258 夏合宿はじめました
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[懐中電灯は何処かで落とした。
窓が無ければ月明かりも入らない
無個性の世界には非常ベルの赤ランプすら無く。
少しづつ、少しづつ。闇に閉ざされていく閉鎖世界
至近距離からあの声を聞いた瞬間、
視界の全てが黒に塗り潰された。]
[きっと、様々な面で考えが甘かったのだろう。
ホンモノを求めるあまりに、
収集した情報の何割かを偽りと切り捨てた。
とても楽しいことなのだからと、
大人には許されないイベントを企画した。
遭遇することを願っていた癖に、
部員達を連れてきた。
自分達の前に現れる霊がいるのなら、
どのような種類か思考しなかった。
彼らが害を与えられる可能性を真剣に考えなかった。
一人で来るべきだったのだと今なら分かる。
それならば、こうなることも受け入れられたのに。]
[自分のせいで周りの者が────……そんな可能性。
まるで、あの頃に戻ったようだ。
巡る後悔と過去の想起は僅かな時間
すぐに意識が闇の中に落ちてゆく。]*
──── 校舎・廊下 ────
[無人の廊下──視聴覚室から少し先に懐中電灯が転がる。
それは何の前触れも無く、宙より出現し落下した。]
……戻って来た?
[すぐ傍らに立つ男と共に。
しかし、仮に誰かがやって来たとしても
見つけるのは落とし物だけ、その姿を見ることは無い。]*
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ちょっ、待ってくださいまだ心の準備が……!
[扉の前で心の準備をしていた彼女を横目に、何のためらいもなく戸を開けて見せた先輩。>>12 目的に向かってずかずか進んでいくと思われたその背中はしかし、動かない。]
……どうしたんですか?先輩?
[先に戸を開けてくれた先輩。その大きな背に隠れて中の様子は見渡せない。 背伸びをして、拍子抜けしたような表情でこちらを振り返る先輩>>14の肩越しに室内を見渡す。 見ると、理科室においてあるはずの見慣れた模型の姿はどこにもなかった]
(28) 2018/07/22(Sun) 21時頃
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授業に使わないから片づけたんじゃないですか? ……って、
[がたん。 響いた音に、思わずひっと小さく悲鳴を上げる。]
……なに、今の音……。
[教室の奥の方、理科準備室から聞こえてきたその音。 まるで何かが地面に落ちたような。 胸の鼓動がどくんと高鳴る。]
……も、もしかして、風でなにか物が落ちたのかも。 だとしたら、あっちに開いてる窓があるかも!
[そもそも理科準備室に窓はあっただろうか。 そんな疑問は、「そうであってほしい」という願望に塗りつぶされた。 同行者の制止も聞かず、彼女は教室の奥に向かって歩き出した。 理科準備室のドアに手をかけ、開ける。 しかし薄暗い室内には、とくに変わった様子は見受けられず]
(29) 2018/07/22(Sun) 21時頃
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ちょっと二人とも、はやく!
[同行者の方を振り返ってーーその一瞬。
彼女の前に、影が落ちた。]
っ!?
[咄嗟に目の前へと向き直る。
先程までそこにはなかったはずの人体模型。 それが今、目の前にあった。
全身の筋肉が強張る。 悲鳴を上げようとした喉が凍りつく。 本能で逃げようとした足がもつれる。
気が付いたら地面が間近にあり、顔面を強打していた。 幸い大した怪我ではないが、恐怖で自由の利かない体のまま、彼女は眼前に迫った怪異を見上げる他なかった。*]
(30) 2018/07/22(Sun) 21時頃
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[自分で厳選したはずのライトは何処かへ転がっていき。 覆い被さられた瞬間、自分はここで終わるのかと覚悟した。 ぎゅっと目を瞑った彼女に、頭上から声がかかる。>>37]
……っ、ああ……。 だ、大丈夫です……。
[目を開けると、自分に覆い被さっていた怪異の姿はなかった。 代わりに先輩の足元に、人体模型が転がっている。]
……っひ、
[同学年の彼に手を借りて>>38立ち上がる。 そして、転がったそれを見下ろしながら]
(42) 2018/07/22(Sun) 22時半頃
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本当だったんだ、理科室の人体模型……。
[ぽつりと呟いた。 ざわり、嫌な予感。早くここを立ち去った方がいいと本能が告げている。]
……いったん、集合場所に戻りましょうか。 今起こったことを話してあげたら、部長が泣いて喜ぶに違いないわ!
[彼女は部長になにが起こったかをまだ知らない。 早く戻ろうと同行者の二人の袖を引いて、踵を返そうとした。]
(43) 2018/07/22(Sun) 22時半頃
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