人狼議事


261 Werewolves of PIRATE SHIP-2.5-

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ヌヴィル! 今日がお前の命日だ!


[そういえば、傷の手当てをしてくれた町医者が言っていた。
 人狼に襲われた人間の中には、同じく人狼になってしまうやつがいると。
 そして、死なず、人狼にならずの奴でも、ふとしたはずみに獣の血が蘇るやつがいると。

 そう言って、ご丁寧な手当のあとで、自分を撃ち殺そうとしてきたあの医者は。
 今も、あの港の水底で、眠っているのだろうか。]


[そうか。

 つまりこういう事なのか。]


 ……おーお、こわいこわい。
 結局こうなっちまうんだよなあ。
 人間なんて所詮傲慢なイキモノだよ。

[呆れた口調で、お互い様だと呟いた]


[頭におかしな声が響く。

 そういえば、あの時も。
 すぐ消えはしたけれど、獣じみた声が、頭に響いていたのだった。]

 ……ッ、んだよ、またかよ。

  あぁ……?

[だが今度の声は、気のせいか、聞き覚えがあるような……?**]


[不意に、別の聲が聞こえた。
今まではなにも聞こえなかったのに]

 へえ、こいつは驚いたな。
 ひとりでに変わっちまうのかよ。

[くつくつと笑う。
本当に人狼にならないのか、試しに噛んでやろうとか思っていたけど
勝手に変わっちまうとは]

 ようこそ、お仲間さん。

[ニヤニヤしながら、まずは歓迎しようか**]


そうですねぇ。
どんな生き物も、自分が食い殺されるのは嫌でしょう。

[所詮傲慢な生き物だと論じられるのには、困ったような笑みを声音に乗せる他しなかった。
 事実だとは思うし、否定する必要性も感じなかった。]

人間が獣の肉を食べるのと同じでしょうけど。
人間はどうにも、知恵と力がありますからね。

[けれど、知恵は常に正しいとは限らない。それだけのことなんだろう。]


……?
おや。おやおや。

[すでに耳馴染んだリーヌスの声に、知らない声が交じる。
 否、知らないというのは語弊がある。その声はこの船の上で長く苦楽を共にした家族の声だ。]

ヌヴィルですね?
ひとりでに変わる? お仲間? どういうことですか。

また、と言いましたね? 前にもこんなことが?

[リーヌスにとっては飽き飽きだろう質問攻めが、ヌヴィルへ向かう*]


[ヒトに知恵があるというのなら、
ヒトと混ざって生きてきた人狼にも備わっていたはずだ。
しかし根底では別のイキモノだ。
知恵の使いどころも違ったということだろう、が―]

 なーセンセー、遠回しに俺の事…
 また、バカって言ってない?

 ―――ちぇ。

[そんなこと、十分にわかってるっつの]


[増えた聲に矢継ぎ早に襲い掛かる問いかけには
ますゲラゲラと笑ってから]

 センセー気が早すぎ!

[ツヅラを支えていなければ、本当に腹を抱えて
笑っていたにちがいない]

 おい、ヌヴィルよぉ。
 うちの船のセンセーはすげえぞ。
 諦めてしばらく付き合ってやるんだな。

[勝手に変わるというのはどういう仕組みなのか、
正直興味もあったから質問攻めを止める事はしない。

生まれついての人狼と、ヒトから転じた人狼。
違いはなんだろう]


 …だとさ。
 おい、聞こえたかヌヴィルよ。

[くつくつと嘲笑うと、
視界に入っている彼へ音のない聲を向けた]

 まともにやりあったら
 ヒト一人で勝てるわきゃねえのにさ。

[いつだって最初に恐れるのは数の暴力だ]


[変な声が聞こえてきて、頭がガンガンと痛む。
 しかしよくよく聞いてみれば、それは聞き覚えのある声だ。]

 リーヌスに……こりゃ、先生かぁ?

 なんだ、どういうこったこれは。
 勝手になったって?

[仲間だの、ひとりでに変わるだの言われても、今一つ理解できず。
 ただただ、不穏なかおをするばかりだったが]

 ……あぁ、もしかして……。


 人狼の声ってヤツか、こいつは。

[何かを思い出したように、納得したように、呟いた。]


 ─────……。


[すぅと、息を吸い込んで、大きく吐き出す。
 少しずつ、声に身体が馴染んでゆくような気がした。]

 ……そういやぁ、おめぇらも言ってたろ。

 人狼に襲われた人間は、人狼になるかもしれねぇってやつ。
 あんとき、俺を治療した医者にも、それ言われてな。
 んで、今のうちにって殺されかけたんで、逆に殺して海に棄てたんだ。

 聞こえてたんだよ、そんときも。
 こんなハッキリじゃねぇけど、頭ン中に、獣の呻き声みたいなモンが。
 まぁ、すぐき聞こえなくなっちまったし、怪我で熱出してたからな、気のせいかって思ってたよ。

 今日までは。


 聲が聞こえて、会話ができる人間もいるからなあ。
 お前も案外そのクチだったりしてよ?

[聲が聞こえて困惑している様子
ケラケラと笑って返す。
実際、船医のセンセーっていう存在がいるから
聲が聞こえるだけでは敏感な人間になっただけの
可能性だってかなりある]

 本当に人狼に変わったと思うか?
 なーんて、安易に試せねえけどな。

[くはは]


 そういやあん時の医者ぁ、言ってたな。
 蜂に刺された人間が、一回目はなんともなくても、次刺されたときにショック起こして死ぬことがあるって。
 人狼化する人間にも、そんなことがあるとも言ってたなぁ。

 ……つか、なんだ?

