268 Werewolves of PIRATE SHIP-V-
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― しばらく前の第三甲板 ―
ああ、俺もだ。
[グスタフが副船長に向ける言葉にうなずいた。>>9 俺もグスタフもそれなりに長いが、 副船長がふんわり笑ってるとこなんか見た事がねぇ。 船長やギリアンには見せてたかもしれねぇが。
グスタフの手が副船長の目を覆う。 無駄だ。 俺達にはもう何もできねぇ。 どんなに悔いたって。 そのはずだったんだが。
グスタフが手を外した時、 副船長の瞼は閉じられてたんだ。>>5:+256]
(47) azubu 2019/03/23(Sat) 23時頃
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[俺はグスタフの横に立って、 奴がピスティオを撫でてやるのを見下ろしていた。
こいつは本当にバカティオだ。 こんな時こそこっそりとスリとってやればいいのに。 真正面から馬鹿正直に殴りにいきやがって。]
――あぁ。
[俺は昨日みた幻覚を思い出す。>>2:112]
そういう奴だったんだな、お前。
[俺もしゃがみこんで、ピスティオの頭をなでてやる。 グスタフみてぇにやさしくはねぇが、勘弁しろ。
胃袋のあたりがきゅうっと締まる。 最後に喰った飯の味を思い出したんだ。]*
(48) azubu 2019/03/23(Sat) 23時頃
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― しばらく前の第三甲板 ―
[俺達は死んだ。 生きてる奴らに何してやれるわけでもねぇ。 副船長のまぶたが閉じたのだってきっと、たまたまだ。 でもそんなたまたまに、俺は救いを感じちまった。 何もかも今更だってぇのにな。
幽霊二人して倒れた二人のそばにしゃがんでたが、>>58 先に立ったのはグスタフだった。>>59]
そうだな。 探して来いよ。
[出かけてくると言うグスタフを見上げる。 何で殺されたのか、納得できる答えが見つかりゃいい。>>5:+234 納得いくまで探せばいい。]
(89) azubu 2019/03/24(Sun) 23時頃
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[と思ってりゃ、グスタフがなんだか寂しそうな顔して こっちみてやがる。>>59]
あぁん? まぁ、他の形で見たからって、 ちゃんと視れたかどうかはわかんねぇけどな。
[てっきり俺は副船長の事かと思って、 そんな風に返事をしたんだ。]
(91) azubu 2019/03/24(Sun) 23時頃
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[よいせと俺も立ち上がる。]
じゃあな、グスタフ。 俺は俺でいってくら。 死んでもドンチャン騒ぎできりゃ楽しいが――
[このまま作る幽霊船はきっと、カビだらけだ。]
ま、スッキリ消えられるといいな。
[ひらりと手をあげかえし、俺も奴に背を向けた。]*
(92) azubu 2019/03/24(Sun) 23時頃
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― 残り火 ―
[気になる奴。 といえば、俺の命を喰って生きている奴の事だ。 奴の気配がしたもんで、俺は厨房へ向かった。]
こりゃ、また。
[厨房にはいろいろな気配が残っていた。 魚だの、鶏だの、兎だの。 俺らが食った肉達の気配だ。]
そういや、せっかく食ったのに俺、死んだな。
[最後の食事はパンと、兎の肝煮だ。 食っといて自分が喰われてみりゃ、 兎に悪い気がしてくるから現金なもんだ。]
(106) azubu 2019/03/25(Mon) 01時半頃
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[奥に進むと食料貯蔵庫だ。 こっちはもっとごちゃごちゃしてたが、 その中に新しいでかい気配があった。 誰のものかなんて、考える必要もない。 でかい身体さらして倒れてるのは、ガストンだ。
死にやがった。 ガストンの死体を見てまず浮かんだのはそれだけだった。
で、その後、頭ぐちゃぐちゃだな、とか。 やったやつすげぇ馬鹿力だな、とか。 そういうのが湧いてくる。
で、その後。]
やり切ったのかよ?
