244 原罪の伽藍テーブル
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白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。
vdspuren 2017/04/11(Tue) 01時頃
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[わたしが研ぎ直した藤也くんの鋏は、わたしの身体に刺さったまま。 けれど、ここでこうして伊島さんと話すわたしの意識にも、穿たれた傷口にも、その奥を窺わせる“もの”が突き立っている]
……伊島さん、やさしい、ですね。
[気遣う言葉と、触れずに止められる指先>>6:+36。 普通なら、きっと気付いてしまうのに。元から血塗れの服が隠しているけれど、新たに床を塗らす雫のないことに、それでいて辺りにわたしの香りが満ちるその意味に。 目を背け。こちらを労って。――そのことを、逃避だとしても優しいと、そう思って]
(5) vdspuren 2017/04/11(Tue) 02時頃
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わたしは、大丈夫です。 ……もう、何も。痛くもないから。
わたしが、取りますから、少し待って……
[血潮を噴かない傷口、否応なしに死体を想起させるそれを見せまいと、身体を返そうとした、その時。 伊島さんの掌が、強い意志でもって伸ばされる>>6:+37]
(6) vdspuren 2017/04/11(Tue) 02時頃
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[わたしはたたらを踏んで、抑えていた手は離れてしまって。わたしの意識を穿っていた鋏は勢いよく引き抜かれ、伊島さん>>6:+40の手の中に。 ――そうして、わたしは]
……ね。
だから、もう、大丈夫なんです。わたし。 ……終わってしまいましたから。
[伊島さんの勢いに押されて零れ落ち、床へ垂れ下がってしまったものたち、わたしと繋がったままのそれらを一瞥し。その大元たる傷口を、申し訳程度に腕で覆って、くすくすと笑う]
(7) vdspuren 2017/04/11(Tue) 02時頃
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[ただそれでも、他の死、わたしが気付いていなかった死は、わたしの心を未だ震わすもの。……きっと、みんな食べようとしていた、食べて確かめようとしていたわたしが、口にすべきことではなかったのかもしれないけれど]
そう、ですか。 ……寂しい、ですね。
[平時の様子が戻ったらしい伊島さん>>6:+40の前で、そんな、“普通”の言葉を漏らした]
[フォークは一人ではなくて、それでも、ふたりは確実に死んでいて。呉羽さんも、死ぬにせよ食べるにせよ、死の気配から離れられるとは思えずに。他のひと――伊島さんが見ていない、イワコノフさんと、八重さんと、瑠東さんも、フォークの傍という危ういところに立っていて。 がらんどうで止まっていたここには、今、本当の死が満ちている]
[――生きたいひとだって、いたはずなのに]
(8) vdspuren 2017/04/11(Tue) 02時頃
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[もう一度、寂しいですねと繰り返した後]
……伊島さんは、藤也くんのところに行くんですか?
[それを届けに、と、伊島さんの手にあるものへ、視線をやった。 わたしはよそへ、ほかの人に最後に会ってみたくて。零してしまったものを何とか仕舞おうと、手を伸ばす]*
(9) vdspuren 2017/04/11(Tue) 02時頃
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本当に、楽しかったです。
全部変わっちゃってからは、ね。
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[やすやすとは認められないと、そう言いたげなことを伊島さんは呟いて>>10――わたしは、わたしがすんなりと抵抗無く受け入れていた理由に、ようやく思考を巡らせる]
[死にたかったのだろうか、わたしは。 あの子を喪ったわたしは]
[いいえ、そんなこと、考えたことはない。 でも、止まってしまいたかったわたしは、死にたくないと零さずにただ理由を問うたわたしはきっと――元より、生から離れつつあったのだろう]
(52) vdspuren 2017/04/12(Wed) 23時半頃
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時間、かかってしまっても きっと……普通のこと、ですよ。
[瞳を伏せ、改めて浮かべた笑みは、淡く寂寞滲むもの。 既に死を経たわたしたちに、こうして時間が与えられている意味があるとしたら、死を受け入れた上で去るためではないのかと――そんなことを考えてしまって]
[すとんと認められていたわたしだけでなく、“ずっとここにいられたら”と願う>>11伊島さんまでここに来た、来てしまっていたことが、寂しい]
(53) vdspuren 2017/04/12(Wed) 23時半頃
