244 原罪の伽藍テーブル
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ロビンは、トレイル立ち去る瑠東を見送り。
2017/04/08(Sat) 15時半頃
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[本能的な逃走願望は、今はその奥の、「フォーク」への恐怖を、恐怖を覚えさせるその存在への憎悪を剥き出しにさせていた。
瑠東が手にしていた刃物を見、駄目元でもと器具棚を漁れば、幾本かの包丁のほか、骨切鋏も残されていた。こういうものは(主に肉叢を警戒して)普段は施錠をされている筈だが、鍵をし損ねる程に慌ただしく職員は立ち去ったのか。
―逃げ道は、丁寧に閉鎖を行ったくせ。
まだ正面玄関は確認できていないが、おおよそ閉ざされているだろうのは想像に易い。 何故なら。犀川の死が発覚してからそれなりの時間が経ってはいるが、外より助けのある気配はない。
骨切鋏の刃先側をズボンのポケットに押し込むと、廊下に出る。
職員の姿は見えないが、住人の往来は何人かあったのか、赤い足跡が示している。]*
(23) 2017/04/08(Sat) 16時頃
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―中庭―
[臭いがとても強い部屋を通ったとしても>>0 廊下で誰かにすれ違ったとしても 誰かに止められない限り いや、止めても最終的な目的地は此処でした]
……そういえば、今更だけど。 フォークって複数いるのかしら?
それとも、疑心暗鬼でみんな殺しあうのかしら。 叫び声は聞こえないけれど…。 静かなようで、増えていく血は増えるばかり。
[ごそごそと物置を整理した後 物置の中に潜り込んで扉を閉める]
(24) 2017/04/08(Sat) 16時半頃
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……落ち着くなぁ。
[暗めの中でまどろむ]
……僕は喰われたくないんだよなぁ。 ……まぁ、誰が好き好んで。 地面に落ちたようなものを食べるのかって話だけどさ。 こんな僕のことなんて、さ。
――……。
[がりり、包帯越しに首を掻いた**]
(25) 2017/04/08(Sat) 16時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2017/04/08(Sat) 16時半頃
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見てくれてたんだ。 嬉しいな。
[知ってる、という反応には、一たび常らしい落ち着いた微笑を浮かべて]
……『これで悪魔は皆死んだ。 これで、悪魔は、 俺だけになった』
[続けて過ぎらせる、対照的な冷えた眼光と声色。それから、今度は苦笑した]
……そうだね。 役だったら、本当にいい役だ。 やり甲斐がありそうで。
作品だって、人気が出ただろうね。 サスペンス……いや、スリラーかな。……
(26) 2017/04/08(Sat) 18時半頃
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……、
[あいつ、そう切り出される瑠東の話を聞く。窺える彼の断片。生涯の。内面の。ある一つの在りようの]
……幸せ、
[ある一つの、幸福の形。 そういえるものなのだろうか。そうなのかもしれない。考えて、 肯定も、否定も、口から出はしなかった]
(27) 2017/04/08(Sat) 19時半頃
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[大量に流れた血と漏れ出た内臓からのきつい匂い。未だそれを解体し食べ続けられる檀に相容れることのできない種の違いを感じた 勝手なものである、指示したのは私なのにその指示によってますます彼女も殺さなければいけないと再認識してしまうのだから]
そう・・・違ったのね・・・ 少し・・・席を外すわ・・・トイレで口をゆすいでくる・・・ 変なことは考えないでね。 裏切ったら殺すから・・・。
[とにかく気分が悪い。 檀の服や顔についた返り血にはもう見るだけでも生理的に催す嗚咽感、解体はまだ続くと見て気分を休ませるためにその場を離れようと車椅子に何とか乗り込む。 釘押しのように一言添えて車椅子を動かし始めると、キイキイとタイアは鳴き始めていた。 体当たりのせいで取り付け部分が歪んで緩んでいるのだろう。 カッターを再びポケットにしまいながら彼女の前から離れていった]
(28) 2017/04/08(Sat) 20時半頃
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[押し込んだ刃を、どうするのか、どうしたいのか、考えては居なかった。当初の予定通り、厨房を経由して正面玄関へ向かおうとし。
足を止めた。
目に留まったのは、スローモーションの再生のように、ゆっくりとした速度で階段から垂れ落ちる血。 一段、一段と上階から面積を広げるそれを、始めは犀川の部屋から漏れ出したものかと思った。]
