸らしたのが悪いのか、 結局のところ、眠りを貪れたのは、概ね一刻程度。 疲れが取れたかといえば真逆で、 得体の知れない焦燥と共にベッドを軋ませ、 眠りの安寧からそれこそ無理やりに引き上げられた。
魘されていたのだろう。 汗ばみ、疲れ──何故か昂揚した肌を見下ろし、 それから見慣れない天井を見上げ、 次いで室内を見渡し、荒らいだ息を整える。
薄いシャツ1枚の寝巻きは薄っすらと寝汗で湿り、 未だ心臓が煩いことこの上なく、寝乱れていた。 そんな酷い有様でありながら、 同室者に動く様子はなく、吐く息を安堵に変えて]
(63) 2019/03/14(Thu) 22時頃
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……眠れもしないか。 なら、夜風にでも、…………
[物心ついた頃より時折訪れる不可解な衝動を抱え、 すでに慣れた歪みを病と認識しここまで来た。
その衝動は遠く、近く、潮騒のように。
掴み所のないそれを治すべく邁進するのが、 運命なのだと己の何もかもから訴えられた現状では。 眠れもしないのならば、 眠らずに、今、己ができることをするのみ]
(66) 2019/03/14(Thu) 22時頃
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[そうして静かな音を最後に、部屋の扉が閉まって。 医者の姿は夜のひととき、寝室からかき消えていた*]
(67) 2019/03/14(Thu) 22時頃
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─朝─
[夜風を浴び、癖のない金髪を枕に散らし、 深い睡眠を貪った朝は鶏の目覚まし時計により潰えた。
瞼を開いて数度瞬きし、 見慣れない天井の理由を思い出して身を起こし、 細い指先で乱れた前髪を整えて瞳の焦点を定めて。
皺のよってしまった寝間着を脱ぎ捨て、 無言のままに新しい服へと着替えて息をつく。 昨日と変わらない白衣の上着も羽織り、 未だグスタフが眠っているならば声だけは掛ける。
──彼の身が平穏ならばだが。 覗き込み観察している紅い双眸に宿るは興味の色。 が、そんな好奇心の瞳と目が合うかは彼次第だろう。 医者は医者の領分を守り、 彼の健康を観察しているに(恐らく)過ぎない]
(103) 2019/03/14(Thu) 23時頃
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起きているか。 外が想像しい、何か騒ぎでも起きたんだろう。
[起きれば淡々とそれだけ。 まるで興味を失ったかのようにふいと離れて、 身支度を終えた今、目指すは医務室へ──だ。
なんせ、騒ぎがある=医務室が混む。
そんな日常茶飯事であるからして、当然といえよう。 という訳で勤めを果たすべく医務室へと行くのだが。
涼しい顔で扉を潜る刹那、一言を添えた。 兎の触診の結果は───]
(107) 2019/03/14(Thu) 23時頃
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その兎、雌だな。 妊娠しているようだ、そのうち仔を産むぞ。
[言い終えた後の笑いは、ほんのりと柔らかく]
(113) 2019/03/14(Thu) 23時頃
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─ 自室→医務室 ─
[──扉に縫い付けられた伝言に、>>1:233 無視していた言い訳を考え込む医者の姿があった*]
(116) 2019/03/14(Thu) 23時頃
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……不穏だな。
[言い訳を考えるところから始まり、 仔ウサギの名前を考え初めてから数拍の後に。
ざわめく船員たちとその言葉を裏付ける血の匂いに、 さすがの無表情も柳眉を寄せて半眼となって。>>137
とりあえずはメモを放って医務室へ入り、 そうして片付けてある治療鞄を手に取って、 この違和感の源を探そうと踏み出しかければノック連打。
返事をする前に開かれた扉から入ってきたのは、>>155 昨日、グスタフに撫でられていたシーシャだった。
その彼の勢い付いた言葉に瞠る瞳には嘘がない。 船長が死ぬなどありえない、とでもいいたげに、 何より獣に食われたという推測に]
(158) 2019/03/15(Fri) 00時頃
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獣狩りより先に真相を突き詰めるべきだ。 今行く、……あぁ、シーシャ。 シーツを1つ……いや、2つ、持ってくれないか。
