244 原罪の伽藍テーブル
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[赤。甘い匂いなんてかけらもしない、血鯖の匂い、己の血の匂い。己の転がった左手。切れた、抉れた穴。肘の先で切った、噛り抉った、残骸の左手。
広がる赤、いたみ、感じる中で、
フォークが、
呉羽 流樹 という名の
フォークが 赤く 染まっていた]
[そうして食べてみた結果は、
やっぱり駄目だった。
僕は不味かった。当たり前だ。僕はフォークだから。そもそも美味しかったとして、自分を食い尽くしたってしようがないだろうに。思うと、おかしくて、馬鹿馬鹿しくて、我ながら愉快過ぎて、出血で意識が失われそうになるぎりぎりのところまで、僕は笑い続けていた。
僕はそうして、「フォークに襲われたかわいそうなケーキ」になった。本当を知るのは、僕自身以外には、いなかった]
[そう、思い出しながら、口を拭い、
右の肩口にナイフを突き立てた。
あの日のように、自分で自分を、害した]
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[>>5:55背後の声は 種々を合わせた波があった。 瑠東は背後、肩越しに刹那目をやって]
俺が、こいつ『と』遊んでるんだよ
[何が違いに含まれるかなど、説明するつもりはない様子で けれど、「ごっこ遊びに興じるなど、同じレベルのものでなければできないだろう」――そう言いたげな、紫月は、――いや、六嶋を見下ろす目は。彼がかつて見下し>>4:22、フォークでもケーキでもないと、彼曰くの おなじ”ひと”ではない>>3:52と判じたものに見下ろされるのを、彼自身がどう捕らえるのか舐る紫は。
刃を刺し込まれた分だけ溢れ出す、鮮やかな赤。 そのただなかに座り込む彼を眺めた]
(4) 2017/04/10(Mon) 21時半頃
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[彼はきっと、刃物を振るうこともできた。 漏れていく息を使い、あの、滔々とした罵声の洪水を――あるいは、漏水を。引き起こし、言葉のままに罵ることも、できたかもしれない。
瑠東が無造作に顎を蹴り上げていなければ。
体格差もあった。位置が悪かった。 そんなものをあげ連ねればきっと もっと多くが出てくるし、
―― なにより“ケーキ”であるのが悪いのだろう。 そうでなければ、ここにくることはなかった。 そうでなければ、指は十全にあって、そうで、なければ。あるいは。]
(5) 2017/04/10(Mon) 21時半頃
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[跳ね上げた勢いか、>>5:47血脂にまみれた鋏は飛んだ。 初野の血のほか、瑠東の血、廊下に散らばる数多の血潮を。ことさら、六嶋の鮮血の中に沈む。
瑠東は歩み寄り、血だまりを面倒そうに超え、 細く、喘鳴の音がする、幼さのある背を跨ぎ。
伏していたか、起き上がらんとしていたか どちらも大した意味はない、 瑠東は六嶋の髪を掴んで引き上げる。 顎を上げさせ、喉を晒させ ―― 眼前の女の姿は見えるだろうか。>>5:56一時的にでも、後ずさって逃げようとした彼女の姿が]
どう、
お前の言う『家畜』に『家畜』扱いされる気分は
[腰を落とし、小さな体に覆いかぶさり 背後から喉に刃を当てる。 囁き落とす言葉は低く、けれど、柔らかなもので]
(6) 2017/04/10(Mon) 21時半頃
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一つ聞きたかったんだ 外に逃げて、どうするつもりだったの
お前のきらいな、こわぁい フォークがいる外で、どうするつもりだった?
家族を頼る? 五年、だっけ>>2:11 そんなに長い間ここに放り込んで 知らんぷりの、家族を?