(29) 2017/04/08(Sat) 20時半頃
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[喉が鳴った気がした。
込み上げてくる酸味を飲み込んで、恐る恐る、階段へ足を向ける。 細い血筋は変わらない速度のまま段を下り、それを踏まないように気をつけながら、上階へと、源を辿る。
細く、長い赤い川は、ひとつの扉の前の血溜まりに至った。それは犀川の部屋ではなく、その前に、足を汚さずに入るにはもう難しいほどの赤い水溜りは、ひとりの身体から流れたとするにしては、量が多過ぎた>>0。]
(30) 2017/04/08(Sat) 20時半頃
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[錆の様な臭気は上階を覆い、ぱちゃり、と足元で水音が鳴る。水とは違う粘度の高さは、靴に覆われた爪先にも伝わる。
既に吐くものもない胃は痛みだけを訴え、口の中に苦味と酸味ばかり広がる。この部屋の住人は誰だったか。鍵すら掛かっていない扉を開けると、初めから、この部屋には赤い絨毯が敷かれていたかのような錯覚。
ギリアンと、六川の面影を感じさせる「もの」は何処かしらにまだ残っていたか。鉄と、脂をないまぜにした臭気が満ちる中で、いっそ無邪気にも見える顔で、初野は眠っていた。]
(31) 2017/04/08(Sat) 21時頃
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――トイレ――
[厨房室の前からトイレへと移動すると、鏡の中の自分に深い溜息。 顔色は青白く疲労が浮かび、目元のクマのようなものがはっきりと見える。 シシムラの行動とケーキの言葉、伊島の変わり果てた姿に檀との関係。 精神的なストレスが肩にのしかかり、少し過呼吸気味になりながら、水で顔を洗う。]
はあ・・・っはあ・・・
[しつこいほどに顔を洗って気持ちを落ち着かせるものの、身体に震えを覚えている。] ・・・私は間違っていない・・・・・・仕方ないんだ・・・・・・ くそ・・・ [平常が異常にかわった数々の出来事に、気を緩めてしまえばプツンと恐怖にも流されそうで、顔を強く振り意思を強く保つためにダンっと洗面台を叩いた*]
(32) 2017/04/08(Sat) 21時頃
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……中庭で?
……中庭で、…… また、誰かが……死んでいた、のかい。
[呟く言葉は、彼の確認へのそれではなく。 「突然もたらされた新たな事実」に関するものだった。初めて知る、その、死への]
(33) 2017/04/08(Sat) 21時頃
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[ただ、察してはいた事だ。 香る甘い匂いから。 その詳細は未だ、わからなかったが。
それに関する実際は、本当には、男には特別気にかける必要がないようなもので、ただ気になりはした、特に食べたいと思う誰かが終わったなら、それは、寂しくもあって。
……
ケーキ役、目の前の彼が言った言葉は実際正しい。男はケーキという役を演じているのに過ぎないのだから。 骨まで、 語られる望みの倒錯に裡でわらう]
(*3) 2017/04/08(Sat) 21時頃
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―― 厨房にいたときに ――
[>>22 あの時、瑠東は唇を歪め笑い、しかし、否定もなにも口をすることはなかった。“ケーキ”。瑠東がよばう時、その存在は、フォークのためにある肉を意味している。“それ”が、人間になろうと――などと嘲りを吐き出したのは先程のこと。 家畜との些細な違いを、あるいは、瑠東の持ちえる矜持を、肉を刻み、焼き、飾り立てる厨房で並べる気はないようだ。
不理解が、ただ、六嶋との間にあった。 交わるを遮る峻然たる深いクレバスがそこにあり、言葉を交わすだけが、厨房で起こり得るすべてであるように。対岸たるその場所から向けられる六嶋の視線に、同種以外を喰いものにする生き物の持つ視線に、紫の三日月が煌いた*]
(34) 2017/04/08(Sat) 21時半頃
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―― 廊下 長椅子のある場所で ―― [>>26 種類の異なる微笑みに挟まれて、画面越しにあった犯人が 隣に、長椅子に、腰かけて、その刹那の時間だけ そこにいた。
瑠東は、少しの空白を開け、「悪魔は俺だけになった」その言葉だけをなぞった。空けるべき余韻もなく、ただ繰り返す。それから他愛ない、空想的な話の続きを]
はは、人気、でるかな そういうの 人って好きなもんなの? 自分のことじゃないから? [けら、と笑う色の滲む声音]
だったら他の配役、なんだろうね 誰がフォークの役もらってんだろ 俺はどんな役? フォークにすり寄って、逆に殺されるとか?
