人狼議事


244 原罪の伽藍テーブル

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……うん、う゛ん。
こごで、ぎらいになっでも、どが、いう、ぜんぜいは、ほんどうにかっごわるいよ。

[嫌いになってもいいだとか心から思ってもない癖に、
予防線を張って逃げ腰になってる六川をいつにも増して恰好悪いと思った。

ギリアンが、先生を嫌いになれるはずなんかないのに。
分かって言っているのだろうか。無意識でも随分とたちが悪い。]


ごめんね゛、うぞだよ。ほんどは、あ゛い゛だがっだ。

[どうして会いたくなかったなんて言ってしまったのだろう。
その理由も思い出せないで、目頭が熱くなってくる。

それから、泣いた。
耐えきれなくなって、わんわん泣いた。

地面に伏したままの先生の表情は、見えない。
あまり大きな声で泣いたものだから、
身体に力が入らなくなってきて、へたり込んで初めて分かった。

先生は、
苦しくて、不安そうで、情けない顔をしていた。
ギリアンと、同じ顔だった。**]


― 屋上 ―

[じっと、空を見つめて、ふうとため息をつく。
特別な人の特別に、なろうとすることは、難しいことだ。
なにか少しでも違えば、それが決定的な事実で、変えることはできないんだと、認めるのさえこんなにも時間がかかる。
なんでそんなに時間がかかるかって、わかっていても、それでも自分にとって特別だからだ。
見返りと同じ、お金のと同じ、『特別』なやり取りがほしかったんだろうと、今では]


いやだなあ


[こんな気持ちになるのは。
あの男にしろ、肉叢にしろ、自分はなんでもなかったのになあ。
ただ『食い物』であるだけ、『フォーク』ではない、ということだけ。
その事実に善も悪もないような気がするのに。思い返すのは楽しいことばかりだから、黒い気持ちに引きずられて、それまでなくしてしまいたくはなかった。
くすぶったままではまたその繰り返し。今度は、肉叢が止めてくれてよかったのかもしれない。それなのに、結局彼はこっちに来てしまった。彼の死を早めたのは、あの腹の傷にもあるだろうに。
止めようとしてくれたのに。朝の日課も、もうできなくさせてしまった]


ごめんなさい……


[黒い気持ちはすっかり抜け落ちて、そればかり、今度は頭の中を占めて、
ふわふわと屋上を後にした]


メモを貼った。


― ギリアンの部屋の前 ―

[向かった先で、久しぶりに見た初野と――それがまだ幽体とは気づかずに、

六嶋と、それに刃を向ける瑠東を()、


目をこらせばやっと確認できる位置で
ぼんやり遠くから見つめて、立ち尽くしていた**]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


[八重と、六嶋の会話
断片的にやりとりを聞いて、初野がフォークだったことと、その他の死を知る。

それだけ聞いて、屋上から戻ってきた時には、骨切鋏を握った彼が瑠東と「殺し合い」をしていた。フォークじゃないと言っていた六嶋に、瑠東が切りかかっていた。
骨切鋏には、瑠東のものではないだろう血と脂が付着して、ぬらぬら光っていたから、
ああ、初野は六嶋が殺してしまったんだなあと、ぼんやり思った。


感情が追いつくより早く、六嶋が床に沈んでいくのを見ていた。
ただ突っ立って、それでも足元は床につかず、浮かせたまま**]


メモを貼った。


[倒れる六嶋のそばにしゃがみこむ初野
可哀想に、と繰り返す彼の顔は、いつものように笑っていただろうか。

いつも笑顔の彼。八重のように明るく、その笑った顔に親しみを覚えて、南は好きだったけれど
同じ時期にこの施設に入って、それがなんとなく親近感があって、『同級生』になったような気分で、『智秋君』 と呼んでいた。


六嶋をのぞき込む初野の表情は、回らない頭と距離のせいか、ぼんやりとしか認識できない。
それでも、なんとなく、彼がひどく疲れているように見えた。この数日にあったことを表しているように、そんな風に南には見えたのだった。