 じゃあつまり、この船に潜んでた人狼ってのはおめぇらで……え?
 先生は、そうじゃねぇってのか?
 よく分かんねぇけど、おめぇら、俺になんかしたのか?

[知らないうちに引っ掛かれたか、食事に血でも混ぜられたか。
 それとも、気配にあてられ、本当に勝手に覚醒したのか……自分では、班別のしようもなく。]


 まぁでも……案外、悪いもんでもねぇかもな。

[ククッと、低い笑いを零し。]


  ………………。


[暫し黙りこくったかと思えば、やがて、咀嚼音のようなものが、聞こえてくるかもしれない**]


[なにかしたのか?と聞かれれば]

 馬鹿言うな。
 興味本位で噛んでやろうと思っただけで、
 なんにもしてねえよ。

 だってお前固そうだもん。

[なにがって、肉の話に決っている。
低い笑い声に、あ?と思ったけど
なにか食べてる音が聞こえて、眉を顰めた]

 黙って食えってんだよ。

[それを言うなら、静かに食えだ]


[遠回しに莫迦にしたかというのを否定する。]

……別にそうは言ってませんよ。
そう言う時は伝わるように言います。

[今度は明確に莫迦にする意図を含んだが、さて伝わるか。]

愚直なくらいが、本当は生きるのに向いてるんですよ。
愚直に生きるだけの強さが必要ですがね。
ただ知恵があるだけでは、強いとは言えない。


狼だからって、風邪が治ったりはしないんですね。
どんな気分です?

[それは問診ではなく完全な興味だ。
 人狼は風邪を引くとどんな症状を引き起こすのか、いつも通りの質問の一環でしかない。
 ヌヴィルの声にも、いくつか頷くような気配を返す。]

人狼に襲われた人間は、人狼になる、ですか。
前にもこの声が聞こえたことがあったんですね。
しかし、聞こえなくなった――今こうなったのは何の切っ掛けかは、わからないと。
一回目は何もなくとも、二回目はショックを起こす――ふむ。
ですが、まだリーヌスは噛んではいないのですよね?


今回の騒動で狼のことが思い起こされたか、ずっと抑えられていたリーヌスの衝動が決壊したことで刺激されたのか……興味深いですね。

[こうなると止められるまで止まらないのは、リーヌスはよく知るところ。
 まあ、問うたところでヌヴィルはそれどころではないのかもしれないが。]


そういえば、俺の部屋にサイモンの残りが置いてあります。
食べたかったら、食べてくださいね。

[あまりにヌヴィルが美味そうにワッターを食べるので、そう付け加えつつ**]


 どんな気分…?そーだなぁー。
 鼻が詰まり気味でキモチワルイ。でもそんくらい。

[船医の興味ベースの問いには
ヒトのそれよりは軽いんじゃね?とのんきな返事。

ヌヴィルが人狼化した理由を考える彼が、
噛んでいないのかと確かめるのには]

 ああ、噛んでない…はず?

[変わったその時は確かに噛んでない。
だが、サイモンを喰った―理性をぶっ飛ばした夜の
己の行動はすべてを覚えているわけではない―。

そこに気がついて、ややあやふやな返事になった]


 そういや、強い人狼ほど襲った人間を変えやすいって
 聞いたことあったような…

[強弱は力ではなく、他の個体へ齎す支配力のこと。
野生の他種で言うところの群れのボスみたいなやつ]

 アイツを襲ったヤツが強かったのか、
 ブチ切れた俺がそうだったのかはわからんけど。


[残しておいて、と頼んでいた
サイモンの残りの在り処を聞くと]

 センセーわるいねー。
 フウタとツヅラにはまだ当分生きててもらわないと
 俺らも食糧難になっちまうし、ありがたく齧るわ。

[サイモンの味を思い出して、くふふと笑う。
だが今はそれよりも、ワッターが美味そう。

何故手を出さないかと言えば、
はじめての食事を邪魔しないであげようというのと、
ヒトの姿でヒトを喰ってしまうと、
己の中の均衡が崩れてしまいそうだから**]


[そういえば。
昔、ヌヴィルが狼に襲われた時。
彼を襲った狼はどんな姿だったろう。

船に上る前は闇に紛れてヒトを襲うのは日常茶飯事で
数を上げればキリがないし覚えてもいない。
彼がそんな多くの被害者の一人だったのだとしたら。

再び同じ気配を感じたことで
彼に何らかの反応が起きたのかも―――?

あくまで、可能性の話、だが]


すみません、止めそこねました。
今のツヅラには、見せたくなかったんですが。

[その言葉で、第一甲板にツヅラが上がっていくことは知れよう。
 己はどうするか、その足にはまだ迷いがある。]


 あるよ。
 んだよこんなときに。

 オンナは喰ったけど、もうひとり喰いそこねて―

[あのとき、逃げようとした人間に飛びかかって
前足で顔を引っ掻いたが、血飛沫が飛んだだけで
結局逃してしまった。
……あれ、その話……似てるな]

 あぁ?
 ええ?
 うそだろ。

[あ、俺か。
10年近くの時を経て、同じ気配が変化を促すとか…]


[ポカンとしていると、船医の声が聞こえて、
またピリピリとした神経を尖らせる。

ツヅラがこっちに上がってくる。
ヒトは武器を使う。
2対1では分が悪い]

 あぁ……わかったよ。

[めんどくさそうなため息の裏で、腹を括った]


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