268 Werewolves of PIRATE SHIP-V-
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[喉奥を鳴らし、唇を歪めて己を嗤う。
狂乱の獣か狂乱した人間の何方を指したのか。>>4:279 或いはそれらが混然と入り混じる己を、 その内面を知らずとも射抜いて指摘したのか。
ザーゴの言葉に諧謔味はなく、 それこそ、後者なのだろうと思えて嗤った音は、 傷の痛みに遮られ、咳込んで、また血を溢れさせ]
どうかな……君にはどう見えている? 自分のことを理解できるのは、 理解しても遅いときであることが私には多くてね。
[ぽたりと床に血の滴が落ちる音がやけに近く感じた。 この鋭い感覚は既に獣のものだろう。 それでいて理性は未だ人間の残滓が主導に抗い、 血に沸き立つ獣の発露を抑え続ける苦痛に浴している]
(11) 2019/03/20(Wed) 01時半頃
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あんたも、ということは、 誰かがそう考えたのを知っているのか。
[一歩を踏み込む――ザーゴの側へ。 様相は人と変わらず、纏う雰囲気も医者のまま、 人の傲慢さを前に穏やかな笑いを浮かべて首を振り]
死ぬ前に殺す気があるなら付き合え。 血清は残り4つ――渡すよ、生きて欲しい者にな。
[その数が意味することなど、言わずとも。 銃を向けられようが後は何も言わずに部屋を出る]
(12) 2019/03/20(Wed) 01時半頃
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[同じようなことを言われ軋む感情を、>>3:353 表情に描く甘えを二度と己に許すことはなく**]
(15) 2019/03/20(Wed) 02時頃
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[――もう二度と、破らせるものか]
(16) 2019/03/20(Wed) 13時半頃
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[その死を望んでいたかと誰かに問われれば。
人狼であっても副船長は仲間だった。 人狼へと変わり獣に染まった―― その心根まで染まり切っていたかは判らないが、 新たな人狼として目覚めた大男に対する思いも同じ。
人狼という存在自体が、 この船から消え去ればいいと確かに願った。
獣が己に潜む病を治したかった願いは届かず、 人狼を殺そうとした願いだけが届くなど、 皮肉な現実を未だ、知る由もなく]
(17) 2019/03/20(Wed) 13時半頃
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[律する苦痛は熱の息となって視界を揺らし、 人が肉に見える生々しい視界を、 “そんなものは存在しない”と強く意識する。
――幻肢痛を語って聞かせたのは誰へだったか。 思いを馳せるには少しばかり苦痛が過ぎ、 記憶の断片すら獣に侵され始めもう思い出せない。
あの古い狼は人の心を残していたのだろうか。 記憶は血の色彩に塗り替えられなかったのか。
現実と幻の境界線すら曖昧になっていくこの違和感を、 副船長はどう乗り超えたのか今更興味が湧いたが、 もし尋ねて答えを得られたとしても役立てる気はなく]
(18) 2019/03/20(Wed) 14時頃
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[この船の、人狼の懸念を全てなくす。 ただそれだけを、揺らがない意思として]
まず、医務室に、いく
[辛うじて綴る言葉も掠れ、 ザーゴへこの直情が伝わったかどうか。 彼が留めないならば、己の城へ向かうだろう**]
(19) 2019/03/20(Wed) 14時頃
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[人狼だろうと思う―― 獣の危機感を煽るに相応しいその言葉に、>>23 ぞわりと背筋が粟立ち獣の殺意が膨れても。
意志は頑なに、それ以上の獣の発露を許さない。 血を失い続けて冷え行く体温とは裏腹に、 己の内側で煮え滾る熱の熱さに焼かれていても。
それだけは譲らずに、 ただ、ザーゴの言葉を静かに聞いて]
(44) 2019/03/20(Wed) 23時頃
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少なくとも君が残っている。
[淡々と事実を述べる表情は常と変わらない。
ザーゴの主観であれば、 己の笑うことなど殆どなかっただろう。 笑う相手などグスタフ相手かエルゴットくらい。 ピスティオあたりには苦笑くらいはしていたが、 ニールに対してすら卵料理が出た時しか笑わない。
見かたによれば憮然としているようで、 生真面目に過ぎる口調も何もかも、 血に濡れ呼気を乱しているのを除けば普段と同じ]
(46) 2019/03/20(Wed) 23時頃
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[失血に晒され続けている以上、 無駄に力を籠めるような力仕事は行えない。 故に、扉を開けるザーゴをやはり静かに見つめ、 通行が可能となれば廊下へと進み――
耳に届く忘れ物を気にする余裕などなかった。>>25 階段の前に死体が二つ。 先の言葉を裏付けるかのような、 人狼と人間の、もはや治療の余地のない死体。
あれは、ハワードとピスティ……]
(47) 2019/03/20(Wed) 23時半頃
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なに、が
