244 原罪の伽藍テーブル
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― 屋上 ―
[じっと、空を見つめて、ふうとため息をつく。 特別な人の特別に、なろうとすることは、難しいことだ。 なにか少しでも違えば、それが決定的な事実で、変えることはできないんだと、認めるのさえこんなにも時間がかかる。 なんでそんなに時間がかかるかって、わかっていても、それでも自分にとって特別だからだ。 見返りと同じ、お金のと同じ、『特別』なやり取りがほしかったんだろうと、今では]
(+2) 2017/04/10(Mon) 01時半頃
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いやだなあ
[こんな気持ちになるのは。 あの男にしろ、肉叢にしろ、自分はなんでもなかったのになあ。 ただ『食い物』であるだけ、『フォーク』ではない、ということだけ。 その事実に善も悪もないような気がするのに。思い返すのは楽しいことばかりだから、黒い気持ちに引きずられて、それまでなくしてしまいたくはなかった。 くすぶったままではまたその繰り返し。今度は、肉叢が止めてくれてよかったのかもしれない。それなのに、結局彼はこっちに来てしまった。彼の死を早めたのは、あの腹の傷にもあるだろうに。 止めようとしてくれたのに。朝の日課も、もうできなくさせてしまった]
ごめんなさい……
[黒い気持ちはすっかり抜け落ちて、そればかり、今度は頭の中を占めて、 ふわふわと屋上を後にした]
(+3) 2017/04/10(Mon) 01時半頃
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― ギリアンの部屋の前 ―
[向かった先で、久しぶりに見た初野と――それがまだ幽体とは気づかずに、
六嶋と、それに刃を向ける瑠東を(>>5:51)、
目をこらせばやっと確認できる位置で ぼんやり遠くから見つめて、立ち尽くしていた**]
(+4) 2017/04/10(Mon) 01時半頃
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[八重と、六嶋の会話>>5:22>>5:25 断片的にやりとりを聞いて、初野がフォークだったことと、その他の死を知る。
それだけ聞いて、屋上から戻ってきた時には、骨切鋏を握った彼が瑠東と「殺し合い」をしていた。フォークじゃないと言っていた六嶋に>>4:60、瑠東が切りかかっていた。 骨切鋏には、瑠東のものではないだろう血と脂が付着して、ぬらぬら光っていたから、 ああ、初野は六嶋が殺してしまったんだなあと、ぼんやり思った。
感情が追いつくより早く、六嶋が床に沈んでいくのを見ていた。 ただ突っ立って、それでも足元は床につかず、浮かせたまま**]
(+5) 2017/04/10(Mon) 05時半頃
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[倒れる六嶋のそばにしゃがみこむ初野>>5:+29 可哀想に、と繰り返す彼の顔は、いつものように笑っていただろうか。
いつも笑顔の彼。八重のように明るく、その笑った顔に親しみを覚えて、南は好きだったけれど 同じ時期にこの施設に入って、それがなんとなく親近感があって、『同級生』になったような気分で、『智秋君』 と呼んでいた。
六嶋をのぞき込む初野の表情は、回らない頭と距離のせいか、ぼんやりとしか認識できない。 それでも、なんとなく、彼がひどく疲れているように見えた。この数日にあったことを表しているように、そんな風に南には見えたのだった。
だから彼が、誰かを殺してしまったと聞いていても、怒りなどわきようもなくて、ただ見つめていた**]
(+6) 2017/04/10(Mon) 06時頃
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[六嶋がフォークでないとわかっている、瑠東のしていること、少しだけ理解できた気がしていた。 瑠東はおそらく、フォークである初野が好きだったのだろうと。 だから、六嶋へと刃を向ける理由が、初野へ六嶋がしたことを知ったなら、そういう感情の表し方も理解できる気がした。 むしろそれが『普通』の反応で、フォークだとか、ケーキだとか、そういうものを抜いた人なら誰にでもあるものを、瑠東が初めて見せてくれているようだった。
同じ目的があるようで、ワレンチナと真逆の行動を、彼は今取っているのだろう。 彼女に深く埋めなかった刃の矛先が、こうして今は六嶋の元へ。
とどめを刺すのを、おそらくは見ていられないと、その場を離れた。 だんだんと赤く染まっていく建物を痛ましく見ながら、廊下をただよう**]
(+7) 2017/04/10(Mon) 06時半頃
