268 Werewolves of PIRATE SHIP-V-
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─ 医務室へ ─
[医務室への道は慣れたもので、 思考に耽っていても躓くこともなく。
途中、ヒソヒソと噂を囁く下っ端を目にして、 その噂に、集中して耳を欹てていた。 概ね、船長室の騒ぎが漣のように広がり、 疑惑がヌヴィルに向いているのに溜息が漏れる。
恐怖は、狂気は、怒りは伝播し、 膨れて破裂するときには手が施しようもなく、 人間の傲慢さで排斥が始まるのだろう]
(16) 2019/03/16(Sat) 11時頃
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医者が治せない病など、ひとつでいいのにな。
[罅割れた言葉の本来の意味を知るものは、 この場にはいない──己ですらも。
柳眉は寄ったまま、唇は震えたまま、 船長を診た折の血で汚れた姿で溜息を籠らせて。 噂の蔓延の綻びを縫うように医務室へと]
[未だ扉に留められたメモを手に扉の内へ。 汚れた上着を脱ぎ捨て着替えながら、 手近なシーツや包帯を新たに鞄へと入れ直す。
表情は未だ失せたままだった。 最もそれは常と変わらず、 短めのノックの音にも反応は薄い。>>2]
(17) 2019/03/16(Sat) 11時半頃
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少なくとも狂人の凶行なのは確かだな、 喉を噛み千切るなど、正気の沙汰ではない。 そして、その狂人が間違いなく船に居る。
[薄い唇を歪めてただ事実だけを伝え、 そうして、改めて紅い瞳でシーシャを見据えて。
唇が歪んでいるのは恐らく彼も気付いた事だろう。 それが嫌悪に見えるか、 果たして別の何かに見えるかは兎も角として]
(18) 2019/03/16(Sat) 11時半頃
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狩りの準備がしたいなら好きにしろ、 それは強みでも弱みでもある。
きみの信念が否と言わないなら武器になるだろう。 仲間だった者を前に決意を挫けさせない限りはな。 [それで、シーツは、と続けた言葉は静かで、 怒りに満ちたような響きはどこへ向けたものでもなく。 半眼となった眼差しだけがシーシャを射抜いている**]
(19) 2019/03/16(Sat) 11時半頃
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そうも簡単に切り替えられるのなら、 君にとって弱みにならないものなのだろう。
私は……医者だ。 医者は病を治すための存在で、奪う側には──…
[言葉を途中で閉ざし、視線は力なく床へ。 吐き出した音は沈んで震え、それこそ弱さを晒す。
前髪が紅い双眸どころか顔の半ばを隠しただろうか。 俯いた時はそう長くはなかったが、 キルマークだなんだと騒がしい仲間とは一線を引き、 過去に一度もその戦果を上げて居ないのは彼も知る筈。
治療の甲斐なく未来が閉ざされた者へ、 慈悲のための尊厳死とは違う、殺人の発想。 自衛の為であっても命を奪うことなど考えたこともない。 ───そう、今までは]
(68) 2019/03/16(Sat) 19時半頃
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……聞くに堪えない惨状だな。
[喧騒からは遠い医務室で響くシーシャの報告に、>>55 吐き出したのはそんな言葉と、 もとより白い肌に青みを足した顔色のみで。
片手は口元を覆い隠して吐き気を堪えるように、 喉奥まで迫り上がる何かを耐えて、呼吸を整える。
言葉より連想した光景が意識を揺らし、 胸奥に疼く何かを熱い吐息と共に掌の内へ吐き出して]
(69) 2019/03/16(Sat) 19時半頃
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わかった、診る。 本来検死など私の仕事ではないはずだが、 そうも言ってられないんだろ。
ついてきてくれ、シーシャ。 今この船で、……ひとりは、拙い。
[鞄を掴んで、ふらつく足取りで扉へ。 問いかけには背を向けたまま、>>55 逡巡の間を以て、ゆるりと首を横へ振る]
(70) 2019/03/16(Sat) 19時半頃
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人狼……、私は、病かと思っていた。
[思い出すのは、昨夜、食堂での仲間との会話。 傲慢だと交わした言葉も脳裏に甦り、苦笑して]