[それは、本当に他愛のない話だった。 瑠東もまた、続かなくてもかまわないような様子で口にし、そして]
(35) 2017/04/08(Sat) 22時頃
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[>>27 言葉短な、あるいは、単にこぼれたような単語に、瑠東は首を傾げ、続きがあるか待つような間をあけた。 >>33 「中庭で」 拾い上げられたそれに、頷きをもって首肯とし]
死体はなかったし、 ケーキかフォークかも、わからないけどね
どんどんいなくなるよ くれはさんの『悪魔』もいなくなるのか、
ああ、それとも、みんな『悪魔』に、なるのかな だれかを殺したことのある『悪魔』にさ
[「そうすれば『悪魔』を殺しやすくなるね」 弓なりの薄ら紫は、中庭の方面一度それてから再び呉羽の元へ戻った。じゃあ、俺行くから。そう、いつもの調子で*口にして*]
(36) 2017/04/08(Sat) 22時頃
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[ギリアンの後にもう一人、大人を丸ごと食べるのは、いくら甘いものは別腹とはいえ無理があった。 指を食べて手首を食べて、小さな骨はケーキの中に眠るチョコチップみたいだった。
三人が一つになる前の食事は、部屋の中に秘されたもの。 六嶋が扉を開けた時、ベッドの奥には、半分ほどの大きさになった修道服がひっそりと横たわっていた。 骨が剥き出しになっていたりはしない。肉も、隠れている。 ただ不自然に盛り上がったその服が、中に欠片を包んでいるのは明らかだった。
その、まだ温もりを失っていない存在に寄り添うように。 智秋は穏やかな眠りについていた]
(37) 2017/04/08(Sat) 22時頃
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うん。……そうだね、……
他人の不幸は蜜の味、とは、よく言ったもので。 人は、多少あれ皆、人の幸福を妬むんだよ。 人の不幸を悦ぶんだ。
芸能界なんてものに、子供の内から入って、 なんとなく、わかっていた事、 ……「ケーキ」に、なって、改めてわかった。 思い知った。
……瑠東君は、どんな役だったらいいと思う? 生き延びたい? 殺されたい? フォークに、 その「無駄に散らす」フォークに不覚殺されて?
違う、骨まで、味わわれて?
(38) 2017/04/08(Sat) 22時頃
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[この部屋に3人だけ。ひとりぼっちの世界だけ。 それが終われば、全てが終わる。 目を覚ませば、きっと春を迎えることは出来ない]
……ん、
[せめてもの抵抗とでもいうように、目覚めかけた智秋は、目をいっそう固く閉じて欠伸をした。ふぁ、と間抜けな音を立てるが、もしそれを六嶋が見たならば、当然磨いてなんかいない歯が赤というよりも黒く染まっていることに気付くだろう。 斑のそれは、恐ろしく醜い。 衣服が真っ赤でなかったとしても、咥内を見ただけで、人ではないものであるとわかるほどに]
(39) 2017/04/08(Sat) 22時頃
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……なんだ、六嶋くんか
[目を擦りながら身体を起こす。 すん、とひとつ鼻を鳴らして、 ベッドに座りなおすと、もう六嶋から目を逸らさなかった]
見つかっちゃったねぇ
……大丈夫?吐いてもいいよ?
