268 Werewolves of PIRATE SHIP-V-
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[手の中の重みが優しさの塊であることが、 余計に辛く苦しかった。
ザーゴが処刑台へとジャーディンを誘導する。>>5:169 もっとうんとわがままを言って、 やだといってジャーディンにしがみついて動かないで 力づくでどこかに攫ってしまえたらよかった。]
……ッは、 ……ぁう…
[泣きすぎた喉は言葉を紡ぐ事を許さず、 頬に触れる優しい指に、震えた吐息を漏らすだけ。>>11
どうしてこんなにも、自分は無力なんだろう。 大切なものを、結局何一つ守れやしなかった。]
(25) Leco 2019/03/23(Sat) 00時頃
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[指は涙をなぞり、新しい血色を足して離れる。]
…じゃー、じゃーでぃん
[階段を登るその背に、小さくつぶやいた。]
だいすき、だよ ずっと、ず… ずっと う、うまくい、いえないくらい、 ほん、本当に… だいすき…
[別れの言葉を言う事はできない。 止めたくとも、止めることすらできない。 それならばせめて、彼のことが大好きだという気持ちだけは 忘れること無く届けたかった。
震えてばかりの声が、その背中に届いたかはわからなかったけれど。]
(26) Leco 2019/03/23(Sat) 00時頃
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[それからは、同じく階段を登ったギリアンを 追うこともせず>>1
ただ、膝を抱えてその場でメアリーを抱きしめていた。
愛しい人の最期を見届けないとだとか、 一秒でも長く側にいたいだとか
そういう気持ちよりも多く、 彼の死という未来を受け入れられなかった。*]
(27) Leco 2019/03/23(Sat) 00時頃
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[目の前の男が何かを喋っている。
視界は昏く、血色で、輪郭は滲み、世界は曖昧で、
聴覚は潮騒で満ちて耳鳴りへとなり空虚に響く。
もう呼吸をするのですら億劫となりながら、
唇の動きを辿ればどうやら男は罵っているらしい。
苛立ちも露に何もかもを責め立て、
分かり合えるはずもないと真実を言いながら、
その実、言葉を綴っている裏腹な男]
(……医者は、殆ど残っていないのに)
[獣を抑え込む苦痛に削がれ続けながらも、
やるべきことを掲げ、最期までそれを貫き通して。
限界まで自己を削り尽くしたのだから当然の如く、
残されたものなど、僅かでしかない。
何も思い残すことがないなどあろう筈がなかった。
あれの内に潜んだ獣だから知る抱えていた絶望を、
結局の所、死ぬことでしか癒せない結末では。
何も救われていないことを良く知っている。
獣と混じっていながら人間でありたかった医者の、
抱いた願いを……少なくとも、“自覚”している]
[――人間ではないのに。
人間に届けられた言葉が支えた願いは打ち砕かれて、
その友を殺した契機に自ら死へ駆け出した医者が、
救われた何かがあるとするなら。
背に届いた、あの言葉。
病を自覚しその病を罹患している己を厭い、
人嫌いで通した人間の背に、届けられた言葉だ。
人は言われなければ何も伝わらない。
想われても、思っても、
見守ってくれる者がいたとしても、
同じ悩みを抱えていたかもしれなくても。
あの泣きじゃくる医者見習の言葉は、
確かに、“自覚”へと響いてしまっている]
……ふ
[そんな思考しているうちに、
己を殺す人間の言葉は終わったらしい。
そう、全てはもう、終わっている。
やり残したことをやり遂げて、
獣が狩りをするには力の失せた身体を残し、
あの医者の残滓は、漣一つで攫われてしまう程度]
[のろりと顔を上げ、“そこ”を見た。
――海への入り口。漸くの終わりの場所。
血肉を憶えて覚醒した筈が、
獲物としか思えなかった人間に抑えつけられて、
その人間の意志が消えてもこの身体にもう力など無く、
であるならば、最期くらいは獣らしく]
他人の思い通りが、気にくわないか。
ああ、そうだろうな……うん。
[肩を震わせ唇を吊り上げる。
終わりの場所まで足を引きずるように歩き、
銃口を向けられてもその言葉に嗤うかのように。
案外、気が合うじゃないか人間。
獲物でしかなかったはずの人間と気が合うなど、
おかしいにもすぎるが、事実でしかない。
