244 原罪の伽藍テーブル
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[その事実は、あまりに唐突で、
甚だしくショックな、
筈だった。
けれど、実際には、そんな事は、そう、どうでもよくて。なんだ、そうだったのか、とか。難儀だなあ、とか。そんな、軽い感想しか、その時には浮かぶ事はなくて。
ただ、ただ、何より、
美味しそうだなあ、と。
食べたいな、と。 思ったから。
自然、男はその処理に向かった。そのまま血を啜り、噛り付き、満腹になるまで夢中で味わって、
残りは、捨てるのは勿体なさ過ぎるし、面倒で危険だと考えて。今思えば酷くぎこちない仕事ながらもなんとか切り分けて、冷蔵庫に入れて、少しずつそのままや料理してやで食べた。腐るに間に合わない分は冷凍した。そうして初めて食べた「ケーキ」の味はよく覚えている。彼女は濃厚なベイクドチーズケーキのような甘さをしていた]
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うん、俺、むつかわさんのことちょっと見直しました おなじこと言ってる人、いなかったから
[一度途切れた視線は、再度かち合った。 ゆるゆると紫の三日月を浮かべる瑠東は、呉羽の理解した違いを、理解していない。
挟まる空白は、人の少なくなった施設の息遣いを意識させる。人からしぶいた、赤い血潮の、その残り香を。それを吸い込む、保護施設を。 瑠東は、それへ耳を傾けていたが、呉羽が話し始めるにしたがって注意を、彼の、低い、けれど耳通りの良い声へ傾けた。
眉が寄せられる。 それは、不愉快でなく、不理解の、仕草として。訝しさを表して。]
それって なにか悪い?
(1) 2017/04/08(Sat) 01時半頃
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怒りたきゃ 怒ればいいじゃん 殺してやりたきゃ殺せばいいし かわいがりたければ かわいがるもんじゃ、ないの
フォークは俺たちを食いたいから食うし、 俺たちはフォークにくわれるけど でも いたいのは痛いし 俺もすげえ痛くてぶん殴ったし 怒鳴った
[過去を交えて話し、それから、呉羽の片手を指さす]
それ、食われた時も痛かったんじゃないの 怒りもしなかった、とか、はは まさか?*
(2) 2017/04/08(Sat) 01時半頃
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[考えてみれば、
葡萄が嫌いになったのはそれからだ。
かつて好きだった葡萄、その食感が、無味となってみるとどうにも気持ち悪く感じられて。逆に、林檎、それなどは、かつてはどうでもよかったのに、食感が好ましく、比較的頻繁にたべるようになった。
そんな事を考えて、
いい匂いだな、 近付いてきた瑠東に、思った。それは彼が纏う他の「ケーキ」の匂いと、彼自身の、その匂いと]
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[視線を追って、紫目もその指へ向かった。 両掌の隙間に、あるいは、指の格子に。瑠東の目ではなにも見つかるものはない。その腕噛みついたと聞く、フォークの残滓も、錯覚も、見るものはない。
首をわずか傾げ、ぽつりぽつりと小雨のような言葉を追うことにし]
そうだよ
自分の気持ち以上に大事にしなきゃいけないものってなくない? どうせいつか死ぬのに やりたいことしないで何が楽しいのか わっかんないな
(8) 2017/04/08(Sat) 02時頃
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今も夢見て、それで、 でもようやく 今気づいたんだ かわいそ どんだけ自分のこと無視してたの
くれはさんってさ、生きるのめちゃくちゃ下手糞だね
[三日月ゆらして わらい、けれど、視線を一度左下に流した。次いで上へ。ゆらりと動くに合わせて、色を変えて。そうしてまた、呉羽へとむける]
仕方ないな そういう要領わるいの、はは 嫌いじゃないからさ
(9) 2017/04/08(Sat) 02時頃
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特別だよ ほんと
俺が許してあげるよ くれはさんが 誰殺したって、憎んだって、 泣いたって笑ったって、怒ったっていいよって
“元”役者が どんな顔しても 俺が認めてあげるよ どんな汚い顔でも さ*
(10) 2017/04/08(Sat) 02時頃
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[肘をつき、ふぅん、と相槌をうち]
ああ、じゃあ
いまが、これが、
最後のチャンスかも知れないんだ
もう昔の怒りは、晴らせないけど いまは、さいかわさんの怒りは、それだけは
……それだけが、晴らせるかもしれないんだ
[>>11 左手を奪った相手は知れない、それを語る言葉に、瑠東は得心するように、事実を並べるように
あるいは 煽るように 口にする その口端は何時しか微かに吊られている]
(13) 2017/04/08(Sat) 02時半頃
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[>>12 褒めるならちゃんと褒めてよ。 そう言いたげに瑠東は眉根を寄せ、力を抜く]
メシア 知ってる、神様でしょ
自分の気持ちも やりたいことも我慢して そうやってまでして 守りたいものって、 守りたい神様って、 俺にはわかんないから
そのせいで苦しいなら 神様に苦しめられてるならさ 俺にあげられるものなら 全部 あげるよ 肉も 血も 骨もさ
フォークじゃないなら、要らないものしか、もってないけど
(14) 2017/04/08(Sat) 02時半頃
