244 原罪の伽藍テーブル
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こういうことする気、あんまりなかったんですけど
でも、だって いくら外国でもさ、 就職の面接に 関係ない人連れて行かないでしょ? まあ、俺も面接受けたことないけどね
[車椅子は簡単に倒れ込み、乗っていた彼女も投げ出された。きっと、通常なら彼女はこうはならないだろう。現に触れた右腕に、筋肉質の硬さを、服の上からでも感じている。]
それで、われんちなさん 俺は詳しくないから聞きたいんです あなただったら、一時的に相手の動きを奪う時って どこを刺すんですか
[俯いた彼女に見えることはないだろう、瑠東は確かに高揚を口端に乗せ。彼女に、どこを刺されたいか尋ねる。素人に刺されるよりは、と答えるのを期待してか否か、表情はもとより声音からもつかめない様子で]
(3) 2017/04/09(Sun) 02時頃
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ゆっくり話してる場合では、って。 あの悲鳴がケーキだったら大丈夫ですよ どうせ食われるだけだろうし そんなの、ここでだって、外でだって たくさんあるうちの一つでしょ
[廊下に伏せた彼女にも伝わるだろうか。 瑠東が、右手に持った刃物の先を どこを刺すべきかを確かめるように 服越しにひとつひとつ、筋肉のついた部位をなぞるのを。]
でもね、安心してくださいね あなたを殺すつもりはまだないですから
だって、悲鳴の先のフォークが最悪な野郎だったら 俺はちゃんと、殺してくるんで そしたら、はは、仲直りしましょ
(4) 2017/04/09(Sun) 02時半頃
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それで、
[尋ねる声音は確かに低く、冷たく]
俺に刺されるの *どこがいいですか?*
(5) 2017/04/09(Sun) 02時半頃
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[>>9 取り乱す様子もないイワノコフに、瑠東は鼻白んだように息を吐いた。 その実、彼女が胸裏で打開策を考えていること。彼女が、自らを律することに長けた人物だということ――ともに暮らした月日の浅い瑠東には推測することも能わなかった。]
目的ならさっきから言ってるじゃないですか 『フォークとゆっくり話したいから』 話して こいつでいいかな って思ったら、 俺、フォークにつきますよ
あんな汚い食い方するんだから時間はかかるだろうけど ――まあ、食い方教え込むのも楽しそうですもんね 俺そういうの結構好き 少しずつ相手を変えてやるってぞくぞくしませんか、ねえ
[>>10 その問いが、たとえ時間を稼ぐ目的だろうと、思考の綻びから現状を打破するためのものであろうと。瑠東は気にせず言葉を返した。けれど返答は歪に積みあがった価値観に支えられ、それだけでは、理解することも少なかろう]
(12) 2017/04/09(Sun) 14時頃
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まあ、……実践を見せてもらう気は、 もちろんないので、……んー……
[話す間にも刃先は衣服の上から骨を探り、 骨に絡みつく筋繊維をなぞり、
ここでいいかな、などとのんきな言葉と共に止まった。
肩甲骨。 筋肉のついた、けれど、男のものより華奢な背にある その右側の骨を。 右腕の運動能力を支える、その根幹を。
イワコノフの、ひねりあげた右手を膝で封じたまま 瑠東は体重を両手に――両手の先の、刃物に乗せて。
裂いた肉の、筋繊維の、その奥の骨を砕くために 鈍色の光を埋め込む。]
(13) 2017/04/09(Sun) 14時頃
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トレイルは、ワレンチナの肌が、刹那衣服の奥に見え、すぐに赤に覆われて見えなくなる
2017/04/09(Sun) 14時頃
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[>>10悲鳴は、誰かの名前に置き換わった。 誰かの。呉羽の、名前に。 先程言葉を交わした、その男の名前に。 >>8>>11それなのに、どこかからは別の声が、 なにかの悲鳴が、鼓膜を揺らす。
二つの音を受け取り あぁ、 と瑠東は、吐息をこぼした。 一瞬の充足を得たかのような、微かな熱の発露のある吐息をおとし]
だめだよ 名前呼んだら、来ちゃうじゃん はは、ゆっくり話す時間なくなっちゃう いそがなきゃ
[刃物を引き抜いた。 瑠東はイワノコフの上から立ち上がり ――立ち上がる刹那に、その金髪に触れ 急がなきゃ ともう一度口にし 歩き始めた*]
(14) 2017/04/09(Sun) 14時頃
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トレイルは、ワレンチナの血が付いた刃物をぶらさげて
2017/04/09(Sun) 14時頃
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[歩き、歩いて 数週間歩きなれた、入所者たちの部屋が連なる廊下。
そこには、ささやかな川があった。
地に恵み齎すとは到底言い難い、肉紅色の 枝つ別れた先から褐色みのます、ちいさな川>>4:30が。
瑠東がたどったのは、階段に流れ落ちるものと、逆に伸びた支流であり そのせいだろう、こちら側はさほど長い脈を残してはいない。]
(17) 2017/04/09(Sun) 16時半頃
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[足音のないように、血脈の源を、たどる。 たどった先、一つの部屋の前にある血だまり。
その先には気配があった。 生きた気配が、むせかえるような血の香りの中に紛れて 部屋の中から這い出している。
>>15>>16 複数ある声の欠片が耳に入る 瑠東は少しく思考する間を、歩くリズムの中に織り込んで そして、血だまりの横で足を止め、壁に背を預けた。 その声を、その部屋の状況を、知ってみようと思って**]
(18) 2017/04/09(Sun) 16時半頃