[はりつけた笑みはいつもと変わらない*]
(40) 2017/04/08(Sat) 22時半頃
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[眠る初野の姿は、幾ばくか衣服も赤に塗れ、彼までも犠牲者かと、部屋に入った六嶋は一瞬考えたものだ。
しかし、呼吸に浅く上下する肩、まるで溢れる程の苺ジャムを乗せたトーストにかぶりついた様な口元、そして初野の身体の向こう―、見覚えのある修道服、小さく、今や六嶋よりも小さくなったかに見える、六川の身体は、寄り添う初野が、ただの同衾でないことを嫌というほど知らしめた。]
せん、せい…
[乾いた唇から、掠れきった声が漏れた、]
先生。
[一歩、部屋奥へ踏み込むと、足裏が柔らかいものを踏んだ。びくりと身を震わせて足元を見る。それはもうどこの部位とも判別つかない人の肉の残骸。
目を離したその先から、小さく身動ぐ気配がした>>39。
慌てて視線を引き戻せば、寝起きに空気を求めて大きく開かれた口腔。深淵の様な、地獄の様な、空虚のような…赤を過ぎて、ただそこに、まるでぽっかりと開いた暗闇のようにみえた。]
うわ、わ…わあああああああああ!!!!!!!!
[かってない程の叫び声が出た。それはまさしく恐怖だった。]
(41) 2017/04/08(Sat) 22時半頃
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[ふ、と、口元を覆う。僅かに俯く。 彼から、視線を逸らす形になり]
…… 僕は、そう、悪魔になるのかもしれない。 君は、悪魔に、 君は悪魔には、なり得ないのかな。
それとも、 ……気に入らないフォークなら、 殺して、悪魔になるのかな?
[男は、去り行こうとする瑠東を止めはせず。 止めはせず、 ただ去り行く半ば振り向いたなら、見えただろう、
戯れには少し過ぎる、薄い悪戯な笑みが]
(42) 2017/04/08(Sat) 22時半頃
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[「吐いてもいいよ?」>>40と、まるで平常の様で此方に向ける笑みは、より六嶋の混乱を深めさせた。]
な、なん…
[なんで、と。
仲良しごっこをするような仲ではない。 けれど、談話室に行かなかった六嶋は、呉葉の言った可能性>>2:132にまでまだ考えを巡らす事ができていなかった。 仲良しごっこをする中ではないが、1年、食事の席を同じくする事もあり、日常の風景のひとつとして居た人物が、思い出すその表情と口ぶりのままに、「フォーク」として存在するのは、足元が歪むような錯覚を覚えさせた。]
あ…あ…!わああああああ!!!!
[傍から見れば、ベッドに身を起こし笑む姿と、どちらが狂気に満ちて居たものか。下衣のポケットに入れていた骨切鋏を探り、柄を手にすれば、混乱のまま、盲滅法に振りかざした。]*
(43) 2017/04/08(Sat) 22時半頃
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そういえば、みんなはどうしてるのだろう・・・・・・
[ようやく鎮まった吐き気と身体の異常、数度深く呼吸を整えると談話室で会ったきりの呉羽、瑠東、初野、ギリアン、六川、六嶋に思いが向く。]
無事だといいけれど・・・
[このまま戻る前に誰かと会えないかしら。 ワレンチナはフォークを探すのもあるが、檀のことやシシムラと伊島のこと、一度誰かに相談したいと考えた。呉羽が真っ先に思い浮かぶ、これまでの付き合いの中で唯一信用していると言えば彼くらいだろうか。根拠はないものの談話室で見たときの彼を思えば心配も少しある。 トイレを出て彼の部屋に向かって軋ませた車椅子の音を出しながら進み向かえばそれは>>36瑠東の出てくるタイミングだっただろうか?*]
(44) 2017/04/08(Sat) 23時頃
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んー、 うるさい
[わざとらしく耳を押さえ首を振る。 落ち着いてよ、と「普通」の言葉がよぎったけれど、さすがに意味はないだろうと飲み込んだ。 広くない部屋とはいえ、部屋の入口で鋏を振り回しても、新鮮な血を流させることは出来ない]
なーんだ、 吐かないんだね
……知ってる?ケーキの唾液も、胃液すら フォークにとってはこの上なく甘いってこと
[立ち上がり一歩踏み出せば、智秋の足裏でもどちらかの破片が水音をたてた。もう二歩歩み寄れば、あの鋏も届くだろう。 勿論ただ傷つきたいわけじゃない。フォークの血はいくら流しても良い匂いはしないから*]
(45) 2017/04/08(Sat) 23時頃
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ふぅん みんな、ひどいね だから“ケーキ”が食われたらTVに出るのか…… はは 俺らの不幸はきっと、喜ばれるね 食われて、食われたくなくて、殺して血みどろ それで本当に助かるのかも 知れなくて