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はは、だから 残念だね フォークだったら もっと 甘やかしてあげたのに
いま俺がくれはさんに言えるのって、 「だいじょうぶだよ」しかないから
―― 神様に喧嘩うる勇気が出たら教えてよ 気が変わらなかったら また、怒って笑って、殺していいよって言ったげる
[そこまで話すと長椅子の端から立ち上がった。 当初の目的の、自室へ向かおうと、そう思って]
でも なんでも期限があるしさ ここにいるフォークも、いつ死んでるかわかんないしね*
(15) 2017/04/08(Sat) 03時頃
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[僕がフォークだと知ったら、
君は、やはりそのように、笑うのでしようか]
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[>>16 紡がれる役に 微か三日月が膨らんで眦を下げる]
それ、二つとも俺知ってるよ TVでずっと見てたもん なんだっけ、 復讐を遂げて、初めて人を殺した犯人が言う台詞 俺好きだったんだけどな……忘れちゃうもんだね ……くれは るきの 最初の「ケーキ」役 腕を失い、友を失い、 「フォーク」を探す殺し合いが始まる 一人、ひとり、死んでいく くれはは、こころの揺れ動くを否定するくれはは、 否応なく巻き込まれていく なんてさ
随分いい役もらってるじゃないの
あ、そしたら俺共演者じゃん はは、やった
(18) 2017/04/08(Sat) 03時半頃
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……――、…… フォークに食われるの やっぱり痛いよ きついし、吐くし、そのあと熱出るし 切った薬指は料理してやったんだけど、あれも最低だった 嫌な臭いしてずっと鼻いたくて最低
でもさ、そういう風に俺が俺を分けてやれば フォークはさ、あいつは、俺を一番大事にしてくれるから 大事に、かわいがってくれるから
[ぐしゃりと髪をかき混ぜ、 煩わしがるように「だからさ、」と続け]
(19) 2017/04/08(Sat) 04時頃
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それって、いいことじゃない? 目一杯愛されて、大事にされて、 俺がいなきゃ死んじゃうくらいにさせて 俺もフォークかわいがってやって
それって幸せなことじゃん フォークのための俺で、フォークは俺を大事にしてくれる それで暮らせるなら、なにもいらなくない?
(20) 2017/04/08(Sat) 04時頃
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あ、ああ だから さっき中庭みたら血だらけで、ああやって、 たくさん零す無駄な食い方するような奴は 可愛がってやる気も起きないな 本当 最低
だから フォークって言っても悩んでるんだけどさ 絶対 大事にしてくれなそうじゃん 一つ残らず 骨も残さずって食べ方したことないぜ、きっと
…… うまく言えないけど、そんな感じ ねえ、これで伝わってる? こうやって話すの苦手なんだよね 面白くもないし こんなに幸せでしたって 自慢話になるし、さ*
(21) 2017/04/08(Sat) 04時頃
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トレイルは、クレパスキュールへ、質問の真意を探るように視線を向け*
2017/04/08(Sat) 04時頃
[ただ、察してはいた事だ。
香る甘い匂いから。
その詳細は未だ、わからなかったが。
それに関する実際は、本当には、男には特別気にかける必要がないようなもので、ただ気になりはした、特に食べたいと思う誰かが終わったなら、それは、寂しくもあって。
……
ケーキ役、目の前の彼が言った言葉は実際正しい。男はケーキという役を演じているのに過ぎないのだから。
骨まで、
語られる望みの倒錯に裡でわらう]
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―― 厨房にいたときに ――
[>>22 あの時、瑠東は唇を歪め笑い、しかし、否定もなにも口をすることはなかった。“ケーキ”。瑠東がよばう時、その存在は、フォークのためにある肉を意味している。“それ”が、人間になろうと――などと嘲りを吐き出したのは先程のこと。 家畜との些細な違いを、あるいは、瑠東の持ちえる矜持を、肉を刻み、焼き、飾り立てる厨房で並べる気はないようだ。
不理解が、ただ、六嶋との間にあった。 交わるを遮る峻然たる深いクレバスがそこにあり、言葉を交わすだけが、厨房で起こり得るすべてであるように。対岸たるその場所から向けられる六嶋の視線に、同種以外を喰いものにする生き物の持つ視線に、紫の三日月が煌いた*]
(34) 2017/04/08(Sat) 21時半頃
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―― 廊下 長椅子のある場所で ―― [>>26 種類の異なる微笑みに挟まれて、画面越しにあった犯人が 隣に、長椅子に、腰かけて、その刹那の時間だけ そこにいた。
瑠東は、少しの空白を開け、「悪魔は俺だけになった」その言葉だけをなぞった。空けるべき余韻もなく、ただ繰り返す。それから他愛ない、空想的な話の続きを]
はは、人気、でるかな そういうの 人って好きなもんなの? 自分のことじゃないから? [けら、と笑う色の滲む声音]
だったら他の配役、なんだろうね 誰がフォークの役もらってんだろ 俺はどんな役? フォークにすり寄って、逆に殺されるとか?