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[けれど]
ええ、そうですね。 まだ――みんな死んでしまったのでは、ない。
[伊島さんが告げる、生きているひとたちの話に、触発されるように。 わたしが食べられた分だけ、生きたい誰かが生きていられるのなら、良いかもしれない、なんて――ひとを想う感性が、久しぶりに、姿を見せる。 いつも楽しそうに振る舞っていた八重さん、停滞したここに嫌悪を見せていた>>1:27瑠東さん、食べられるのは嫌だと言い切って>>2:123ひとに刃を向けた>>3:79イワコノフさん――]
[そして、わたしを食べた、呉羽さん]
(55) vdspuren 2017/04/12(Wed) 23時半頃
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[伊島さんの掛けてくれた上着、その裾を軽く、握り込んだ]
……わたしも、少し、見ておきたいものが。
伊島さん。 ……さようなら、でしょうか。
[八重さんの行く先を、伊島さんが見守るなら。 わたしが結末を確かめたいひとは――他に、いる]
(56) vdspuren 2017/04/13(Thu) 00時頃
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ありがとう、ございました
[震えの止まった指先>>12へ触れ、最後に口にしたのは、一言のお礼。 助けて貰ったし、お世話になった。今だけでなくて、ここに来てから、ずっと。 けれど、手を借りて全てを仕舞い終え、お腹を抑えるように学生服のシャツを括ったとしても、きっと別れ際のお辞儀はできないだろうから]
[感謝の思いは、指先にそっと託して――立ち上がった]*
(57) vdspuren 2017/04/13(Thu) 00時頃
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[僕が、
君を好きだったのは、
愛おしく思っていたのは、
本当だよ。
――食べちゃいたいくらいに、ね]
マユミは、おふとんの隙間から表をみるの…**
vdspuren 2017/04/13(Thu) 02時頃
[……
So may the outward shows be least
themselves … The world is
still beceived with ornanent .
…………]
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[遠く聞こえた、拒絶の声>>69。 血濡れたイワコノフさん>>100と、ナイフの引き抜かれ、転がる音>>110。……わたしが傍へ寄った頃には、再び、辺りは静寂に包まれている]
[ふたりの姿をそっと見下ろして。 少しの後に、俯いたその顔>>115を口を開いた]
ねえ、呉羽さん、 ……満足、でしたか?
[満足しなかったら許さない、なんて、言うつもりはない。 ただ単に、知りたかった。 どうして呉羽さんがここに来たのか問うたように、気になってしまったから。問答無用で食べたりはしないくらいには、イワコノフさんに何かしら、思い入れがあったのでしょうに]
[呉羽さんが食べたわたしの前、フォークとして残した跡の前で、こうして終焉を迎えて]
(144) vdspuren 2017/04/15(Sat) 00時半頃
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[でもきっと、呉羽さんが望みどおりに振る舞った、その結末なのでしょう。だから、応えがなにも返らなくても、瞳を伏せて、脳裏に浮かべた挨拶を手向けの言葉とする。 そうしてもうひとつの、告げるべき別れを口にした]
イワコノフさん。
もっとお話、聞きたかったし、したかったです。 あまり力になれなくて、ごめんなさい。
さようなら。どうか、良い夢を。
(145) vdspuren 2017/04/15(Sat) 00時半頃
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[イワコノフさんの意識はもう、外界を捉えていないようで>>138、膝をついたわたしの言葉は、就寝に添える祈りにも似て。重ねようと伸ばした指先は感触を返さず、眠る子の意識を揺らさぬよう慮るがごとく。 ……もしもこのまま、弱った吐息が絶えてしまうとしても。翻弄された、抗っていた、イワコノフさんの元に、刹那の夢であったとしても――]
――ひとひらの充足が、傍にありますように。*
(146) vdspuren 2017/04/15(Sat) 00時半頃
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[上着で肌を覆い、シャツを縛ろうと、零れ続けるものがある。毀れた器では、何を留め置くことも出来ない。もはや不可視となってしまった生命は、その大半が、地に伏して動かない身体の傍に漂って]
[最期の、尾を引くような香りだけが 細く淡く、廊下の先からたなびいている]
[書庫の扉から、本棚の脇へ。 窓際の閲覧席、カーテンの影が揺れるその卓上で、なにかを待つように、あるいは待っていたかのように、ふわりと香って――絶える]*
(149) vdspuren 2017/04/15(Sat) 01時頃
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