244 原罪の伽藍テーブル
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― 廊下 ―
[消えていくだろう命を、一つ、見つめて、耐えられそうもない強い気持ちに突き動かされて、しばらく。流れる波に逆らってただよっていた。ギリアンを見かけたのはその後だったか>>+1 生きていた頃の南だったら、彼が本気で走っていたならとても追いつけないけれど、それでも追いかけて、彼を呼んだ]
ギリアンさん!
[迷子の子供を呼ぶように、はぐれた母親を探すときのように
なにもつかめなかったこの手でも、触れられるものがあるのだろうかと、手を伸ばした。 彼が足を止めてくれたなら、誰かそばに来るまで、つかの間言葉を交わそうと**]
(+2) 2017/04/08(Sat) 02時頃
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[流れる血が身体を濡らすことはなく、代わりのように頬を涙で濡らしながら、南は事の成り行きを見ていることしかできなかった。
去っていった八重。『いつものように』元気に>>3:109 いつからだったのか、彼女の頭に流れる血に意識を向け、目をみはる。 その場ですぐ追いかけたなら、フードをかぶって一人ごちる、彼女のつぶやきも耳に入っただろうに>>3:112 ついて行きたい気持ちと、離れられない気持ちがぐらぐら揺れながら、頭に響くのは彼女への違和感だった]
(+7) 2017/04/08(Sat) 02時半頃
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[壇が握る鋏を(>>3:127)、その手の動きを、思考をどこかにやってしまっても目が追う。
カッターを持ちながら、再びそれを肉叢の首に向けることなく、嘔吐しだしたワレンチナ>>3:134 かすかに残った最後の彼女への記憶。犀川の死体を見て、『フォーク』の存在を、現実を認めるきっかけになった彼女。 あの時の彼女はいつものように、冷静で鋭利な刃物のように見えたものだが。 それでも、あの状況で気分が悪くなる方が、きっと普通だ。
壇の動きに呼応するように、見つめる南の目が暗くよどんでいく。 刃物のように鋭く、きしむ心を押さえつけて、
口元に浮かべるは深い笑み**]
(+8) 2017/04/08(Sat) 02時半頃
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わっ、ご、ごめんなさい
[背後から大声を出してしまったことに頭を下げようとして、めり込む指先に目をやる>>+9 じんわりと、心に青い影がさして、泣きそうに笑って]
ふふ、そっか、私、いつもお掃除ばっかりしてるからかな 実は職員さんじゃないんですよ、伊島南って言って、ギリアンさんと同じケーキだったんです 今は、誰が本当にケーキなのかも、よくわからなくなってしまったけど……
[握られた手に感触はないようで、でも触れられる。 彼の目の高さほどまで体は浮いているから足はつかない]
(+14) 2017/04/08(Sat) 04時半頃
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誰も、みんな、私の声は聞こえないみたいなんです それなのに、こうやって触って、お話できる 空だって飛べちゃうんですよ 不思議ですね
死んでしまったら天にのぼるって聞いたことがあるんですが、私たちは違うのかな 苦しくって、もうだめだなって、そう思ったのが最後なんです
[ギリアンさんは? と首をかしげて、もうない絞め跡を無意識にさすろうと、片手を外す**]
(+15) 2017/04/08(Sat) 04時半頃
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[『美味しい』かと、尋ねる肉叢と(>>3:135)、それに答える壇>>3:141 その光景はどう見ても食事のようで、だけど、壇がフォークだったとしても、止めたいとも思わないし、狂気に飲み込まれそうな怒りを覚えることもなかった。
『懐かしい』という彼女の言葉も、穏やかに最後を迎えようとしている肉叢も、どちらも満たされている気がしたから。 欠けた何かを取り戻せたら、また、失う前に戻れるのだろうか。
壇をフォークだと思っているのに協力をさせたワレンチナは、なにを求めているのだろう]
懐かしいって、言ってたの 本当なんだろうか
[だとしたら、犀川を食ったのは壇ではないのか。 考えてもやはりわからなかったけれど、穏やかな顔の彼を見たら、それでもいいのかなと、また思ったしまった**]