[無意識に喉が鳴る。 流れた血の多くを嗅ぎ分ける嗅覚が、 人間の血臭だけを正確に嗅ぎ取って獣を刺激して。
離れた場所に動く影と、倒れた大男。>>5:35 >>5:43 鉛臭い血の芳香から理解したのは、 ]
(49) 2019/03/20(Wed) 23時半頃
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[ ”まだ、彼は治せる” ]
(50) 2019/03/20(Wed) 23時半頃
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ザーゴ、医務室だ。 医務室に行って、ありったけの消毒薬を持って来い。 包帯とガーゼも持てるだけだ、注射器もな――急げ。
[彼が投げかけた言葉を、 そのまま返すかのように指示をして。>>4:193
ザーゴがギリアンを見捨てるとは考えもせず、 さも当然と言いたげに呆然としているシーシャへも]
(54) 2019/03/20(Wed) 23時半頃
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シーシャ、ギリアンを抑えろよ。 手元が狂えば大出血だ、暴れさせるな。
[選任に裏はない。 ふたりを比べて力がありそうなのは何方だ、 そういう単純な話でしかない。
ギリアンの傍らへ寄り、 膝を付いて状態を確かめ眉根を寄せる。>>5:43 酷い血の色だ。それに臭い。 獣の嗅覚は鉛に汚染された血の匂いすら嗅ぎ分けて、 だからこそ、彼の症状と窮状を知る]
(55) 2019/03/20(Wed) 23時半頃
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[医者として生きた記憶が身体を滑らかに動かし、 鞄の中身から応急処置用の器具を取り出した。
頭を開いて鉛を抜き取るには足りない玩具。 ここが医務室ならばもう少しマシな道具があるが、 今、動かせる状態になければ無いのも同じこと。
応急処置用の道具でできることはただ一つ、 彼を死なせないためだけの、延命処置に過ぎない]
(58) 2019/03/21(Thu) 00時頃
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溜まった血を抜く、弾は抜けない。 そうすればとりあえず今は死なずにすむ。 陸に上がりマトモな医者にかかればその先もな。
[鎮痛剤などない。 ましてやこんな玩具のような道具で、 正確さを要求される治療行為などあり得ない。 本来ならこんな不潔な場所で血抜きなど、 出来るものじゃないと、訴えもしただろう。 けれど流れる雫を見て動かない医者などいない>>5:43]
(62) 2019/03/21(Thu) 00時頃
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[ザーゴが動いたのを見た。>>5:59 シーシャも動いた、泣きながら。>>5:57
痛みは当然あるだろう。 鞄に入っていた1人分の僅かな消毒薬。
それをギリアンへ遠慮なくぶちまけ濡らし、 鼻腔まで侵入する程に溢れた血の固まりへナイフを] ……なるべく動くな。
[人の血肉を割く”治療”ならば慣れているのに。 今更、誰かの胸を突いた感覚が蘇り僅かに震えて]
(67) 2019/03/21(Thu) 00時頃
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[小さな玩具みたいなナイフで慎重に。 傷痕の多いギリアンに、傷を新たに増やす。
血管が破けたか皮膚の下で留まる血が飛沫となって、 蒼白な肌を血に濡らし、また震えもしたが。
衝動は未だ沼の底。 それが暴れて波打ち、溢れようとしても、 注射器を投げ渡され受け取って、 他にも溜まった血を抜き処置を終えるまでは静かに。
苦痛を相当に与えただろうことを理解して、 新たな消毒薬も得ればそれを浸したガーゼで傷を多い、 血止めがわりに包帯をキツく巻く。
ガストンに彼がしたような乱暴なものではなく、 知識が示した最大限に効果を発揮する医者の技で]
(68) 2019/03/21(Thu) 00時頃
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[時間をかけるような処置ではなく、それで終わった。 本来なら傷を縫うべきだが針と糸などない。
エルゴットのために鞄には裁縫セットが常にあったが、 これはメアリー専用の治療器具でギリアンには適さない。
まあ、使わなければ死ぬのなら使ったかもしれないが]
……これ以上放置は無理だ、ギリアン。 君は陸に一度降りて、医者を探すべきだ。
あと、暫くは暴れるな。
[それは終わりの言葉。 その意味を正しく知るのはザーゴくらいのものだろう]
(72) 2019/03/21(Thu) 00時頃
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[発病さえしていなければ効くと思われる血清を。 それを治療の沿線上のように注射器で吸い上げ、 ギリアンへと施した──真の意味を*]
(74) 2019/03/21(Thu) 00時半頃
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……だいじょうぶ
[それは、ごく柔らかな声音で。 子供に言い聞かせるような含みを持たせ、 助けてと縋ったシーシャへ手を伸ばしながら。>>73 力の抜けた身体を支えるようにしてから、>>80 指先で乱れた前髪を梳き、宥める様に整えた。
ささやかすぎる慰撫の仕草は不慣れに過ぎて、 まるで己らしくない行為に血塗れの頬を緩める。
笑っているのだろう。苦笑かもしれない。 けれど頬は確かに緩んで彼を宥めて、 もういちどその耳に届くように言い聞かせる]
(82) 2019/03/21(Thu) 01時頃
