244 原罪の伽藍テーブル
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―未明―
[逃げろ。
逃げろ、
声が途絶えた。]
(2) 2017/04/04(Tue) 01時半頃
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[目立つ薄金は、くすんだ赤――最早、黒に近い色に隠して。 月明りを背に 途絶えるまでを、聞いていた。
*聞いていた*]
(3) 2017/04/04(Tue) 01時半頃
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―早朝―
[いつもよりも、早い時間。 絶叫に揺り起こされて>>7 目を覚ます。]
ひ、 ひひっ
[寝起きの乾いた喉から掠れ声。 瞼を下ろし、持ち上げ、天井を見上げて、窓の外 それから、廊下へと続く扉へと。
丁寧に、腹へ包帯を巻きながら その指先は、震えていた。]
(22) 2017/04/04(Tue) 12時半頃
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[聞いていた 聞いていた。>>3 聞いていただけ。
開け放たれた扉の向こう>>5 見たのは、全て終わった、その後。 散らかされた「ケーキ」の残骸 その形を、じっと、 見ていた。*]
(*1) 2017/04/04(Tue) 12時半頃
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―中庭―
[日課には、欠かせないものがあり それを取り上げられてしまった日は、まず、探すことから一日は始まる。 昨日の鋏は、職員が処分してしまっただろうから それに代わるものを。]
ある、かな あ、は、
[何でもできてこその“王子様” 衰えることを知らない体は 窓から飛び降りるのだって容易いこと。 パンジーのプランターの近くへと、裸足が落ちて。]
(23) 2017/04/04(Tue) 12時半頃
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[視線が留まったのは、からっぽの鉢。 素焼きのそれを、片手で軽々持ち上げて、]
[ごつり、重たい音。 育むためのテラコッタ 裁断道具の代わりにすらならないなんて、考える間もなく 存外、容易く壊れてしまうそれを 壁へと、思い切り、叩きつけた。*]
(24) 2017/04/04(Tue) 12時半頃
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――――ぁ あ
おはよーございます、むつがわさん
[止めるものがいなければ、 好都合とばかり、欠片を踏みつけて 顔を上げる>>26]
あのね、これ、いたいかなぁ はさみとか、隠されちゃってるから みつからなくって、だから でも、これ、結構分厚いんですね。知りませんでした。
[花の上にも降り注ぐ土色 変形したテラコッタ 握ったそれを、おもむろに首へと寄せながら 常と変わらず、笑った。*]
(30) 2017/04/04(Tue) 13時半頃
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う あれぇ やってくれるんですか、むつがわさん
[欠片は、首筋を軽く突くだけに留まるものの 男のそれよりもずっと柔らかな手に包み込まれれば>>34 振り払うことはせず、期待めいた色を声に乗せる。 何度、何度、戒める言葉を重ねられようと同じだ フードの中、言葉を理解するための器官は、音だけを掬い上げているよう
返事と呼べる言葉を、発したことは無い。]
(37) 2017/04/04(Tue) 15時頃
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やってくれるなら うれしいなぁ 昨日も、いーこと、たくさんあって 今日も、朝から、良いことあったら 俺、しあわせなんだなぁって、 思うんです。
[気付く素振りは何一つない。 周りの者の心など。 只、怒りを、苛立ちを相手が浮かべるならば 全てぶつけてしまえと 視線が、ゲバルトを――仕置きを求める。*]
(38) 2017/04/04(Tue) 15時頃
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しあわせ、 幸せ しあわせ
[離れる手へ 欠片握らせようと差し出すも それより早く、腹へとふくよかな手が伸ばされて>>41 抉られるか、包帯でも取られ、引っかかれるか。 そんな、至上の悦楽を今か今かと待ちわびる瞳は
その刹那、見開かれる>>42]
(43) 2017/04/04(Tue) 17時頃
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……い、 う、
[きょとん、と 珍しく、不可思議そうに黙り込む数秒。 期待が大きいほど、それが為されなかった場合の落胆は大きいものではあるが 赤フードの下、殆ど笑顔の絶えないかんばせには 幾つもの、隠しきれない疑問符が、ありありと浮かべられる。]
あ、 ぁー、 あ、は、
[遠くなった幸せ 痛いか、苦しいか、悲しいか。 鈍い足取り>>42 に背を向けて、 中庭にも目立つ赤衣は、パンジーのプランターの傍らへと座り込み。]
(44) 2017/04/04(Tue) 17時頃
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は、 あは、ひ あひひっ は おあずけ、されちゃったぁ……