だから彼が、誰かを殺してしまったと聞いていても、怒りなどわきようもなくて、ただ見つめていた**]


[六嶋がフォークでないとわかっている、瑠東のしていること、少しだけ理解できた気がしていた。
瑠東はおそらく、フォークである初野が好きだったのだろうと。
だから、六嶋へと刃を向ける理由が、初野へ六嶋がしたことを知ったなら、そういう感情の表し方も理解できる気がした。
むしろそれが『普通』の反応で、フォークだとか、ケーキだとか、そういうものを抜いた人なら誰にでもあるものを、瑠東が初めて見せてくれているようだった。


同じ目的があるようで、ワレンチナと真逆の行動を、彼は今取っているのだろう。
彼女に深く埋めなかった刃の矛先が、こうして今は六嶋の元へ。


とどめを刺すのを、おそらくは見ていられないと、その場を離れた。
だんだんと赤く染まっていく建物を痛ましく見ながら、廊下をただよう**]


メモを貼った。


[ふと思いついて
肉叢の大切なものはどこへ行ったのだろうと考えをめぐらせる。

最後に見たのは、壇が彼の『味』を確かめている時だったか]


探してみようかな


[壇に直接聞いても、聞けなくても。朝の日課の代わりに施設を回ろうか。
八重の包帯が落ちていた辺りまで、体を向ける**]


メモを貼った。


[ギリアンからの返事に私は目を丸くしてがばりと跳ね起きた。
そんなこと、彼の口から言われると思わなかった。]


……そうでしょうかね?


[なんと言っていいのか分からず、視線を俯けると、齧り取られた右の手はもう肘の当たりまで消えてしまっていた。
ギリアンが私に向けてきた言葉は、少し前に私が智秋に言ったことで。自分が放った言葉を突き付けられているようで、もはや動かぬ心の臓の当たりがぎゅっと痛む。]


……そう、ですね。
私はとても格好悪い。


[私がギリアンを泣かせてしまう日が来るなんて思わなかった。そう、見上げた涙顔を見てまた胸の奥がきゅっと痛くなる。]


私は、大人にはなれなかった……寂しくて寂しくて、どうしたって、待てなかった。


[ギリアンが育てたがっていた、たった半日しか咲かない花は、きっと私ひとりじゃ育てられない。種からなんて以ての外。
へたり込んで泣き出した大きな身体を左の腕で抱き締めて、額に一つキスを落とす。]


[嘘をつかれた程度で嫌いになるようなら、最初からここまで来たりしない。
だから、何を言われたって私には責め立てるつもりもなかった。]


……ギリアン、お腹が空くのは悪いことでしょうか。


[彼は自分の死をどのように認識しているのかが分からない。
何となく、私が死んでしまったことを分かっているのだと思ったけれど。
静かにギリアンの傷だらけの頭を撫でながら、私は朝食に食べたベーコンと、とろけるような目玉焼きを思い出す。
もしあのベーコンが私を恨んでいて、目玉焼きが恐怖におびえておびただしい涙を流したとしても、あの時空腹を満たしてくれた朝食を美味しいと思った。

智秋は私を食べる前に「一緒に寝て欲しい」と言った。
同じ人間の形をしたものを食べずにはいられないことに、彼は苦しむかもしれない。
けれど、その命をやがて全うする時まで、私は彼の分かち合う者でありたいと思った。]


私には分かりません……ですが、ここで少し待ちましょうか。
たくさんの野菜が植えられて、たくさんの命が育まれるのを。


[いつになるか分からないけれど、きっと約束は果たされるのだと信じて。
いつ気が向いてくれるのやら分からないが。

……まだ私は、彼の命も失われたことを知らない。]**


― 食堂 ―

[廊下から続く跡をたどって食堂へ
もはや人でにぎわうことなく、静かな場所で、自分を見つけた。
真っ赤に染まったフード。だけど傷ひとつない。南の血ではないからだ。
改めて自分の顔を見るというのは変な感じ。
血で汚れているのに、赤く塗れているというそれだけで、きれいになれるんだなあと思える。