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大丈夫だ、シーシャ。 ギリアンは死なない――暴れなければな。
[傷は圧迫して止血しただけ。 脆い処置だ、早く設備がここ以上に整った場所で、 医者に診せるべきなのは間違いない。
繰り返し安心を浸透させるのは、 彼もまた“患者”だからか、“仲間”だったからか]
(87) 2019/03/21(Thu) 01時頃
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君も、ほら。 [食堂で彼も食事をしていた。 つまり貨物船の獣の肉を、彼も口にしている。
獣の肉が本当に人狼化を引き起こすかは未知だが、 実験体の肉を食ったのならば、血清は有効のはず。
細かい説明は混乱を増すだけだと口を噤み、 必要ならばザーゴが話すだろうと説明責任を投げ、 残る人間の為の血清をもう1つ、手に掴んで。
……が、なんかはむはむしている。>>81
食事か。食事なのか。 まるで人間を食う獣のようだと呆れながら、 掌の中に血清を持ったままシーシャとギリアンを見た。
緊迫の空気が抜けていく*]
(88) 2019/03/21(Thu) 01時頃
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ギリアン、人を喰うな。
[シーシャが笑っている。>>90 ギリアンも意識が現実へ戻ってきたようだ。>>92
呆れた響きは未だ言葉に宿るが、 薄らいだとはいえ緊迫感の全てなくなった筈もなく。 死体に近づく様子にそっと眉を寄せた。>>5:91 あれはもう治せないものだ、 誰かを害したりも、笑いも、怒りも、 もう治せない……手の施しようがない。
だが、損傷して心が晴れるのならばすればいい、 とまでは、割り切れるものでもなく]
(94) 2019/03/21(Thu) 02時頃
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[近づく足音には気付いてはいた。>>86 だが、関心は、それよりも怯えた様子の患者へ。>>91
近付いてシーシャの腕をとった。 斧を扱う側ではない腕を己へ引き寄せて、 柔らかな強制力で怯えに支配された身体を抱く。
発熱に眩む己では熱いくらいだろう。 けれど生きた体温が伝わるならば、 昏い感情に沈む彼を拾う切っ掛けにはなると信じて]
(95) 2019/03/21(Thu) 02時半頃
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大丈夫だ、シーシャ。 だいじょうぶ……あれは死んでいる。
もう殺さなくても死んでるんだ、だから
[他人を振り解く程に狂乱し、 そうすることだけが乱れた心を救う治療ならば、 シーシャの好きにさせたことだろう。
彼の言葉を憶えている。>>3:53 殺さなければいけない人狼は、 だが、もう死んでいるのだ、だからこそ]
(96) 2019/03/21(Thu) 02時半頃
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[人狼を殺したいと願うのは同じ。 否、この場にいる誰よりもそう願っている、 など傲慢にもそう思っていた。
それでも死体を壊す理由はない。 手の施しようがない死体ならもう一つある。 医務室のサボり常連だったこの青年が、 どうやって人狼を殺したかは想像も付かないが]
死んだ獣に構うより、彼を弔うべきだ。 それに獣の悪血を悪戯に撒き散らしてはいけない。
[零した声音を悲痛で満たして、 全ては語らず、ただそれだけを伝えた**]
(97) 2019/03/21(Thu) 02時半頃
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[人を糧にし生きる獣が己に潜むと自覚して、 幾夜を越えただろうか、もう、思い出せない。 月が昇って陽に溶けるたび、 人の欠片を失くしていくことに摩耗し続けた。 紅よりも血に近い双眸は陽よりも夜に馴染み、 味覚もまた人の自覚でしかなかった頃に比べ激変し、 砂を噛むような食を続けなければいけなくなって。 侵食する獣の本能へ染まりきらずに済んだのは、 病なら治せると思い込むことでの暗示に過ぎない。
医者として病を癒す術を探し続けることで、 辛うじて人の輪郭を保ち、今、この船にいる]
(120) 2019/03/21(Thu) 23時頃
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ここに居る人間だけだ、生きているのは。
[腕の中からすり抜けた身体に、>>5:106 人知れず、安堵の吐息をそっと逃がした。
それだけの些細な行動であっても、 治療で集中した意識を緩めたせいか流血は増す。
この肉体が真に動けなくなる前に、 医者として意識を失うわけにはいかない。 ここに居るのは、治せる人間たちだけだ。 誘惑の如き獣の囁きに真正面から抗って、 狩りへ傾こうとする意識の天秤を医者へと正す]
(125) 2019/03/21(Thu) 23時頃
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[その鬩ぎ合いは失血と共に終幕へ逝く。 その結末を知るからこそ、 施す機会を逃した手の中の薬瓶へ視線を落とし]
………ザーゴ。 君は観察をしていただろう?
[示唆したのは滑らかな注射の仕草。>>5:74
この状況で治療自体の観察をするなど、 己に潜む病を知るだろう会計士しかいまい。 そして血清の残り数も、効果も、彼ならば知っている]
(126) 2019/03/21(Thu) 23時頃
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