病ならば治せるもの……だともな。 だがそれは、私の傲慢だったのだろう。
[扉を押し開く掌は未だ赤く汚れていて、 拭き残した血の汚れに視線を落とし息を飲みながら。 後は静かに、シーシャが後続しようがしまいが、 迷いなく行く先は捕虜牢へと]
(71) 2019/03/16(Sat) 19時半頃
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─ 廊下 ─
[うん、捕虜牢へ行くつもりだった。 だったのだが、何故か死体袋を抱え、 うろつくギリアンと出会うハメになった。>>60
下っ端たちが妙に戦いて居るかと思えばこれだ。 予想もつかない行動に呆気に取られたが、 現場保存の観点などないだろう彼に小言も通じまい]
……食品貯蔵庫が遺体安置所になりそうだな。
ニールが許可を出さない理由もなさそうだが、 あれは、怒ると怖いタイプだと思うぞ。
[頭痛でも起こしたかのような口調で溜息を一つ。 だが、診ることを望まれているなら放置もできず、 とりあえずは食品貯蔵庫へと運ぶように指示をして]
(72) 2019/03/16(Sat) 20時半頃
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─ 食品貯蔵庫 ─
[なんの因果かまた戻ることになってしまった。 ニールの許可は得られただろうか。 いや、得られずとも、他に安置する場所もない。
検死が済めば海葬できるといい含め説得し、 貯蔵庫で誰かを共にし麻袋の中を確かめようと紐解いて。
その惨状に目を背け口元を覆った。 肉の匂い、血の匂い、赤黒い染み、そして食事の痕跡。
尋常ではない光景を前にした人間ならこうなる、 そんなお手本のような反応は、恐らく見学者も同じか。
手足の拘束、切り開かれた胸板。 そこへ直接口をつけたのだろう食事を容易く想像できる、 柔らかな内蔵や、心臓のない肉体──]
(73) 2019/03/16(Sat) 20時半頃
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恐らく、拘束が先だ。 鬱血の痕が濃い、縛られ、身動きできなくされ、 その後に血を流さなければこうはならない。
[千切れかけた腕と脚の鬱血を指差し、それから]
(74) 2019/03/16(Sat) 20時半頃
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切開痕も不慣れな者の犯行だろう。 切り口は失敗の痕が見られる── 拷問というよりは切開行為に慣れない切り損じ。
刃は船長の喉を切り裂いたものより鈍く、 少なくとも斧ともう一つ何かといったところ。
……だが、そうだな。
[並べ立てる言葉はどれも空虚めいていて、 事実でありながら他人事のような響きもまた少し。
現実から目を背けたかのような感覚のまま、 サイモンを調べるに至って再び汚れた衣服や手足に、 悲壮に満ちた曇った双眸を見学者へ向けて]
(75) 2019/03/16(Sat) 20時半頃
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内蔵を食った者と、 サイモンを切り開いたものは別人だろう。 人間の中身を食い荒らす鋭いものがあるなら、 こんな拷問めいた行為をする必要はないと思える。
私の見解はこうだ。 人間がサイモンを殺し、獣が食った。
[鞄に詰めたシーツを取り出して、 今はもう肉片でしかないサイモンを包んでやりながら。 バラバラな手足を繋ぎ止める針も糸もなく、 布で巻いて形だけでも人へと戻すことしかできない]
(76) 2019/03/16(Sat) 20時半頃
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[不和の、不審の、不穏の、共鳴を避けていた。 それは己の信念とは別の何か、 防御反応であったのだろうと今更思いながら。
シーシャを見て、ふっと息を吐く。 疲れ切った顔のそれは妙に柔らかく届くだろうか]
……狩りを、するべきなのだろう。 少なくとも自衛はするべきだな、絶対に。
[彼への答えを、いま定まったかのように。 色濃い疲労を隠さずに、そっと、崩壊の背を押した*]
(77) 2019/03/16(Sat) 20時半頃
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共存、依存、或いは主従──、 関係性は不明だが敵対はしていないだろうな。
[懸命に思考を巡らせる姿は好ましく、>>97 張り巡らせた緊張を僅かに緩めて柔らかく息を継ぐ。