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[ふと思いついて 肉叢の大切なものはどこへ行ったのだろうと考えをめぐらせる。
最後に見たのは、壇が彼の『味』を確かめている時だったか]
探してみようかな
[壇に直接聞いても、聞けなくても。朝の日課の代わりに施設を回ろうか。 八重の包帯が落ちていた辺りまで、体を向ける**]
(+8) 2017/04/10(Mon) 07時半頃
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― 食堂 ―
[廊下から続く跡をたどって食堂へ>>4:50 もはや人でにぎわうことなく、静かな場所で、自分を見つけた。 真っ赤に染まったフード。だけど傷ひとつない。南の血ではないからだ。 改めて自分の顔を見るというのは変な感じ。 血で汚れているのに、赤く塗れているというそれだけで、きれいになれるんだなあと思える。
食堂をくまなく見回して、厨房にも足を向けてみたけれど、やはり見つけられなかった。 見つけたところで、どうできるわけでもないのだろうが、南にとっても特別なものに違いはなかったから
ふわりふわりと食堂で浮きながら、自分の姿を、赤いフードを確認して、目を閉じた**]
(+13) 2017/04/10(Mon) 17時半頃
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― 廊下 ―
[鋏探しを再開して、すぐ、血まみれの壇を発見して仰天する>>+18 傷だらけの彼女が生きているのか、それとも幽体であるか、わからなくても、そばへ行って呼びかけた。 立つのもつらそうなのだろうかと、支えようとして両手を彼女の前へ ]
壇、さん…… えっと、聞こえますか 伊島です
[智秋君が死んでしまった 彼は『フォーク』だったから、殺されてしまった もし、あなたが彼の『仲間』なのだとしたら、犀川先生を殺してしまったのも……?
彼女には必要のない情報なのかもしれない、聞きたいことはたくさんあって それでも最初に言いたかったことが口をついて出る]
(+19) 2017/04/10(Mon) 20時半頃
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肉叢さんの鋏、知りませんか? 大事なものなんです だから、知っていたら、教えてもらえませんか
[懇願するように、壇を見上げる**]
(+20) 2017/04/10(Mon) 20時半頃
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[繕いの言葉を口にする壇に、さきほどまでの笑顔はもうなくなっていたか。 肉叢を切り刻んでいた時のような、異質のなにか――その時南にもたしかにあったようななにかは、身を潜めたように見えるけれど
『それ』を差し出すように背を向ける彼女からは(>>+31)、まだ、否定してはいけないような、においを感じる。 ここに来て感じなくなったもの、それと同時に、失いかけていたもの。 恐怖を、見たくなくて、目をそらす。 こんな状態でも壇は話をしているというのに、においに、吐き気をもよおしてえづいた。 満たされたはずじゃなかったのか。壇も、肉叢も。 それなのに欠けたものがすぐそこにある。
近づいて、そっと指先を動かそうとして、思いとどまる。 だって、そんなことをしたら]
壇さんは、大丈夫なんですか?
[こんなに血が出ているのに。生きているのと変わりないくらい、においまでするのに。 彼女が生きているかどうなのか、そんなことすら考えられなくなるほど生々しいものがそこにある]
(+36) 2017/04/11(Tue) 00時半頃
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[『したくない』と、口にしようとするより早く、
壇の言葉(>>+32)に挑発されるように、奪い取るように、手を伸ばす*]
(+37) 2017/04/11(Tue) 00時半頃
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[鋏は奪い取れたかとれなかったか、伸ばした指先が届かなかったなら、動きを止めて彼女を見る。 届いたなら力をこめて、勢いのまま引き抜こうとしてしまっていただろう。
問い(>>+35)にわずかに気をやって、震える声で答える]
いますよ――たくさん 六川さんもギリアンさんも、智秋君も ……たぶん、六嶋さんも
[六川さんとギリアンさんはたぶん、智秋君に、と付け足して、]
あとの人は、きっと無事です 私が見た限りになってしまいますが
[ざわめいた瞳の波は落ち着けて、そう返した*]
(+40) 2017/04/11(Tue) 00時半頃
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