[>>38 お誂え向きの不幸な話だと、口にして 続く問い返しにはわかりやすく眉を寄せた 右手が髪にのび、ウェーブがかったそれを巻き付ける]
俺の、『役』でしょ……
俺だったら、死んでやる気もさらさらないし、 勿論生き延びるよ 生きて、外歩きたい 遊園地とか行ってみたくて、
でも
[面白がるように眦が下がり]
(46) 2017/04/08(Sat) 23時頃
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……ひどいわ、イワコノフさん。>>28 裏切ったら殺す、なんて。
[けれどその声色は、姉妹であったならと、空想を語ったのと同じもの。嘘をついたことはないわたしは、裏切る想像を持ち合わせてはいない――食べて確かめることは、最初から話していたことだったから>>3:6。 優先順位はあれど、みんなを試すものだと思っていて]
[面持ちに浮かびだした、焦燥>>32の訳も理解できず。 イワコノフさんの思考が、わたしと食い違っていることだけ、思考の隅に置いておきながら。彼女と、きいきい鳴く車椅子が、遠ざかっていくのを見送った]*
(47) 2017/04/08(Sat) 23時頃
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でも 知ってるよ 俺みたいなやつさ、大抵映画で死んでるじゃん 「死にたくない」「こんなはずじゃ」とか そういうこと、言いながら
だからどうせ 死ぬんじゃないの やりたかったことできないで死んで、 それ見て、観客が、ああよかったって、ざまあみろって思う そういうやつなんじゃない はは、考えるだけで最低
(48) 2017/04/08(Sat) 23時頃
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[>>42 立てば、俯く呉羽の表情は窺い知ることもできなくなった。 問いに、そうだなあ、と答えを探すための言葉を発し、もう一度指先で髪を遊ばせた。]
気に入らなければ、殺してもいいし
どうかなあ…… 条件合えば 気に入らなくても、 手伝いくらいしてやってもいい 例えば、ここから一緒に逃げるとか
でも きっと俺、殺したって悪魔にはならないよ たとえフォーク殺すんだって 自分のために、好きなことやっただけ それでなるっていうなら、とっくに悪魔だよ
[自分の善なることしか してこなかったかのように 髪から手を放し、揺らし、微かに声あげて笑う様は邪気のない子供にも似ていた。
じゃあね。別れの挨拶は、気軽で、短く、なにも後ろ髪ひくものはないかのように振り返ることはなかった。]
(49) 2017/04/08(Sat) 23時頃
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トレイルは、振り返っても、それを、意味を、理解することができるかは*
2017/04/08(Sat) 23時頃
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[――そしてわたしは、“食べやすく、運びやすくした”藤也くんを、失わないよう大切に、冷凍庫と冷蔵庫に仕舞い。伊島さんを廊下に置いておくのも気になって、食堂の椅子を並べたところに寝かせて]
[イワコノフさんの戻りを待つ事なしに、その場を後にする]
[食堂との間に掠れた足跡を残している間は、湿った服が気になることもあった。けど、乾いてしまえばごわつきも意外と気にならなくて、厨房の水道で顔をすこし洗っただけで、わたしは歩く。 汚れたその理由を、隠してしまうつもりもない]
(50) 2017/04/08(Sat) 23時頃
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[少しばかり、尋ねてみたいことがあった。 だからわたしは歩きながら、あちらこちらに目線を遣って――呉羽さんの姿を探す]
“美味しい香りしかしない状況でも” “演技しようと思っているだけで” “容易く吐いて、顔色を変えられるものなのですか?”
[おそらく。一番的確に評価をくれるのが、俳優であった、呉羽さんだと思ったから]
[わたしは、そもそも誰の事も、フォークだと思っていなかった。 閉じたこの箱庭が、ずっとあるものだと思っていた。 だから――誰の演技を見抜ける気も、していない]
[となれば、優先順位すら付けず、手当たり次第“確かめて”いっても構わないのだけど――フォークを殺すしかないと、口火を切ったイワコノフさん。彼女については、フォークだと不思議なことがいくつもある。 イワコノフさんは後回しでもいいのかしら、なんて、ぼんやりと考えている]
(51) 2017/04/08(Sat) 23時頃
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