244 原罪の伽藍テーブル
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[縋るような言葉と共に、額に落とされるキス>>+10
先生に決して父性やまして母性を求めたことはなかったはずなのに、 その行為は、忘れかけていた家族の姿を思い出させた。
幼いギリアンの顔の皮を剥いで、血肉を啜る母の姿。 それを遠巻きに見ているだけの父親の姿。]
(0) 丑うさ 2017/04/11(Tue) 01時半頃
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う゛う゛ん。 おなが、すぐの、あだりまえな、ごど、 だとおもうよ゛。
[忘れていたままなら、いつか家に帰れる夢を見たままでいれたのに。
寄る辺の無くなった気分だ。 先生の子供に優しく説こうとするような質問>>+11は、どうしたって数時間前の最悪な瞬間をフラッシュバックさせる。]
…………、……でも。 ぎりあんは、しに゛だぐながったな……。
[首に噛み付かれて、血が沢山出た。 少しずつ飲み込まれていく指先が、熱を持ち、痛くて痛くて、堪らなかった。
……そのせいで、ギリアンは死んだ。 フォークに、殺されて、喰われてしまった。]
(1) 丑うさ 2017/04/11(Tue) 01時半頃
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せんぜい゛、とおぐ、い゛っじゃうの?
やだよ。 なら、ぎりあんも、づれていっで。
[肘の辺りまで透き通って消えてしまった右の腕を目に入れると、 咄嗟に辛うじて残った部分を掴む。
もう一人になるのは嫌だと、縋りつく**]
(2) 丑うさ 2017/04/11(Tue) 01時半頃
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……うん、う゛ん。
[もしかしたら。 存在したかもしれない日常へと耳を傾け、ぼんやりと頷いていた。
目の淵に残っていた涙が、一直線に地面に吸われていく。
大きな身体を抱きしめる先生の腕の先はは、すっぱりとなくなっていて、背中まで回ってこない。 それにもかかわらず、先生の表情が余りにも穏やかで後悔のないようなものだったから、 ギリアンはぼんやりと頷くことしか出来なかったのだ。]
(117) 丑うさ 2017/04/14(Fri) 01時頃
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せんぜい゛。 だいじょーぶ、ぎりあん、ゆるせそうだよ。 でも、すごじね、ほんのすごじね。
[屋上へと声をかける六川>>68に、 諦めたように目を伏せる。 するりと腕から抜け出し、 六川と初野を交互に見やって困ったように笑った。
先生の口内へと逃げ込んだ言葉の先が頬に残っている気がして、 自身の頬を掌で拭う。]
(118) 丑うさ 2017/04/14(Fri) 01時頃
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そど、にね。 かえりだかっだ……、ずっとね゛。
ほんどうは、がえるばしょな゛んで、な゛がっだのに゛な゛あ゛。
……これがら、みんなで、つぐろ、ね。 あたらじぐ、かえ゛る゛ばしょ。
[するりと腕から逃げ出した後、一度先生へと振り返り、思っていたこと全部伝えた。]
せんぜ、はやぐ、いご。 ね?
[その後は、もう振り返らなかった。 先生が本当に付いてきているのか、 気にならない訳ではなかったけれど、 向こうであまり待たされないなら、それで良いつもりだった。
中庭から廊下を通って、 やがて辿り着くのは、玄関扉。]
(119) 丑うさ 2017/04/14(Fri) 01時頃
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[十何年間も、箱庭と外の世界を区切っていた大扉へ向き直る。 外への扉は、今日も、開かなかった。
だけど身体をなくした今なら、 扉を擦り抜け、外へと羽ばたいていける。
真っ直ぐ前を向いて、一歩足を動かす。
その爪先が“外”の地面に触れる前に、揺らめく影は、 暖かい光に攫われて、消えた。*]
(120) 丑うさ 2017/04/14(Fri) 01時頃
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