(+16) 2017/04/08(Sat) 05時半頃
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― 廊下 ―
[ギリアンを追いかけた後、また廊下をさまよって、見慣れた赤衣を見つけた>>+20
音もなくただよって、彼が目を閉じているのを確認したなら、そっと床にひざをついて顔をのぞき込む。
傷がない頬、きれいな顔。月を割いたような色の髪も、きれいだなって、手を伸ばし、なでるふりだけ**]
(+21) 2017/04/08(Sat) 17時頃
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[かけられた声に目を見開いて(>>+25)、顔は引くけれど、動かしていた右手はいかようにも肉叢を受け入れる]
おはよう、ございます 私だって、どうしてわかっちゃったんですか? ふふ、すごいなあ
[驚きは喜びに、顔をほころばせて 彼が起き上がるようならまた手を貸すけれど、そうでないならそのまま、パーカーを握る手に、いつものものがないことを認め]
朝の日課、ここではもう、できないのかもしれませんね なにも、なにも……できることなんて
[ふう、とため息をついて、はりつけたような笑みをひとつ。彼がこのまま目を閉じているなら、一緒に横になってみようかな、などと思いながら*]
(+26) 2017/04/08(Sat) 23時半頃
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幸せかあ
[ひとりごちて、噛みしめて、持ち上がったまぶたの裏の目をのぞきこむ。 柔らかな声に乗せるように、柔らかな手つきで、離された手(>>+27)を、また頭の上へ]
壇さんとワレンチナさんと、一緒にいるの見てましたから…… うん、幸せなら、よかった
[きれいな髪、体温は感じなかった手でも、感触は同じなのだろうかと指を動かす。 かみ合わなくてもそれでいい。声をかけなくてもわかってくれたから、こうしてまた話ができるだけで、余りある]
(+28) 2017/04/09(Sun) 00時頃
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私は、ちょっと気になることがあるから、もう少ししたら行きますね 光ちゃん……八重さんがけがしていたみたいだから、心配で
[彼女については他にもいくつか確かめたいことがあったから、少しの間じっと肉叢を見つめたら、腰を上げる*]
(+29) 2017/04/09(Sun) 00時頃
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[頬をつねるギリアン>>+30 よくわからないと言っていた>>+32
南だって、自分の死体を見るまで、受け入れるまで時間がかかった。 去っていくギリアンを引き留めはしない。
走って行く姿を見送って、『ごめんなさい』と、一言だけ付け足して、会いたい人を探しに廊下を飛んで行った*]
(+34) 2017/04/09(Sun) 00時半頃
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[押しあてられた手の甲が彼の視界をさえぎれば(>>+33)、一瞬だけ、南の瞳に暗い影が落ちる]
ごめんね、肉叢さん
[たくさん素敵なものをくれる人だったのに。刃のように彼に向けた怒りは、まだ心の中で消化できず、閉ざされた口元にはなにも聞かず、背を向けた*]
(+35) 2017/04/09(Sun) 01時頃
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光ちゃん、大丈夫かな
[少し速度を上げて、あてもなく廊下をさまよう。 まさか彼女が物置で考え事をしているなんて思いもしなかったから、人が大勢いる場所にいるんだろうと、なんとなく思っていた。
血が彼女の黒い髪を濡らしていた。場所が場所だけによけい心配になって、そんな状況でも走り回っていやしないかとはらはらしながら、飛んで行った先で見かけたワレンチナの姿>>44]
具合、もう大丈夫かな
[瑠東が幽霊のような顔と評する顔色をうかがい(>>52)、それでも嘔吐していた時よりかはいつもの彼女に感じる気丈さがあったように思う。 肉叢と自分の、知り得る事実。自分に関しては他人事のようで、あまり関心はわかなかったけれど、二人が誰を信じ、誰を疑ってるのかは興味があったから、しばらくその場でじっと聞いていた*]
(+38) 2017/04/09(Sun) 01時頃
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