258 夏合宿はじめました
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……分かってる、わよ。
あんたこそ、離れないでよ?
[彼らしくないぶっきらぼうな言葉にブレーキをかけられ、走り出そうとしていた脚は速度を緩め早歩きにとどまった。
一段と闇の濃くなった夜の校舎の中、彼の気配を見失わないように歩いていく。]
みんな、大丈夫かな。
[ここにくるまでに別れたみんなのことを思い出し、彼女らしくない弱音がぽつりと溢れた。
こんな捻くれた自分に良くしてくれる友人たち。
いつもは頼りにならないが、大事なときには助けてくれる先輩たち。]
(今の私に、要らないものなんてないんだから。)
[先を行く彼の姿を見失わないようにしながら、そんなことを心の中で呟いた。
そのとき。]
……あれ?
[彼の姿を見失わないようにしていた、はずだった。
気付いたら、視界にあったはずの背中はなくーー]
……っ、!?
[辺りは暗闇に包まれていた。**]
……その声は、園家さん?
[ 集合場所に集まる。 自分のグループを除いて、
6人は居たはずなのに、1人しかいない。
その事に一瞬疑問を感じたが、続く台詞に。 ]
福田は、大丈夫……の筈。
俺からはぐれるな、って言っておいたから。
けど、こうも暗いと、どうしようも……。
空木さんは……。
『福田を連れてピロティに戻れ』、って。
理科準備室に一人で……。
[ とりあえず、『事実』は伝えた。
そもそも、この時点で『人が消えた』という事は、
知らないのだから、不安だが、
まあ、大丈夫だろう、という安心もあった。
しかし。 ]
……え。
英、いないのか?
……ってか、他にも居なくなった人がいる……って。
[ その事実を知り、大地は声に焦りを含ませる。 ]
……来ると、いいけれど。
気になるな。
……ここまで『出来すぎた展開』だと。
[ そう呟く。もしや俺等は……『渦中』なのでは。
なんて、見えないだろうが、眉間に皺を寄せて。* ]
― ピロティ ―
[呼び続けていた声に応えを得られないまま
漸く到着したピロティ。
色んな想いがごちゃまぜで、けれど
聞こえてきた声にほっとしたことに
けれど、悔しさも感じたのは、何故だろう。]
その声は、麻衣?大地……?
無事でよかった……!
[きっと色々いっぱいいっぱいだったから。
そう自分に言い聞かせて、声の聞こえる方に駆けよる。]
……、ちょっと待って、園家さん。
[ それにしても、おかしい。
声を掛けていた筈なのだが。
反応が、ない気がして。 ]
……福田?
[ 悪い予感が当たっていないといいと思っていた。
まさか、俺の目の前ではぐれる、なんて。
そんな筈は無いと思っていた。* ]
はい、園家です。
[恐らく江西先輩の誰何の声にはきはきと答える。
星華先輩は大丈夫、という言葉を聞いて、ホッとしたものの、空木先輩は理科準備室に残った、と聞けば、暗闇の中表情は沈む。]
星華先輩、お一人なら大丈夫ではないのでは…?
でも、他の先輩方も来るかもしれないから、
ひとまずこの場を動かない方が、いい、ですよね。
[もうしばらくしたら、七海先輩と心先輩が手を繋いでやってくるかもしれない。空木先輩か櫛谷先輩がゆらり、とやってくるかもしれない。もしかしたら。]
[そうして、今いる人数を確認し、
各々の姿の見えなくなった同行者の行方に耳を傾ける。
みずき先輩がいなくなったこと、
しゅー先輩が一人別の場所にいること、
その事実に耳を塞いでしまいたくなるけれど。
あたしも、一人であることを尋ねられれば
麻衣にごめん、と一言謝ってから。
心を追ったけれど、途中で見失ったこと。
懐中電灯が視聴覚室の前に落ちていて、
呼びかけたが応えがなかったことを、冷静に伝えるよう努め
出口を探す、という話に頷いた。*]
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