[気になったのはそこだった。]
(107) azubu 2019/03/25(Mon) 01時半頃
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[俺はしゃがんでガストンの身体を眺める。 赤い目、銀の毛、狼の手足。 俺を喰った時はここまで化けてはいなかった。 ヒューを殺った時点で半分ガタきちゃいたが、 それでも化けたガストンがまともに戦えば、 こうも滅多打ちになるとは思えない。 なんでこんな死に方する事になったのか、 ガストンの幽霊でもうろついちゃいねぇかと 辺りを見回したが見当たらねぇ。
ってことは、わかんのは、ガストンが俺を喰って、 ヒューがキレてガストンと戦って死んで、 ガストンが人狼のまま誰かに殺られたって事だけだ。 つまり、何もわかんねぇってことだ。 まぁ、誰が殺ったかの見当くらいはついたが。]
(108) azubu 2019/03/25(Mon) 01時半頃
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はー。 しょーがねぇな。
[ため息ついてしゃがみ、ガストンの顔を覗き込む。 苦しそうな顔に見える。 こんだけボコされてりゃそうなるか。 と、もひとつため息。]
(109) azubu 2019/03/25(Mon) 01時半頃
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[しばらくため息ついてたら、 階段の方がにぎやかになってきた。 何か動きがあったらしい。
そろそろ行くとするか。 もひとつため息ついて、俺は立ち上がる。]
じゃあ、お先な。
[声かけて、11号室の夜を思い出す。 大体寝るのは俺が先だった。 ランタンの光の中、ガラクタいじってる背中見ながら 寝たもんだ。
こいつがやり切ったかはわかんねぇ。 何を思って死んだのかもわかんねぇが。 せめて、夢くらいいい夢を見ていればいい。]*
(110) azubu 2019/03/25(Mon) 01時半頃
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─ 船の中 ─
もう生きてんの、お前らだけか。
[ギリアンにジャーディン、シーシャにエルゴットに]
お前、ちゃんと生きてたか。
[ニールのつるぺた頭をぺたぺたする。スカった。 エルゴットは腕が痛そうだ。 いてぇのは腕だけじゃなさそうだが。]
ったく、無茶しやがって。
[ガストンの体の下にはフェルゼの体もあった。 あっちはあっちでめちゃくちゃだった。 なんで死んだかはさっぱりわからんが、 今生きてる顔見りゃ、こっちも殺った奴の見当はつく。 それから、グスタフを殺った奴の見当も。]
(124) azubu 2019/03/25(Mon) 17時頃
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[俺は人狼が誰か。ってのは正直どっちでもいい。 なんでこんなことになった? ってのも、もう、考えるのはやめた。 死んだら色々気にしてたもんどうでもよくなって、 恨む気もしねぇし、なによりわかんねぇ。
わかんのは、船長も俺もみんな生きて死んで、 それでこれから船が変わるってことだ。 俺達の家だった、Red Wolf号が。
見届けてやろう。 船がよく見える場所で。]*
(125) azubu 2019/03/25(Mon) 17時頃
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[空は青い。海も青い。 船だけが真っ赤だ。
青い海からざばぁんと、命の消える音がした。]
アンタ、強いな。
[ザーゴの背につぶやく。 俺が前でて守ってやるはずの相手だったのに。 キルマーク1位の俺様ができねぇ仕事をやり切った。 俺ならきっと撃てなかった。]
(145) azubu 2019/03/25(Mon) 22時半頃
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アンタも、な。
[海を見つめる。 ザーゴは外さなかった。 きっと痛くはなかっただろう。 胸ン中に比べりゃ、ちっとも。]
みんなつえぇな。 俺が知らなかっただけで。
[みんな必死で生きてたんだろう。 死んでから知った。 強いってのは、そういうことだ。
もしかしたら、ボートで逃げた連中だって。]
(146) azubu 2019/03/25(Mon) 22時半頃
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[そうだ、グスタフは。 奴は探していた答えをみつけたんだろか。
振り向けば、奴の笑った顔が見えた。 ヒューが手ェ出そうとした瞬間――]
消えやがった。
[目が合ったヒューに片眉だけあげて、 俺は奴が消えてった空を見上げた。]*
(147) azubu 2019/03/25(Mon) 22時半頃
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[青い青い空と海。 じっと見てると甲板にシーシャがあがってきた。 俺を持って。]
っちょ、てめぇ!