[それは、本当に他愛のない話だった。 瑠東もまた、続かなくてもかまわないような様子で口にし、そして]
(35) 2017/04/08(Sat) 22時頃
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[>>27 言葉短な、あるいは、単にこぼれたような単語に、瑠東は首を傾げ、続きがあるか待つような間をあけた。 >>33 「中庭で」 拾い上げられたそれに、頷きをもって首肯とし]
死体はなかったし、 ケーキかフォークかも、わからないけどね
どんどんいなくなるよ くれはさんの『悪魔』もいなくなるのか、
ああ、それとも、みんな『悪魔』に、なるのかな だれかを殺したことのある『悪魔』にさ
[「そうすれば『悪魔』を殺しやすくなるね」 弓なりの薄ら紫は、中庭の方面一度それてから再び呉羽の元へ戻った。じゃあ、俺行くから。そう、いつもの調子で*口にして*]
(36) 2017/04/08(Sat) 22時頃
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ふぅん みんな、ひどいね だから“ケーキ”が食われたらTVに出るのか…… はは 俺らの不幸はきっと、喜ばれるね 食われて、食われたくなくて、殺して血みどろ それで本当に助かるのかも 知れなくて
[>>38 お誂え向きの不幸な話だと、口にして 続く問い返しにはわかりやすく眉を寄せた 右手が髪にのび、ウェーブがかったそれを巻き付ける]
俺の、『役』でしょ……
俺だったら、死んでやる気もさらさらないし、 勿論生き延びるよ 生きて、外歩きたい 遊園地とか行ってみたくて、
でも
[面白がるように眦が下がり]
(46) 2017/04/08(Sat) 23時頃
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でも 知ってるよ 俺みたいなやつさ、大抵映画で死んでるじゃん 「死にたくない」「こんなはずじゃ」とか そういうこと、言いながら
だからどうせ 死ぬんじゃないの やりたかったことできないで死んで、 それ見て、観客が、ああよかったって、ざまあみろって思う そういうやつなんじゃない はは、考えるだけで最低
(48) 2017/04/08(Sat) 23時頃
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[>>42 立てば、俯く呉羽の表情は窺い知ることもできなくなった。 問いに、そうだなあ、と答えを探すための言葉を発し、もう一度指先で髪を遊ばせた。]
気に入らなければ、殺してもいいし
どうかなあ…… 条件合えば 気に入らなくても、 手伝いくらいしてやってもいい 例えば、ここから一緒に逃げるとか
でも きっと俺、殺したって悪魔にはならないよ たとえフォーク殺すんだって 自分のために、好きなことやっただけ それでなるっていうなら、とっくに悪魔だよ
[自分の善なることしか してこなかったかのように 髪から手を放し、揺らし、微かに声あげて笑う様は邪気のない子供にも似ていた。
じゃあね。別れの挨拶は、気軽で、短く、なにも後ろ髪ひくものはないかのように振り返ることはなかった。]
(49) 2017/04/08(Sat) 23時頃
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トレイルは、振り返っても、それを、意味を、理解することができるかは*
2017/04/08(Sat) 23時頃
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―― 廊下 ―― [>>44 彼女の姿が見えたのは、 呉羽と話していた、廊下に誂えてある長椅子から さほど歩数を数えないうちに、だろう]
あ、 わ――…… どうも [多少の驚きを載せて、けれど先日の忠告を覚えていたかのように名は呼ばず。]
生きてたんですね、 ああでも、ひどい顔 幽霊でも見たみたいな――――ああ、見るのは死体か
幽霊みたいな 呉羽さん、ほらそこにいますよ 椅子に座って、 でも、ちょっとは元気戻ってると思います
(52) 2017/04/08(Sat) 23時頃
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トレイルは、そのまま過ぎるなら呼び止めはしないかのような調子で*
2017/04/08(Sat) 23時頃
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いしまさんとししむらさん へぇ それってフォークだったから だれかが 殺したんですか?
