人狼議事


244 原罪の伽藍テーブル

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[此方を窺う、犀川の顔を見る。精神の不安定から来る胃の荒れや、つい噛み締めたり爪で掻いたりする癖やのせいだろう、その薄い唇は荒れていて、隆起した中央や口角は些か皮も捲れ、今も僅かに血が滲んでいるようだった。
 ぎょろりとした目が、常に大きく開かれているのに案外乾かないらしい、常在の涙でつやつやとした目が、此方を見ている。
 見慣れた顔、此方を案ずるその顔を見て、思う。ああ、


 おいしそうだなあ。]


[刻々と温度を失っていく液体が、喉を滑り落ちる。不味い、――とも思わない。それは、ただ、無味だった。何の味も、其処には存在しなかった。目の前の皿に並ぶ肉も魚も野菜も果物も、みな、同じだった。全てが同じ味だった。全てが同じ、無味だった。

 おいしそうだなあ。

 犀川がミルクを口に運ぶ。男と同じように。少量の食事を、少しずつ、少しずつ、食べていく。細く長い指が、骨の形がはっきりとわかる痩せた指が、動かされる。唇が開閉する。喉元が蠢く。食欲不振な彼は、それでも何処か美味しそうに食べているように見える。調子が良い時は、良い方の時は、彼もそのように見えるのだ。そのように、食事を美味しそうになど、するのだ。その姿を眺める。それとなく見つめる。美味しそうな様子の彼を。美味しそうな彼を。美味しそうな。

 おいしそう、だなあ。

 …… *]


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―― 図書室 ――

[それは、本にまつわる会話>>0:184も終わったあと。
 他の人は書庫と呼ぶ、けれどわたしがつい図書室と呼んでしまうそこの扉を、そっと押し開ける]


[全部は避けきれない>>0:41>>0:185にしても、掃除>>0:125される前の血痕達を出来るだけ避けて歩いていたものだから、意外と時間が経ってしまっていた。
 ……血は得意じゃない。
 わたしの身体をしどどに濡らした、あの子の飛沫を思い出すから]

[すれ違った祭くんも嫌そうな顔をしていたし、ここにはきっと、程度に差こそあれ、血が苦手な人の方が多いはず。自覚を持ってここに来るということは、往々にして、襲われた上で生き延びるということなのだから。
 だから彼には、淡い苦笑と溜息を見せて]


 ……どうして、藤也くんは死ななかったのかしら?


[なんて。
 ともすれば冷酷に聞こえる言葉で、苦痛を嗜好するようになったのに“行き過ぎない”その不思議を、彼の前で呟いたりして]

(13) 2017/04/02(Sun) 03時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[そうした“寄り道”を経てたどり着いたそこに、まだイワコノフさんの姿はあっただろうか。
 わたしよりもずっと年上の、本来ならば、この国にもいなかった筈のひと。わたしが北国の文学に触れたのも、時折原語に当たるようになったのも、彼女の国が――つまりは、この先訪れることはないだろう異国が、どんな色をしているのか知りたかったから]


 イワコノフさん。
 本を、教えてくださらないかしら。
 ウクライナの本で……あなたが好きな本を。

 そうして、できればで良いのですけれど。
 ……本に出てくる言葉を教えてくださったら、
 とても、嬉しいです。


[もしも彼女がいたならば、車椅子の傍にそっと寄って、そんな願いを告げただろう。
 ……今はゴーゴリの取り寄せをお願いしているのだけれど、彼の作品はロシア語だから、と。特段急ぐつもりは無いのだと、そう示すような話も添えた]

(14) 2017/04/02(Sun) 03時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 
[――この伽藍には起伏が無く、終わりもなく、
 明日も日常を続けていく、そのつもりしかなかったから]*
 

(15) 2017/04/02(Sun) 03時半頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2017/04/02(Sun) 04時頃


 おなか、すいたなー

[とん、とん、とん、階段を下りる。
味のしないものを食べることに慣れないまま、智秋が此処にきてもう1年が経つ。

かつての恋人は言った。
「好きだから食べたいんだ」
「好きだから美味しいんだ」

智秋は笑って、「そんなの嘘だよ」と言った。
いくら好きでも美味しくなかった。
食べて、というから食べてみたけど、
不味くもないし、ただ味がしなかった]


[羨ましかった。
フォークでもないくせに、美味しいと言って人を食べるのが。

本当はその時自覚はなかったのだけれど、いつからか智秋の記憶の中ではそうなっている。
本当は、目覚めたのは―――
彼をほんの少し齧ってみてから、今まで美味しかったものの味がわからなくなったのだ。

ただの異常性愛者だった彼は「フォーク」と呼ばれた。
皆に「ケーキ」と呼ばれる智秋は、飢えを隠して自分を騙している。

「普通」を装っている]

 おなか、すいたなー

[とん、とん、とん、と階段を下りていく]


