244 原罪の伽藍テーブル
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[声が聞こえればいい。 未だ目に光を灯し、死を受け入れていないように見える六嶋に>>5:47、お前は死ぬのだと言ってやりたかった。 食べられずに死ぬ。 誰の糧にもならず、惜しまれもせず――六嶋が殺した「フォーク」と同じ道を辿るのだと、指さして笑いたかった。
聞こえやしない。 届きはしない。
顔を覗き込むのをやめた智秋は、不思議と触れることの出来た(気がした)壁に背中を預け、六嶋が息絶えるまでを見届けた。
していないはずの息がしづらい気がした。 重さを持たないはずの身体が地面に引っ張られる。 早く休みたかった。 けれど次目を閉じたら、もう、それが本当の最期だとわかっていた]
(+21) 2017/04/10(Mon) 22時頃
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[顔を上げた時、廊下の奥に伊島の姿が見えた。 その様子はいつもと変わらないようで、ちょうど立ち去る所だったから、智秋も興味をなくして俯いた]
あれ、 でも ………ま、いっか
[目の前の光景は、とても正常とは言えないもの。 それを見過ごした伊島は、何を考えているのだろう。 再び視線を向けても、そこには誰もいない。
「智秋君」と親し気に呼ばわる、ここでの同期たる伊島。 いつも同じ格好をして、掃除婦のようにふるまう彼女は、きっとそれが彼女なりの「普通」で、自分と似ているような気もしたものだ。 共通点は親しみに通じる。 お互いにきっと話しやすくて、お互いに「普通」しか知らなくて、深くは知らず会話をする。 そのことが、この閉ざされた施設内でも、外の世界の「正常」に似ていた。 それは、心地よさといってもよかったけれど、先を持たない死者にはもう、何の意味もなかった]
(+22) 2017/04/10(Mon) 22時半頃
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あれ、 ししむら、くん
[廊下のやり取りを、死体への変化を、それを傍にした会話を、見守っていた。 かけられた掠れた声に振り向けば、その姿に、ぱっと笑顔を見せて、それから少し首を傾げた]
死んじゃったんだね あれ、でも ……ちゃんと食べてもらえた?
[もう一人のフォークに。 そんなつもりで問いかけた。 その声の気軽さは、世間話をするような声音。 どうせなら、最後まで食べてあげればよかった、なんて 少しの後悔は滲ませない]
(+26) 2017/04/10(Mon) 23時半頃
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なんかもう、あれだね
……皆、死ぬのかな
[きっともう、死んだ人間の方が多い。 二人を食べた者が言えた台詞ではないかもしれないけれど。 会話する玲と八重を見る。
死ぬのだろうか、この二人も。 殺されるのだろうか、誰かに。―――彼に。
それは少し、面白くなかった。 理由はわからないけれど、なんとなく*]
(+27) 2017/04/10(Mon) 23時半頃
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そうだね、 皆狂ったら一緒だよね 君とか、 俺とかはさ ……元からだしさ
[いつみても肉叢は幸せそうだった。 今は「すっごく幸せ」ではないみたいだけれど、 自分が食べなくても、彼の最期が楽しかったなら良かった、狂っているようでも純粋にそう思えた]
うん、 あっけなかったな こうして終わってから思い起こせるのが不思議だけど
[殺すのも、殺されるのも 食べるのも、食べられず終わるのも、 あっという間に通り過ぎただけだった]
(+33) 2017/04/11(Tue) 00時頃
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………楽しい?
[そういえば、彼もいつも笑っていた。 血まみれで、いつもいちごジャムみたいな香りをさせて にこにこと幸せそうに笑っていた。
感覚が戻ってきたら、食べることも出来るのだろうか。 けれどそこがもし地獄なら、 食べることも、食べられることも、 自分たちが望むことはきっと、取り上げられるに違いない。
信じてもないのに、空を見上げる肉叢の横顔を見ながらそんなことを考えていた]
楽しかった?
[今と、そして生きていた時。 智秋の顔は笑みを形作らず、そのうちに視線を生者に戻して、返事を待つでなく、彼らの行く末を見守っていた**]
(+34) 2017/04/11(Tue) 00時頃
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