[なんだその持ってきかたは。 どこの王子様だ。 いや、それじゃあ俺が姫じゃねぇか。 撤回!撤回だちくしょう。]
ああもう、全くなってねぇ。 もうちょっとなんか楽な方法あんだろうが。
[じだんだふんでも何にもできねぇ。 気配でも察しやがれと思いっきりにらみつけてやった。 が、すぐに渋い顔することになる。]
(151) azubu 2019/03/25(Mon) 23時頃
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泣いたんじゃねーか。
[シーシャはびしょ濡れだったが、 よく見りゃ跡が残ってる。 気楽そうな声だして、 いっちょまえに人のこと気づかいやがって。
結局、こいつにゃ色々教えてみようとしたが 全然聞かなかったな。 カトラスはやらねーし、 ボンキュッボンのいい女も紹介してやったってのに、 ヒョロヒョロに走りやがって。]
ま、いいさ。
[お前は十分強いし、一人でやってける。 そうだろう?]
(152) azubu 2019/03/25(Mon) 23時頃
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ありがとな。
[ぽんと肩叩いてやったが、ああ。 届かないんだった]*
(153) azubu 2019/03/25(Mon) 23時頃
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っは。
[ヒューの奴、わざわざ悪態つきやがる。 しょうがねぇから俺も横を向いておく。]
みんなつえぇな。 [片目だけでヒューを見て、また海を見る。 そんで、しばらくヒューの事は放っておいた。]
(154) azubu 2019/03/25(Mon) 23時半頃
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船の上が忙しくなってきてから、 俺はまた話しかける。]
生き残ったのはこれっぽっちだが。 皆前進んでんな。 ギリアンなんて、喋ってんぞ。
[せんせーは本当にすごかった。]
幽霊は――俺とお前だけか?
[辺り見回してもそれらしい奴らはいない。]*
(155) azubu 2019/03/25(Mon) 23時半頃
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[見りゃわかる、だってよ。]
っは。
[こいつ、ほんと可愛くねぇ。 肩すくめて海を見る。]
せんせーが治した。
[あんときのせんせーはすげぇ、真剣な顔してた。 いてぇだろうに、医者してた。
また、ギリアンの方を見る。 ギリアンの"前"はどっちの方向なんだろう。 船長が死に、副船長が死に。 いつも背中預け合ってたはずのあの三人は、 ああ、一人になっちまった。]
(161) azubu 2019/03/26(Tue) 00時頃
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[首をポリポリかいてたらヒューから返事が返る。]
そーか。
[つまり、ほんとに俺ら二人だけってことか。 ヒューの方をみりゃ、すげぇ顔してた。 俺は口元がぴくつくのをおさえて、 真顔を作った。]
っはっは!
[無理だった。 ひとしきり笑い転げてからヒューの方を見る。]
いやぁ、わりぃわりぃ。 まさかお前と残る事になるとはなぁ。
[今度は普通に真顔になった。]
(162) azubu 2019/03/26(Tue) 00時頃
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ほんと、腐れ縁だなってよ。
[同じ船に乗って、 同じモンを競って、 同じ奴に敗けて、 同じ日に死んだ。]
ま、わるかねぇか。
[こっそり、小さくつけ足した]*
(165) azubu 2019/03/26(Tue) 00時頃
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だいたい、なんだよ?
[首傾げて聞いちゃみるが、 まぁ、そっとしておいてやろう。 だいたい、こいつは不器用すぎる。
この俺様がわざと殴ったかうっかりか、 気づかねぇとでも思っていたか。]
っは。
[おまけに、素直じゃねぇ。 と思ったが。
まさか、同じ言葉が返ってくるたぁな。]
(175) azubu 2019/03/26(Tue) 01時頃
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楽しかったよ。
[あぁ、本当に悪くなかった。
赤い船は進む。 どっちに進むかはわかんねぇ。 が、一つだけわかる事がある。
笑ったり飯食ったり酒飲んだり 死んだり殺したり奪ったり与えたり 悩んだり苦しんだり悲しんだり 槍降らしたり大砲降らしたり
そういうの、みんな、道なんだ。]
(176) azubu 2019/03/26(Tue) 01時頃
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[俺の道はRedWolf号と同じだった。 モンドが船長だった、RedWolf号と。 道が終わったのを見届けたら、あとは消えるだけだ。]
あばよ。
[にやりと笑ったら、海にびゅうと風が吹いて。 それが、俺の見た最後の景色。]**
(177) azubu 2019/03/26(Tue) 01時頃
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