[気配とそれと、 場所にそぐわぬ甘い匂いに
智秋の機嫌は上向いて、空っぽの胃はぐうと鳴いた]


[相変わらず、
 いい匂いをさせて、
 困るなあ]


[食堂を出る前。
傷だらけの舌が、ちろりフォークを撫でる。

一度だけ、元作家と

「フォーク」へと、ちらり、視線を送って。]


[揺らぎ気味の瞳は、真っすぐに


にぃ、と、  わらった。]


白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2017/04/02(Sun) 22時半頃


[去り際、向けられる視線。
 笑いを作る瞳。
 それらを見送る目に過ぎったのは、犀川をじっと見つめていた刹那と通じる色だ。他の誰も気付きはしないだろうもの、

 他の誰も気付いてはいない。
 男の、また「彼」の、存在には。
 まだ気付いてはいないのだ]


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―― 図書室 ――

[イワコノフさんが語ってくれたのは、古くからの言い伝え>>19
 冷徹な印象を抱かせる、職業人を女性のかたちにしたような彼女が、絵本になっていたという話を語ってくれる。そのことにすこし両目を見開いて、嬉しさで穏やかに笑む]


 ブラー……?


[兄弟というその単語を、彼女の発音を真似て二度、三度。
 そうしてポケットから小さな手帳を取り出し、音から想像した綴りを書き付ける。
 何なら、彼女が使っているウクライナ語の教材をちらりと見せてもらって、キリル文字も確かめておく]

(83) 2017/04/02(Sun) 23時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 
 ……お話って、すごいですね。

 イワコノフさんとわたしが
 遠い、けれどほんとうの兄弟だったらって
 これだけの事で、つい考えてしまいます。

 わたしが、兄弟を知らないからかしら。


[イワコノフさんについて知ることは多くない。
 彼女がこうして学ぶために、蔵書量の割に充実した、ウクライナ語の教材>>0:106。ここで学んでいる以上、日本への訪れは計画したものではなかったのだろうという予測と、義眼が示す事件の気配――そんなところ。自分から問うたこともない]

[それでもこうして、親しくなる空想が出来るのだから、不思議なもの]

(84) 2017/04/02(Sun) 23時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[――考えてしまうのは、彼女が一言添えていた、親日の理由についても。
 遙か昔、生物としての起こりまで遡ったなら、すべての人類は兄弟のはず。それでも、こうして国の名前を聞かされて、遠い兄弟かもしれないねって夢を見るのは、少しばかり話が違う]

[顔のない、漠然としたものに対する親近感。
 共感とでもいうのかもしれない。
 話ひとつでも芽生えさせられるのだと知ったそれに、不思議ですね、と、今一度呟いた]


 絵本も、今度取り寄せをお願いしてみますね。
 どんな絵なのか、ちょっと気になります。


[そうして礼を告げたのちに、食堂へ向かう彼女>>52を見送ろう。
 朝ご飯は――というより食事は、身体を動かすための大事なものだから]*

(85) 2017/04/02(Sun) 23時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

―― 図書室→廊下 ――

[今日借りたのは、ロシア語の本が一冊と、世界史の本が一冊。
 片方はいつもの本だけれど、もう片方は今日探したもの。
 ……イワコノフさんの語った“キルギス”を、私はあまり知らない。だから辞書で引いて、位置を調べて、中央アジアの歴史にまつわる本を探し出してきた]

[ほんとうは、一緒に教えて貰った文化>>20についても学びたかった。カトリックについては親しみがあったけれど、東方正教についても、物語の背景となるウクライナの文化についても、わたしは詳しくないから。
 でも、一日に何冊も読み切れはしない。ひとつひとつ辞書を引くのであれば尚のこと]


[だから、気になるところは手帳に記した。忘れずにあとで調べられるように]

(106) 2017/04/03(Mon) 01時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[――ひとり蔵書を探す前の、イワコノフさんとの会話>>93が蘇る。
 我ながら唐突な問いかけだったのに、丁寧に発音を教えてくれて、空想の話も返してくれた]


 親が兄弟なのだから、そうですね。
 従姉妹の方が正しいわ。
 ……ふふ、わたしもだめね、もっときちんと話さないと。

 ……でももし、日本とウクライナが傍にあって
 イワコノフさんが、ほんとうに従姉妹だったとしたら。

 きっとわたしは“姉さん”と呼ぶでしょう。


[だってそちらの方が、近しく感じられるもの。
 思わずそう告げてしまうほどに、会話にて知る彼女の雰囲気は柔らかく感じられて――より彼女の知る世界を、同じ話題を、してみたいと思わせたから]

(107) 2017/04/03(Mon) 01時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[そうして自室へ戻る最中、曲がり角の先に、杖をついて歩く姿があった>>70。朝のあいさつをまだしていない、おそらくは遅い朝食帰りの姿。
 たたっと数歩で距離を詰めて、そっとその顔を見上げに行った]


 ――むつがわせんせ。


[きっちり勉強を見て貰っていた>>29祭くんとは違い、わたしは時々質問に伺う程度。それでも、“学生”らしい呼び方が抜けることはない。
 かつて先生を呼ぶのに使われていた名前達>>0:56に比べれば、あまり砕けていない呼び方が示すように――あまり習っていないとしても、わたしの中で“むつがわせんせ”は先生だ]


 お早うございます。
 自室に戻られるんですか?