[無残だろう遺体を包む── という目的を告げない配慮はどう取られたか。 場所を告げて自らは鞄の中身をいくつか足して、 彼と共に、急ぎ足で船長室へと急ぐだろう]
(161) 2019/03/15(Fri) 00時頃
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─ 医務室 → 船長室 ─
[中肉中背、引きこもりに等しく白い肌に紅い双眸。 海賊というにはひ弱な体は、 船長室の前でざわめく観衆をかき分けるのに一苦労し、 それでも辿り着いた先で、診る必要もない死体が1つ。
赤黒い血溜まりに踏み込めば粘った感覚。 放置されてどのくらいかを知るには微かな情報だが、 少なくとも、深夜に殺されていることは理解ができた]
(180) 2019/03/15(Fri) 00時半頃
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……喉が致命傷だな。
[例えば刃による殺傷であれば、 その刃の特徴から武器の使い手を辿ることもできよう。 だが、これは刃でないもので噛み千切られている。
服が汚れるのも厭わず膝を付き、 喉奥まで迫り上がる衝動は辛うじて抑えて、 吐き気を散らしながらの触診は人を診るより長く。 途中、出ていくザーゴには目もくれず、 首に固まる血を鞄の中にあったガーゼで丁寧に拭い、 顕な傷を覆い隠し、少なくともまともな死体へ引き戻す。
最終的には瞼をそっと手のひらで落とさせて、 瞑目の遺体としてから見守る者へ傍を離れて首を振る。 誰でも見ればわかる死体だが、 観衆が知りたい情報は、一つきりだろう]
(182) 2019/03/15(Fri) 00時半頃
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鋭利なもので割かれてから食いちぎられている。 余程の狂気に塗れない限り、人間には不能だろう。
だが、人間が無理なら獣の犯行だとして、 獣にとってご馳走だろう内蔵が無事な理由が不明だ。
これだけでは断言はできないな。 ただ、少なくとも──…
[シーツはシーシャが届けるといっていたが、 船長をこの無残な姿のまま晒すのも忍びなく、 せめてガーゼで顔だけは覆ってやり、立ち上がりつつ。
感情を殺したような声音は誰に届くか、 海の遺体は慣習のように海に沈めるものだが、 誰が担うかまでは知らずにその場で溜息を吐き]
(186) 2019/03/15(Fri) 00時半頃
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この船の誰かが、モンドを殺した。
[それを綴る言葉はやや震えて。 紅い双眸は彷徨い、行く先を失い、曇って。
顔だけ覆われた死体に落ちてその姿を濁らせる。
この船の人間が死んだ。
その事実が己の内へ浸透するのを耐えるかのように*]
(187) 2019/03/15(Fri) 00時半頃
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狂気というのは……伝播していくものだ。
[静かな言葉は誰に届けるわけではなく独白のように。 最低限の処理しか出来ていない船長から視線を剥がし、 床へ蹲り嗚咽を──喘鳴を鳴らすエルゴットへ。
そうして、なにより決定事項のように、 死者へ渦巻く感情を伝染させたハワードへも。>>247 勿論、その言葉に怒りを帯びるヌヴィルへも。>>233]
(249) 2019/03/15(Fri) 21時頃
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船長はもう治せない。 彼を誰かが殺したのは事実だが、 その誰かを探す前に船長を弔うべきだな。
[死を間近に迎え苦難の沼に嵌る患者を、 終らせるためだけの慈悲の短剣を腰から外して。 十字架に似るそれを船長に握らせるように、 胸の上へ組ませた手へと収めて即時の弔いとした。 本来ならばシーツが覆う全身だが、 これで、少なくとも人として死んだていには見える。 それで嘆く心が安らぐかは別としても]
(250) 2019/03/15(Fri) 21時頃
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それでいい、エルゴット。 誰かを信じようとするのは勇気のいることだ。
それが仮に過ちであっても、 きみのその行為には、……きっと意味がある。
[信頼を武器にできるのならば、 この混迷で、誰かを信じることができるのなら。 その姿がなにより狂気が船に染み入る防波堤に繋がる。