いい添えた言葉の意味は不和の種に為りかねない。 けれどこんな時にすら腹を鳴らす彼ならば、>>98 不審を芽吹かせることなどないのかもしれないが]
(128) 2019/03/16(Sat) 22時半頃
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私は、部屋で休む。 暫くはなにも食えそうにないと、 ニールに伝えておいてくれ。
[厨房で食事の支度しているらしき彼に、>>86 頼むよりは自分で伝えたほうが早いかもしれないが。 この場にいる理由が検死を終え薄れてしまえば、 蒼白は白に近く染まり、体調は休息を訴えている。
ふらりとした足取りは覚束なく、 今日ばかりはギリアンの傷痕を気にする余裕もなく、 伝言を残し寝台を求めて貯蔵庫を出るだろう。
行き先はいつもの通り医務室──ではなく。 単独行動を否定した言葉を口にした今、 乾きを帯び、罅割れて、否定する感情が喚こうとも、 衝動のままに自室へと向かうしかない]
(129) 2019/03/16(Sat) 23時頃
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[すれ違うようにやってきた鑑定人へは一瞥のみ。>>110 何かに怯えるような──それでいて揺れる瞳で、 掠れた吐息だけを残滓とし、喉を鳴らして去った**]
(130) 2019/03/16(Sat) 23時頃
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─ 自室へ ─
[船の揺れですら忌々しく、 視界はどうも掠れてチラつく何かに舌打ちし、 眉根も寄ったまま顔色は何時にも増して青白い。
壁に手を付き進む脚は引きずるようだった。 一夜にして塗り替えられた世界を移す双眸は揺れて、 血玉の如き赤は伏せがちに自室へと戻り来れば。
去りゆく背にひゅっと喉を鳴らして留まった。>>139 こくりと喉を鳴らすも唾液は乾き、 辛うじて届く会話の意味を考えようとしても、>>157 疲れ切り、熱さに蕩けた脳は上手く働かない]
(162) 2019/03/17(Sun) 00時半頃
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…………。
[疑惑は膨れて破裂して、 傲慢に人を裁いた人間もまた裁かれ、食われ、 終わったあとの船には何がのこるのか、などと。
のろりとした思考は底まで行き着くのが限界で、 ハワードの姿が視界から消えれば重い足を引きずり、 扉を塞ぐグスタフの横を、一言述べ、通ろうとして。 寝台を目にした安堵のせいか、 くらりとした目眩に耐えきれず視界は歪み、倒れ込む。
受け止められたのなら腕へ、そうでないなら扉へと]
(165) 2019/03/17(Sun) 00時半頃
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すまない、……2人は流石に疲れて、な。 休ませてくれないか。
[サイモンを診たせいで汚れた格好はそのままで、 拭いはしたが、手も服も血で汚れている。
”病”を治す手段を探す為に乗船したのだと、 過去、言葉にして伝えたことがある人間は彼にだけ。
連続して死体を検めた疲労は重く、 普段が普段だけに、弱みを晒す躊躇いはあれど、 ひとりで居ることもできない現状で選ぶとするなら。
彼にだけだ。 彼だからこそ、……もしかしたら、まだ]
(167) 2019/03/17(Sun) 00時半頃
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[瞼を鎖して息を吐く。 火照った何かを、抑えきれず逃すように**]
(168) 2019/03/17(Sun) 00時半頃
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[崩れ落ちる刹那に揺らめく記憶の断片は、 ひどく過去のもののように感じて双眸が揺らぐ。
伏せた瞼の内側で爛々とする紅は未だ陰りを帯び、 届く声音に留められて、肺に貯まる息を吐き。>>170
熱い──喉が焼けるようだ。 乾いた──潤いが欲しい。
辛うじて踏み留まっていた沼の淵の足元を崩され、 一度知らされてしまった甘露の記憶は、 遠ざかる縋った何かより生々しく焼き付いたまま]
……ふ
[腕に支えられた安堵に肩を震わせ、笑う。>>171 俯いて震える己が滑稽で笑いは収まらず、 眼前の肉に意識が眩んでも尚、唇は歪んで苦く笑うのみ]
(214) 2019/03/17(Sun) 12時頃
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情けないな、私は。 病を治すどころか、こんな有様では……