 もしこの後、しばらく部屋に居られるなら
 質問に伺っても、大丈夫ですか?


[読んでみて、分からないことがあれば、ですけど。
 そう補足しながら、手にした歴史の本をちらりと見せる]**

(108) 2017/04/03(Mon) 01時半頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2017/04/03(Mon) 01時半頃


[その望みが叶えばいい。
 そう思うのは、紛れもなく、事実だ。ケーキを喰らうフォークの宴、足を潰された元女軍人、陰惨を絶望を経てなお消えぬ強い意志、高熱の炎のようなそれを以て、血に彩られながら復讐を果たす――
 ああ、それは、とても胸躍る、
 とても美しい、復讐譚じゃないか。

 ……

 それが失敗に終わったとしても。
 たとえば彼女の悲惨な死で終わるとしても。
 それだって、美しい、素晴らしい、
 残虐劇だとは、思うけれど]

……、

[彼女は復讐の事を誰にでも話しているわけではない。むしろ男は特別に教えられた、立場らしい。
 よりによって、復讐すべき相手の同類を選んだ、選んでしまった、彼女の誤謬を思うと、それはあるいは喜劇めいているようで、今でもたまに少し笑いそうになってしまうのだ。
 無論それを本当に漏らしてしまう事はない。ただ神妙に彼女の相談相手つなるばかりなのだ、今日も]


[いつだって
歪む口唇が語るのは、事実ばかりだ。
嘘を吐けるほど
正常を残しているわけではない。


事実だ。真実だ。
どれも、これも。]


[風に紛れた小さなそれも]


“だいすきですよ”

“「フォーク」って存在が”


[いつか
誰かの前で零した言葉も。*]


白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2017/04/03(Mon) 22時半頃


[くちゅり くちゅり
粘着質な音を立て、咥内をかき回す。
口唇を開けば、その隙間から
真っ赤に汚れたフォークが顔を覗かせて。*]


[食事は苦手だった。
味がしないものを飲み込むのは不自然なことで、
それを人前で上手くこなせる経験も演技力も足りなかったから]

 ……いちごジャム、みたいな

[甘い匂い。
果物を煮詰めて、香りを強くしたような、濃い匂い。
それが彼の血の香りで、
彼を目の前にすると、味のしないパンも、かつてジャムを塗って食べた時みたいな勘違いを起こすから。
食堂で会うには、最良の人だった]


いちご、じゃむ


いりますか?


[職員さんは厨房の中
食堂には二人きり。

真っ赤なフォークを差し出してみることも、少なくはなかった。
それをするのは
自分たち以外、誰もいないときに限るけども。]


― Page XX ―

有り体に言えば、勘というもので。
一目惚れとはこんな感覚なんだろうなぁ、なんて。
逆上せたような頭が考えていたのを覚えている。

他の誰も気づいていない。
まだ、気づいてはいない。


「たべないんですか、ケーキ。」


「おいしいですか。」



施設に来て、数か月も経たない頃。
そう、声をかけたことだって
他の誰も、知らないこと。*


 うん、 ……やっぱり、まずいよこれ

[パンを指さし、その手を伸ばして真っ赤に濡れたフォークを受け取った。
その手は少し震えていて、本当はジャムさながらパンに塗りつけようかと思ったのに(そうすればパンも美味しく食べられるから)待ちきれない、というように舌を伸ばして]

 ……ん、  ふふ

[とびっきり美味しいものを食べた時、思わず笑ってしまうように。
はりつけたものではない笑みを満面に浮かべて、フォークに絡みついた血を舐めとった]


 ― 無知の頃 ―

[怯えた目を彼に向けたのは、それが最初で最後だった。
傍から見れば、体格も違う男二人。
ケーキの味を知らず、欠けた何かを見つけようと施設での日々を過ごしていた智秋にとって、フォークだと見破られるのは、恐ろしくて―――]

 ……食べたこと、 ないよ

[ようやく絞り出したのはそんな言葉。
味を知らぬからこそ我慢が出来た。
行き場がないからこそ、自制が出来た。
それは数ヶ月前のこと。
ケーキの味を知らなかった頃のこと。

味を知るまで………あと、少し]


[差し出したカトラリー
美味しそうに、それへと這う舌を見れば


どこか、愛しげにも、優しくも見えるような
柔らかな微笑みを一つ。


木製がすっかり綺麗になれば
その柄へと、手を伸ばして。]


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