食堂をくまなく見回して、厨房にも足を向けてみたけれど、やはり見つけられなかった。
見つけたところで、どうできるわけでもないのだろうが、南にとっても特別なものに違いはなかったから

ふわりふわりと食堂で浮きながら、自分の姿を、赤いフードを確認して、目を閉じた**]


メモを貼った。


[ふより、浮遊を知ったからだで
とん、と 床を、爪先で叩くふり。
赤色散ったリノリウム。

タイヤを喪った車椅子と
もう一人と

色のない目が じぃっと、みて
背を向けた。]


[何も持たない手を、ゆらり、ゆらり。
玩具をなくした手持無沙汰。
人差し指を、ぴんと伸ばして
腹に突き立てて、ぐり、と、押して。]

そういえば

[掃除娘がいたならば
他に、誰かが来ていたりもするのだろうか。
長い髪の、血まみれ演者。
きっと、誰かは 食べられているはず。

進む足は、気紛れに
巡らせる視線は、探すように。*]


[どうして欠けているのだろう。
 呉羽さん、わざわざここだけ食べたのかしらって――わたしの意識が残っていることを不思議がるより先に、ささやかな疑問が浮かんでくる。腸はそのままなのに、欠落をわたしの身体も訴えていて。だから露わになった内臓を探らなくても、欠けたものが何かは、何となく察することが出来た]

[こういう事件が、そう……遠い国で、昔にあったはず。
 迷宮入りの、連続殺人]

[わたしは、そこを使うつもりの無かったわたしは、特段の思い入れを持っていなかったものだから――最初に浮かんだのが、何かの見立て。
 世間のことに触れる機会は、学校でのわたしには多くなかった。何人も死んでいると>>5:*8報道に乗ることがあったとしても、それすら知らず、呉羽さんが何を見出していたのかも、知りようがなく]

[呉羽さんはもう、ここにはいない。
 ――探してみようかしらって、立ち上がろうとして]


[痛みもなく、ずるりと。
 なにかの零れる感覚]


[見下ろせば、わたしの意識は、身体をそのまま映し出していて。乱れた襟元、抉られた肩口、血塗れの制服、それとその下で――開かれたままの、腹部]

[痛みは、もはやわたしには必要がなく。
 喪失感だけが、抑えた両手の下で、ぬるりと滑る]


[“中身、掴まれたら”――蘇る藤也くんの声



 ……ふふ、
 あは、はははっ……!


[――ああ、可笑しい。
 わたしはもう死んでいるのに、何かがこうして残っているだけなのに――こういう所だけ、最期の姿をていねいに引き継いで。痛いのも、けして好きではないのだけれど、こうなってしまえば関係がなく、藤也くんが好いたものの片鱗にふれて、頷いてみせることすら出来るようになった]

[あまりにも可笑しくて。
 壁に肩を預け、両腕でお腹を押しとどめて、一歩づつゆっくりと歩みながら――わらっている]*


メモを貼った。


― 廊下 ―

[鋏探しを再開して、すぐ、血まみれの壇を発見して仰天する
傷だらけの彼女が生きているのか、それとも幽体であるか、わからなくても、そばへ行って呼びかけた。
立つのもつらそうなのだろうかと、支えようとして両手を彼女の前へ ]


壇、さん……
えっと、聞こえますか
伊島です


[智秋君が死んでしまった
彼は『フォーク』だったから、殺されてしまった
もし、あなたが彼の『仲間』なのだとしたら、犀川先生を殺してしまったのも……?

