258 夏合宿はじめました
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[懐中電灯は何処かで落とした。
窓が無ければ月明かりも入らない
無個性の世界には非常ベルの赤ランプすら無く。
少しづつ、少しづつ。闇に閉ざされていく閉鎖世界
至近距離からあの声を聞いた瞬間、
視界の全てが黒に塗り潰された。]
[きっと、様々な面で考えが甘かったのだろう。
ホンモノを求めるあまりに、
収集した情報の何割かを偽りと切り捨てた。
とても楽しいことなのだからと、
大人には許されないイベントを企画した。
遭遇することを願っていた癖に、
部員達を連れてきた。
自分達の前に現れる霊がいるのなら、
どのような種類か思考しなかった。
彼らが害を与えられる可能性を真剣に考えなかった。
一人で来るべきだったのだと今なら分かる。
それならば、こうなることも受け入れられたのに。]
[自分のせいで周りの者が────……そんな可能性。
まるで、あの頃に戻ったようだ。
巡る後悔と過去の想起は僅かな時間
すぐに意識が闇の中に落ちてゆく。]*
──── 校舎・廊下 ────
[無人の廊下──視聴覚室から少し先に懐中電灯が転がる。
それは何の前触れも無く、宙より出現し落下した。]
……戻って来た?
[すぐ傍らに立つ男と共に。
しかし、仮に誰かがやって来たとしても
見つけるのは落とし物だけ、その姿を見ることは無い。]*
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