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トレイルは、下げた刃物から落ちる滴が、床の血液と*混ざりあう*
2017/04/09(Sun) 16時半頃
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[途切れ途切れ聞こえる会話の断片。 日が浅いと言っても、声の持ち主にあたりはついた。 いつも通り>>23 をいつまでも続ける女の声と フォークを殺した>>25と、ひどく嘔吐いた男の声と。
瑠東はその、事実と思われる言葉を、端的な言葉を。 壁に身を預けて聞いていた。]
――……
[右手にあるままの刃物、 その先から滴るものを眺めながら唇を動かした。 死した人物の名前を、死んだのか、と呼気だけで綴り]
(28) 2017/04/09(Sun) 22時半頃
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トレイルは、移動する足音を追う声はするか、と、耳をそばだて*
2017/04/09(Sun) 22時半頃
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[足音が、粘着質な水を跳ねさせる音が近づいて 瑠東は壁から身を起こした。
足音の主が、声の持ち主が――あるいは『悪魔』が。 戸を超えて姿を現すのを待ち]
―――― 殺したんだ なあ、どうだった? フォークの味 食らう側を殺した気分って どんなもん
怯えて逃げようとしていた子鼠が 逆にフォーク折っちゃうなんて、 すごいね
[瑠東の掛けた声は、部屋の中まで聞こえたろう。
口端に載るは、嘲りの代わり、不機嫌そのもの。 入所当時より浮かべてきた「つまらない」よりも雄弁に不快を語り 冷えた薄紫が無遠慮に、六嶋を彩る他人の血液を眺めまわした]
(32) 2017/04/09(Sun) 23時頃
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トレイルは、右手にある刃物が、鈍い反射光を放つ*
2017/04/09(Sun) 23時頃
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[>>37ぎゃん、と吠えたてる様は、厨房の時に聞いた、 子供じみた発散のようで 瑠東もその時と同様に、刹那肩を竦ませた。
滔々と流れる音の洪水はすぐに途切れる。
「外に出なきゃ」それだけは、瑠東にも共感できる言葉で]
『悪魔』って、案外 幽霊的なんだ
[何も耳に入らないだろう六嶋の隣、そんな感想を。
狭い廊下すれちがう、その小さな、体躯。 きっと瑠東の、続く言葉が終わるころには、通り過ぎてしまうのだろう。]
(38) 2017/04/09(Sun) 23時半頃
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[続く言葉は、部屋の中まで声が聞こえようと、 瑠東は気にもしていない素振りで むしろ聞かせでも、しているような、――不機嫌さで]
……や、……――
あんたには、全然関係ないことだけど
せっかく気分のってきたのにさ、―― 殺しちゃうなんて
フォーク いなくなっちゃったかあ
うん、 うん…… 結構 、はは、むかつく から あと、なに? なんていうか…… 『悪魔』ってさ ちょっと興味、あるんだよ
(39) 2017/04/09(Sun) 23時半頃
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[だからさ、]
[至って気軽に告げられる言葉] [瑠東はたしかに煩わしがるように、茶髪を震わせ] [カフェモカの間から しんと覗く 冬の三日月は菫色]
(40) 2017/04/09(Sun) 23時半頃
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だから、
死ねよ
[その言葉が眼差しが、すべて十全の説明だというように] [小さな、血にまみれた体の 背か あるいは――いやどこだって、いい どこだって瑠東には変わらない] [ 瑠東の五指揃う右手が刃物を煌かせた*]
(41) 2017/04/10(Mon) 00時頃
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トレイルは、血の香る部屋に背を向け、刃物が光った*
2017/04/10(Mon) 00時頃
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[>>45 静止を求める声を 鈍色の刃物は切り裂いた。 イワコノフの血に濡れた切っ先が 八重の声を、六嶋の背を、切りつけ――――小柄な躰に飲み込まれていく。
>>47 刺し込まれた六嶋の、振り向きざまの一閃。 身を引いて、刃物を引き抜きよけようとした。 ―― 避けようと、した。]
―――
[いくばくかのカフェモカ色が宙に舞い
遅れて 飛び散る、鮮血]
―――― っ
(49) 2017/04/10(Mon) 00時半頃
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[掠ったのは左頬だった。 鈍くなった骨切狭の切っ先は 削り取るように皮膚を傷つけ、血を散らす。]
ふ、 ざけんな、 ふざけんなクソが、 お前、誰に傷つけて ―― ……
もった、いない これなくちゃ ああくそ
[瞬間迸る激情は、血の色とよく似ていた。
けれど、血を拭った先、眼前にあるのは とめどなく血を流す、見た目不相応の感情をかんばせに乗せた姿。
頬を焼いた熱さを刹那のうちに、薄ら紫に押し込め 瑠東はわざとらしく、 背後の部屋から聞こえた声に返事をした。 纏いきれない、見せかけの穏やかさもかなぐり捨てた、あの『8畳間』の声で]
(50) 2017/04/10(Mon) 00時半頃
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…… だいじょうぶ、 遊んでるだけだから
これから こいつと、『屠殺ごっこ』するからさ
[血だまりに座り込む六嶋へ 月がわらう わらうかたちを真似るだけの、それをする]
な、 お前が豚で 俺が屠殺人 わかりやすいな?*
(51) 2017/04/10(Mon) 00時半頃
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