あの医者は仲間を守ろうとした友に殉じた。
自ら幕を引き人に獣を殺させまいとしていたが、
その思い通りにしてやるなど気に食わない。
腰掛けろと言われたが無視をして、
喉を震わせ、獣らしく悪辣に嗤ってやるのも精一杯で、
どちらかといえば無理をしているような様相だろうが]
確かに。
ひとり勝ち逃げさせるのは気に食わないよな。
[銃を向けられ嗤う獣の意図は恐らく伝わるまい。
眼前の男が“医者”を殺したいのだったなら、
これこそが人間への反撃だが、言葉にする意もなく]
[ 銃声が響くその刹那まで、紅い瞳は逸らさずに **]
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[ニールが、泣くエルゴットを慰める為に側にいる。 その意図はわかっているけれど、わかっていても それでも受け入れられないものは、受け入れられなかった。 これが受け入れねばならない現実ならば、 そんな現実は見なくていいとさえ思った。 だから、首を振る。]
い、いくなら 置いていって……。
[頼むから、そこにつれていかないでと 蹲り、膝に裁縫道具とメアリーを抱えたままニールへと告げる。>>29
耳をふさいで、目も閉じる。 膝が温く湿るのだけを感じながら、 またジャーディンが痛い腕を治しにきてくれるのを 声をかけに来てくれるのを、待っていた。*]
(41) Leco 2019/03/23(Sat) 18時半頃
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ジャーディン、さようなら
どうか悔いなきよう
[ 船首の方からは、最期まで人たらんとした仲間の声。
それを認識しつつも見に行くことは無い
彼が選ぶ道はきっと、彼に最良の道だ。
姿を見る事は無いままに紅き声だけで彼の冥福を祈り ]
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[人間も動物も、殺すのなんて慣れている。 どんな酷い殺し方だって、言われればするし 言われなくても抵抗されれば無残な死に様になることだってあった。
今までそんな人達に、一度だって同情したことはなかった。 おそらくこれからも、彼等に同情することなんてない。
人間なんていつか死ぬ。 それも頭でわかってた。
でも僕の家族はみんな強いし、 どんなやつらだって跳ね除けて、一方的に蹂躙して生きてきた。
だからそれはこれからもずっと続くんだと、 ぼくは今朝まで馬鹿みたいに信じてた。]
(137) Leco 2019/03/25(Mon) 21時半頃
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[ニールが別れ際に投げかけて来た言葉は、 適当に頷くそぶりで流した。>>83 もともとあの二匹を殺すつもりなんてなかった。 食べないのであれば、殺す理由もない。 けれど、今そんな話をしたくもなくて]
……
[ニールが階段を登る足音がしても、そのまま蹲ってみみを塞いでいた。]
(138) Leco 2019/03/25(Mon) 21時半頃
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[”その時”の音が聞こえるならば、聞きたくない そう思って塞いだ耳は、掌なんて簡単に貫いて 乾いた小さな音を拾った。>>51]
…、 ぁ
[二度の、それに
は、と
一度息を吐いて、呼吸が止まる。]
(139) Leco 2019/03/25(Mon) 21時半頃
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[遅れて音がなくなってしまったかのような ぼんやりした意識の中
ゆっくりと立ち上がると、その場を後にした。]
(140) Leco 2019/03/25(Mon) 21時半頃
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みんなしんじゃった
みんな、みんな
[ギシ ときしむ廊下を足が踏む。 厨房から拾ってきた非常食を抱いて、 5号室の扉をくぐる。
つっかえ棒をして開かないようにして それからヒューのハンモックの上で寝ていたシチューも 非常食もメアリーも纏めて抱え込んで
ヒューの匂いがするそこで、声を押し殺して泣いた。*]
(141) Leco 2019/03/25(Mon) 21時半頃
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