[1センチ] [数ミリ] [紡がれる言葉に合わせて皮膚が削れていく] [やわらかな言葉を重ね 真白の、細い喉元に刻まれる赤は増える]
なあ、わかるだろ 外に行ってもお前の地獄は終わらない また箱庭で飼い殺されて 今回みたいな事件がまた起こるんじゃないかって怯えて死んでいくんだよ
(7) 2017/04/10(Mon) 21時半頃
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[一線][二線] [ひかれる線は首輪のように赤く、徐々に徐々に深く] [内から赤が、 息苦しそうな呼吸が 新たに開かれる”口”を待っている]
なら 楽になりなよ いいよ どうしようもないお前を許してあげるから
ひとをころした おまえを ゆるしてやるからさ
ゆっくりおやすみ まつる
(8) 2017/04/10(Mon) 21時半頃
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[柔らかな声 その奥に、潜んだ、滲み出る、わらいを。 嗤いを。 吊り上がった口端を。 わらうために、紡いだ声を。
彼はどこまで聞こえ、知っていたのか
背後から喉を裂き、血の流れる勢いが弱くなって、ようやく。 その髪の毛から手を放し、捨てた、瑠東にはわからないことだ。]
餌にも なれなかった、 かわいそうなガキ*
[新しく立ちのぼる、血の、汗の臭い。 零れ落ちていく命の色。ぽかりと空いた“口”から入り込む死の気配。そんな雑多なものが混じる中で、紫の三日月はしんしんと冷えている]
(9) 2017/04/10(Mon) 21時半頃
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[空気が悪かった。 まき散った脂が皮膚を、髪をべたつかせ 瑠東はそれを厭うかのように髪をかき上げる]
結局言えなかったな 家畜じゃないって 俺 が 、飼い主だよ って はは
[刃物に残った脂を、動かない六嶋の服で拭い、 光に当て そして>>1 声の方向を改めて見た]
そんな、って こんな? 勿論 や だ
[重たくなった髪を振るいながら、わらい、]
(10) 2017/04/10(Mon) 22時頃
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[>>2 移る話題に、ゆるく三日月を細めた。 鋏が拾われることにも頓着せず]
何の話がしたいの? よくわからないな
なんで食べられないのか、なら その部屋の中の死体か ここを出て 街中のフォークに聞きな
俺、自分のフォークのことじゃないとわかんないから
[続く話にも、話す真意がわからないと言いたげに あるいは、興味を覚えなさそうな態度で*]
(11) 2017/04/10(Mon) 22時頃
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[>>14>>15 脈絡なく続く言葉は 誰もかれもの血が混ざりあった廊下のようだった。 瑠東は煩わし気に眉を寄せて 嗤いの欠片を浮かべることなく
その話のほとんどを切った]
なに、 いつも通りを続けて笑ってたかと思えば
いきなり ぶっとんじゃったの?
>>2『今まで楽しかった』、とか言っといて こいつ助けなかったの 今更 後悔したとか?
[行く道を阻むことはない、 けれど、警戒する視線は露のまま 背を見せるなら、その不用心さに、ああまた簡単に殺せるな、とそんなことを思いながら*]
(16) 2017/04/10(Mon) 22時半頃
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トレイルは、問いかけに否を返されるなら、促すように首を傾げ
2017/04/10(Mon) 22時半頃
トレイルは、言葉を交わすつもりでは、あるようでいた*
2017/04/10(Mon) 22時半頃
[噎せ返るような赤。甘い、ラ・フランスの、爽やかな匂い。舐めて、飲み下して、味わいたい、浮かぶ欲望は、だが表層に上がる事はない]
[焼ける香ばしい匂いは、
まさにケーキの、例えるならばタルトを思わせた]
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[>>20 問いかけは嚙み合わない返答によって返された。 ひとつひとつの食い違いを訂正する気もなく、 それ以上問うのも、答えはでないように思え、
瑠東は、汚れていない左手で 髪をかき混ぜる]
ふぅん、 そう
それなら それでいいや
[やっぱつまんないな。などと、ひとりごちる音は 廊下に落ちるばかりで、聞こえまい]
(23) 2017/04/10(Mon) 23時半頃
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[>>21続いた言葉には、それだけには、 多少興味惹かれたように
ついで、わらうように、口端を引いた。 足元に転がる、さきほど生まれた死体を思い出して]
へえ もっと早く聞けてればよかった
『別のフォーク』って、誰 誰から聞いたの
[「まだ生きてるかなあ」と指折り、先程出会った、イワコノフ、呉羽の名前を数え上げる*]
(24) 2017/04/10(Mon) 23時半頃
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んーー……
[喉を閉じたまま、髪をかき混ぜて >>27 伸ばされた手をそのままに。
そうして瑠東は、煩わしさを呼吸に混ぜて吐き出した。
大きく息をついて 差し出されたその手を 刃物で払う]
だから、あんた、食われないんだ
(29) 2017/04/11(Tue) 00時半頃
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つまんねえ 中身もないままわらって、 分かったような口きいて
ぼろ人形が腐った綿つめて歩いてんのと一緒
(30) 2017/04/11(Tue) 00時半頃
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殺したって面白くなさそうだし
そのくせ、なに 何様のつもり?
『それでいい』とか 誰に向かって口きいてるわけ? なんであんたに 認められなきゃいけないわけ ――― 気持ち悪い
[一息に吐き出し、けれど、六嶋とは違い笑いの切れ端も そこには混ぜ込まなかった*]
(31) 2017/04/11(Tue) 00時半頃
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トレイルは、刃物を緩く 持ち構える紫にも熱はのらず*
2017/04/11(Tue) 00時半頃
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