[その呟きは震えて力なくとも、 小さな燈火として胃に落とし衝動を未だ留めて。 見下ろすグスタフを見返す双眸は、>>173 ただの紅のまま、温厚な光だけを讃えて彼を映している]
(215) 2019/03/17(Sun) 12時頃
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[熱に魘され、夢に溺れ、>>172 物資に乏しくなれば知りうる限りの知識を尽くし、 寄港予定がなくとも船長に詰め寄り、説得までして。 病と戦ってきた過去は、己の目的に沿ったから。 誰かの為ではなく、己の為だ。 少なくとも自己犠牲の精神を持ち合わせてもいないし、 グスタフのように誰かの無念を晴らす為など、 真っ直ぐで崇高な意思があったわけでもない。
だから、熱病に臆さず専心した治療も、 悪夢に魘された夜に暖かな薬草茶で沈め、 彼が自然な眠りに落ちるまで付き合い続けた夜も。
己の目的である病の研究と人間観察の線上、 それだけの理由でしかなかった筈だ──筈、なのに]
(216) 2019/03/17(Sun) 12時頃
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[不思議と彼の前でだけは、 安らいで要られたのに気付いたのは何時だったか。
物心ついた頃よりの自覚から幾年も懸命に抑え続け、 張り詰め続けていた気を緩めても、 業病に落ちる懸念を、彼の前だけは抱かずにいれた。
───そして今、その彼を選んでここにいる]
(217) 2019/03/17(Sun) 12時頃
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……グスタフ
[疲れた言葉と共に寝台へ視線をそらした。 運んで貰えばのろのろと汚れた服へ指を這わせて、 ゆっくりとした仕草で脱ぎ捨てていく]
私は、病だと思うか
[問いかけは、傍にいるだろう彼を見上げて。 未だその瞳は、穏やかなまま**]
(218) 2019/03/17(Sun) 12時頃
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誰かの 命を うばう ……
[誰か──人間の、命を、奪う。 繰り返した言葉が谺し、鈍い思考を満たし、 伸ばされた掌に誘われるように顔を上げて。
翳された影に紅の双眸が陰る。 逃れもせず撫でられて、 その掌に柔らかな髪の質感を返し唇を歪ませた]
(251) 2019/03/17(Sun) 18時半頃
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人狼が、この船にいる。
[唐突だったことだろう。 震えた声音は未だ残滓として残ったが、 伸ばされた掌を縫い止めるようその手首を掴む。
海兵だった男と違い、医療器具を扱う細い手で、 ぐ、っと掴んだまま話さず、唇は歪のまま。 ただ影がおちた双眸だけが揺れて、 まるで、泣き出す前の子供であるかのように]
(253) 2019/03/17(Sun) 18時半頃
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私が癒やしたい病は、 人狼……獣に染まる病、だった。
[病を自覚してより、人の側には寄らず。 線引をして自制できるまでは孤独に過ごし、 その時間を全て治療への情熱として注いで生きた。
常に新しい治療を模索し続けて、 その治療を試す相手を探して海賊船にまで乗って。 海上ならばたったひとりの船医に頼らざるを得ず、 陸では他に逃げられた患者も得られ、知識も積めた。
つまりは、たったそれだけの関係だったはずだ。
けれどこうして胸に閊えていた言葉を、 訥々と語り出してしまっている理由など一つきり]
(254) 2019/03/17(Sun) 19時頃
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[この状況でも尚笑顔を浮かべる男の善性に、 眩んで、挫け、強く惹かれたのだと自覚した。
それこそ傲慢だと言いのけた人間の眩さに、 その側でありたかった、自ら堕ちた己の昏さに、 歪にした唇から嘆息めいた吐息を吐き出して]
治したかったんだ。 ただ……それだけ、だった。
[未だ拭えずにいた血に汚れた手指に、 一見、力など籠めていないように見えるだろう。 だが、膂力というものから程遠く、 治すためだけのものであった白くて細い手指は、 捉えた獲物を逃さず留め、己へ引き寄せすらして]
(256) 2019/03/17(Sun) 19時頃
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