彼女には必要のない情報なのかもしれない、聞きたいことはたくさんあって
それでも最初に言いたかったことが口をついて出る]


肉叢さんの鋏、知りませんか?
大事なものなんです
だから、知っていたら、教えてもらえませんか


[懇願するように、壇を見上げる**]


メモを貼った。


メモを貼った。


[声が聞こえればいい。
未だ目に光を灯し、死を受け入れていないように見える六嶋に、お前は死ぬのだと言ってやりたかった。
食べられずに死ぬ。
誰の糧にもならず、惜しまれもせず――六嶋が殺した「フォーク」と同じ道を辿るのだと、指さして笑いたかった。

聞こえやしない。
届きはしない。

顔を覗き込むのをやめた智秋は、不思議と触れることの出来た(気がした)壁に背中を預け、六嶋が息絶えるまでを見届けた。

していないはずの息がしづらい気がした。
重さを持たないはずの身体が地面に引っ張られる。
早く休みたかった。
けれど次目を閉じたら、もう、それが本当の最期だとわかっていた]


[顔を上げた時、廊下の奥に伊島の姿が見えた。
その様子はいつもと変わらないようで、ちょうど立ち去る所だったから、智秋も興味をなくして俯いた]

 あれ、 でも ………ま、いっか

[目の前の光景は、とても正常とは言えないもの。
それを見過ごした伊島は、何を考えているのだろう。
再び視線を向けても、そこには誰もいない。

「智秋君」と親し気に呼ばわる、ここでの同期たる伊島。
いつも同じ格好をして、掃除婦のようにふるまう彼女は、きっとそれが彼女なりの「普通」で、自分と似ているような気もしたものだ。
共通点は親しみに通じる。
お互いにきっと話しやすくて、お互いに「普通」しか知らなくて、深くは知らず会話をする。
そのことが、この閉ざされた施設内でも、外の世界の「正常」に似ていた。
それは、心地よさといってもよかったけれど、先を持たない死者にはもう、何の意味もなかった]


[生を棄てた身は、見目よりもずっと軽いらしい。
歩くふり、飛び跳ねるふり。正者の真似事を、戯れ程度に繰り返し
唇を開く。歯を合わせ、また開く。]


  ぁ


[掃除娘とは入れ違い
二つの音を 
じ、と 見下ろす。]


[その近くに、小さな体が一つと]


ういのさん


[掠れた声だった。
「ケーキ」の味を教え込んだ「フォーク」
教える者をせんせいとするならば
おしえご とも、言えるのだろうか。]


[死者の姿が、全て
未だ、此方に留まっているとすれば
もう一人、どこかにいるのだろうか。
赤衣を食した「フォーク」も死んでいる、なんて
知らない。

もう一人、いるならば
どこか冷めた瞳を伏せて
にへらと笑い
常と変わらぬ声で、名前を呼んでみようか。
霊体でも、器官が正常に動作するのであれば、なんて
考えもしない。*]


メモを貼った。


メモを貼った。


 あれ、 ししむら、くん

[廊下のやり取りを、死体への変化を、それを傍にした会話を、見守っていた。
かけられた掠れた声に振り向けば、その姿に、ぱっと笑顔を見せて、それから少し首を傾げた]

 死んじゃったんだね
 あれ、でも ……ちゃんと食べてもらえた?

[もう一人のフォークに。
そんなつもりで問いかけた。
その声の気軽さは、世間話をするような声音。
どうせなら、最後まで食べてあげればよかった、なんて
少しの後悔は滲ませない]


メモを貼った。


 なんかもう、あれだね

 ……皆、死ぬのかな

[きっともう、死んだ人間の方が多い。
二人を食べた者が言えた台詞ではないかもしれないけれど。
会話する玲と八重を見る。

死ぬのだろうか、この二人も。
殺されるのだろうか、誰かに。―――彼に。

それは少し、面白くなかった。
理由はわからないけれど、なんとなく*]


ういのさん
見つかっちゃいました?ああ、でも、「ケーキ」も死んでますから
皆、気が狂っちゃったのかなぁ。


[日常めいた声色は、此方も同じく。
ゆらり、首をゆらゆら動かして
右手は、そっと、 傷の無い腹を撫でる。]


最後、すっごく幸せでも
終わったら、あっけないんだなぁって 死んで、初めて気づきました
楽しかったんですけど。 ひひっ


[生前と同じ、自分語り。
疑問符に肯定も、否定も、無い。]


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