244 原罪の伽藍テーブル
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あれれ゛?ぞう、だっだんだ?
ええ゛と、みなみざん、ってい゛う゛んだね。
がんぢがい、じでで、ごめんなざい。
でも、おな゛まえ゛、しれで、よがった。
[やっぱりこれは夢なのかな?
頭上に浮かぶ伊島を見て、頬を抓る。
引っ張った頬は痛みを訴えずに、伸びた。
その様子に、此処が夢の中なのだと錯覚した。]
けーき?
しんだ……?
[ケーキってあの甘くて、美味しい?
食べると、幸せな気分になれるお菓子で良いのかな?
思い出の中のケーキを引っ張り出そうとして、
現れたのは誰かの口の中へ消えてゆく真っ赤な指先。
嬉しそうな顔をした茶髪の男。
思い出してはいけない気がして、咄嗟に頭を叩いた。
真っ赤なビジョンは掻き消えて、また背景が廊下に戻る。]
えと、ね。
さいごとが、よぐわがんな゛い、や。
ぎりあんは、ごれがらどうなるのかも、よぐ、わがら゛ない゛。
おぞら?は、まだいきだぐない、きがする。
だがら、ね。
とりあえ゛ず、おにわ、いごう゛がなって。
う゛わ゛っでる、おはな゛、みにい゛ぎだいんだ。
[夢だからなのか。
伊島の話すことは、めちゃくちゃで、意味が分からないように思えた。
それに曖昧に相槌を打って、これからどうするつもりか答える。
伊島の話の意味を理解してしまったら、いけない。
早く逃げなければと、全身の毛が逆立っていた。
中庭に行きたいとだけ伝えて、返事を待たずにまた走り出す。*]
幸せ、 しあわせ あははっ
[細い薄金は、触れられればさらりと揺れて。
閉ざした瞼を、さらに覆うように、左手の甲を押し当てる。
それきり、また、口を閉ざして。
離れていくならば、引きとめはせずに
暫く、その場に*寝転がったまま*]
[頬をつねるギリアン
よくわからないと言っていた
南だって、自分の死体を見るまで、受け入れるまで時間がかかった。
去っていくギリアンを引き留めはしない。
走って行く姿を見送って、『ごめんなさい』と、一言だけ付け足して、会いたい人を探しに廊下を飛んで行った*]
[押しあてられた手の甲が彼の視界をさえぎれば()、一瞬だけ、南の瞳に暗い影が落ちる]
ごめんね、肉叢さん
[たくさん素敵なものをくれる人だったのに。刃のように彼に向けた怒りは、まだ心の中で消化できず、閉ざされた口元にはなにも聞かず、背を向けた*]
ー 中庭 ー
[中庭は、前にギリアンと水をやった時と様相を変えていた。
芽吹いた緑は血に汚れ……ああそうだ、犀川さんが亡くなったあの日水をやるのを忘れてしまっていた。
そして庭の片隅に、割れたパンジーの鉢を見つけた。]
あーあ、まったくもう……。
[盛を終えて枯れゆく運命だったそれは、今こうして本当に役目を終えたように見えた。生きている時にこれを見たら嘆き悲しんだかもしれないが、今はこの花とともに逝けることがほんの少し嬉しくもある。]
……「ひとりにしないで」。
[己を恥じ、語らぬ神を憎み、怯え続ける日が……ようやく終わる時が来た。]
もう、ひとりじゃありません。
ひとりにはさせません。
だから……あなたもおやすみなさい。
[花に言葉は通じずとも、きっと向かう場所はひとつだから。
今一度そっと横に身を横たえて、枯れるのを待つだけとなった花の最後の香りを記憶に刻もうか。]
光ちゃん、大丈夫かな
[少し速度を上げて、あてもなく廊下をさまよう。
まさか彼女が物置で考え事をしているなんて思いもしなかったから、人が大勢いる場所にいるんだろうと、なんとなく思っていた。
血が彼女の黒い髪を濡らしていた。場所が場所だけによけい心配になって、そんな状況でも走り回っていやしないかとはらはらしながら、飛んで行った先で見かけたワレンチナの姿]
具合、もう大丈夫かな
[瑠東が幽霊のような顔と評する顔色をうかがい()、それでも嘔吐していた時よりかはいつもの彼女に感じる気丈さがあったように思う。
肉叢と自分の、知り得る事実。自分に関しては他人事のようで、あまり関心はわかなかったけれど、二人が誰を信じ、誰を疑ってるのかは興味があったから、しばらくその場でじっと聞いていた*]
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