[あまりそう見えなかったな などとごちる様子は 新しく知った事実に驚いた素振りもなく]
うーん、何か伝えられれば良かったんですけど 死体も見つけてないくらいだから、言えることなくて
あ、でも ろくじまさんはフォークじゃないみたいでした さいかわさん殺しただろってカマかけたら、怒鳴りだして、煩かったな――子供みたいにぎゃんぎゃん
(60) 2017/04/09(Sun) 00時頃
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トレイルは、行き先について、部屋に戻るところでした、と付け加えながら*
2017/04/09(Sun) 00時頃
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[ 2人の死の流れに、シシムラ殺害の犯人に、頷いた]
ししむらさん、頭おかしかったから むしろ1人殺したところで止められて、よかったですね [滑らかに話す声色は、天気雨が止んだことを喜ぶような穏やかさを。 けれど問いに、流れる言葉は止まった]
誰が、か 俺、あなたは俺を疑うかなって、勝手に思ってたけど そんなこと聞くなんて 多少信じてもらえてるんですか*
(71) 2017/04/09(Sun) 00時半頃
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トレイルは、ふと、耳を澄ますようなしぐさをして*
2017/04/09(Sun) 00時半頃
― 部屋の中、三人が一つになる時間 ―
[ギリアンも、六川もそう。
柔らかい場所を、あるいは近い場所を狙うようにして
とくとくと脈打つ太い動脈に噛みついた。
甘いものを食べるのに、苦い表情はいらない。
痛烈な悲鳴もいらない。
咽び泣く涙も――それはとても甘いけれど――いらない。
今も、手首と、そしてギリアンと同じように腕に噛みついて出来た傷から、とくとくとくと血を流し、部屋の中はさらなる甘い香りに満たされた。
自ら瞼を下ろした六川の姿は、穏やかに見えた]
[全部は食べられないから。
半分だけ食べようと思った。
柔らかな胸に驚いたけど、その食感は他のどこよりも本物のクリームみたいで、食べながら思わず声をあげて笑った。
美味しかった。
腹が膨れて気持ち悪くなったけれど、吐き出しそうなのを堪えてひたすら手を口を動かした。
好きなものは皿の上にのるくらいがちょうどいい。
食べ残したら長いことおいてはいけない。
すぐに悪くなってしまうし、不思議と悲しいような気持ちになるから。
――まだわからないけどそんな気分になるような気がするから。
全部食べられたらいいのに。
全部、 全部。 三人で、ひとつに*]
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[>>80 返される言葉に、ふぅん、と相槌を打つ。]
どうやって判断してるのか、わからないけど もしフォークみつけたら教えてくださいよ
ちょっとしかここに住んでないけど、 でも、知った顔にフォークがいるなら、会いたいから
[そう返した時 空気を震わせる声が、 恐怖を知らせる、切羽詰まったような、声が届く。 イワコノフの確認に短く頷いて
彼女の即時の行動は、素早いものだった 自ずと声を背に向けるようになるか]
死体みつけたわけじゃ、なさそうですね だったら 俺、
(82) 2017/04/09(Sun) 01時半頃
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[そう、口にしながら 今にも動き出そうとする、その車椅子の 側面か、背後か ――あるいは気づいた、彼女の腕になるか。
足をもちあげ、伸ばし、 遠慮なく蹴りつけんと振るう]
できればゆっくり、会ってからはなしたいんですよね 今後の人生、決まるかもしれないからさ*
[右手は後ろに回し、 背側に隠し持った――施設内歩く途中で見つけた、シーツを巻いた刃物を取り出して、瑠東は、口端をあげ*]
(83) 2017/04/09(Sun) 01時半頃
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