だとしても不安は残るだろうけれど、 その不安を散らしてやるようにいい添えもする]
(252) 2019/03/15(Fri) 21時頃
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少なくとも昨晩グスタフは、 私の研究に付き合って遅くまで一緒だった。
[心へ浸透させるかのような、冷静な声音で*]
(253) 2019/03/15(Fri) 21時頃
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喉の傷は致命傷だと言ったつもりだが、私は。 船長がどれ程の偉丈夫であろうとも、 致命傷を受けて抵抗できる人間はいない。
[ヌヴィルを責める空気に辟易したように。>>263 緊迫の間隙を縫うように溜息を吐き出して、 ただ、冷淡と──そう在ろうとするように。
患者ではなくなった遺体に視線はもう向けず、 渦巻く険悪の中心たるヌヴィルたちを見ている>>246]
(274) 2019/03/15(Fri) 22時半頃
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誰なら『できる』じゃない。 誰なら『そうする理由がある』か、だろうな。
そしてそんな曖昧なものを探ろうとすればするほど、 疑心暗鬼に苛まれるだけの話だ。 [溜息をまた一つ、重さに耐えかねて吐き]
(278) 2019/03/15(Fri) 22時半頃
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ヌヴィル、きみがやってないと主張するのなら、 弁明よりも先にすることがあると思うがどうかね。 それとも、遺体に敬意は払わないと?
[死体は放置しておけば蛆が湧く。 早めに海に還すか、あるいは包んで冷たい場所に置くか、 どちらかでなければ船長の尊厳は死後も失われ続ける。
皆まで言わずにそれで言葉を終えて、 誰も動かないようなら率先し船長室から出て行くだろう。 届かないシーツと遺体を包む麻袋を取りに倉庫へ*]
(282) 2019/03/15(Fri) 22時半頃
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運ぶなら丁重にな。 冷たい場所なら食品貯蔵庫だが……
[これはニールの許可が必要だろう。 グスタフの声が届き、視線は料理長へと向いた*]
(283) 2019/03/15(Fri) 22時半頃
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そうか。 ……君らは、強いな。
[刺殺に特化し、死に瀕する者へ慈悲を与える短剣は、 十字架代わりに船長の胸の上へおいたまま。
女と見紛う細腕では異常事態にどうにも出来ず、 だからこそ手放した信頼の証なのだが── この現状で無防備での単独はどうにも居心地は悪い。
エルゴットの言葉には紅い瞳を細めて頷き、>>301 次いで、不穏に満ちた独白へも口端を上げて。>>291]
(338) 2019/03/16(Sat) 00時頃
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[運び手たちと共に移動する為に暫し待つ。 ハワードが部屋を出るのも邪魔はせず、 かといって視線は部屋にいる者らから離しもせず。
ピスティオの言葉には苦笑が滲んだが、>>321 かといって彼の後頭を叩いて正気に戻すには、 気力と言うものは、もう残されていなかった]
鶏は、卵を産まなかったのか。
[だから、ニールの気遣いの言葉には安堵して。 珍しく冗談を口にしたが、真面目な口調では伝わるまい]
(339) 2019/03/16(Sat) 00時頃
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血はもう流れ切っていそうだが、 包み麻袋を被せたほうが鼠の被害から遠ざけられる。 芋あたりの袋を開けておいてくれ、ニール。 シーツは私が医務室へ寄って取ってこよう。
[待てど届かないシーツは途中、医務室に寄ればいい話。 何故か姿を消したシーシャに不審を僅かに抱くも、 考えを振り払い、誰かついてくるかをひとまず尋ねて。
誰も来ないようならそのまま一人で、 誰かくるようならばその者と二人で医務室へ。
ヌヴィルの拘束についてはなにも言及せずに、 忌々しいほどに騒がしい船長室から出て行くだろう]**
(341) 2019/03/16(Sat) 00時頃
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