[離れてしまえば、きっと、聞こえない。 吐息交じりに、愉楽を吐き出せば 取り上げられもしなかった欠片が 頬を*強く引っ掻いた*]
(45) 2017/04/04(Tue) 17時頃
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― 中庭 ―
あ
[かり、かり り 頬を掻いて、掻いて、掻いて 刃物でつけるそれよりも、ずっとずっと薄いそれを、爪がつつこうとして、止まる。 近づく音と、白い色。>>58 それと、 袋越しにも、鈍くきらめく、]
(84) 2017/04/04(Tue) 23時半頃
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わ、いしまさん それ、どこにあったんですか おれね、さがしてたんですよ 鉢は、代わりになるかなって、試しても、やっぱり、足りなくって ね、 ねぇ それ、貸してくれますか
[握っていた欠片は、無造作に落としてしまい まるで、宝物を見つけた子供のように ぱぁ と、花開くような笑みを作って、歩み寄り 指の示す先よりも、取り出された鋏に 視線は、釘付けに。
出来ないかもしれない、と、告げられたのに>>58 いつものが、出来ると そんな、歓喜を隠しもしない*]
(86) 2017/04/04(Tue) 23時半頃
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あれ あれ、あれ れ だめ ですか どーしたら、貸してくれますか 職員さん、いじわるなんです。すぐ、隠すから だから、
[お願いしても、聞いてくれないならば それはつまり、だめということで>>101
鋏からそらした瞳は じっと、ずっと低い位置にある顔へと。 眉を下げ、首をかしげる様は おねだりをする、子供めいて*]
(103) 2017/04/05(Wed) 00時頃
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[一歩、二歩と 近づいてくる刃物を、ちらりと二度、三度。 どうやら、貸してもらうには、条件がついているようで>>111 暫しの沈黙、から。]
なに、したら いーですか? なんだって、やりますよ、だから おわったら、かしてください。そしたら いっぱい、いっぱい いっぱい、するんだ、 ひ、 あはっ
[今しがた、提示された条件なんて、聞いていないように 白い前歯が、指先を噛む。 もし、全て終える前に渡してしまえば すぐにでも、刃を褐色の下へと埋めてしまいそうな 声色は、それほどに 裁断の瞬間を待ちわびている。*]
(113) 2017/04/05(Wed) 00時半頃
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[右手>>120 無骨の左手が、緩く握る。 何も持たないそれを、差し出されるその意味を 理解しているか、どうか。どちらととるかは、相手次第だが。]
いっぱい いっぱい、できる、なんでも、なんでも ひ、 やっぱり、いー日ですね おれ、昨日も、今日も 幸せで、 しあわせで 生きてるって感じして て
[向かい合う娘へと 向けた だけの、二つの色を細めて。]
(125) 2017/04/05(Wed) 01時半頃
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――――ねぇ、つぎ、は?
[何かするならば、応じよう。 どこかへ行くならば、好きな所へ
指示を待つ。
おあずけされたままの満足 *それだけのために*]
(126) 2017/04/05(Wed) 01時半頃
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[“次”への答え 言葉で示されたそれを、ゆっくりと飲み下していくような間、数秒。 きっと、何かをお願いしていて>>138 それを、形だけでも理解したかのように。]
(139) 2017/04/05(Wed) 17時半頃
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[だめなこと、は 赤衣にとっては、死ぬことで それをするということは、 つまり。]
[そのあとは、どうしようか。 「フォーク」に差し出せば 「フォーク」は喜んでくれるだろうか。 彼らが違う、「ケーキ」を食らうならば 冷蔵庫にでも入れておけば、非常食にはなるのだろうか。]
(*12) 2017/04/05(Wed) 17時半頃
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[たくさんの“良いこと”をくれる娘を前にしながら 信仰にも似た「フォーク」への敬愛は
そんなことを、ぐるり、ぐるり。]
(*13) 2017/04/05(Wed) 17時半頃
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うん いーですよ だから、 だから、
[離れる手。 褐色を下ろして、腹へと添えて。 錆と汚れだらけの それでも、拭われたおかげで、銀の煌めく刃先が、腹へと。]
(140) 2017/04/05(Wed) 17時半頃
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あ゛ぁっ は、あは ひ あァっ――!
[待ちきれないと 娘の手ごと>>138 持ち手を握り締めて、腹へと。 内臓が傷つくか否か。その瀬戸際まで。 パーカーと、シャツと、綺麗に巻いた包帯をも貫いて 先の鋭い鋏を、ぐり、と 回して。]
い ひ、 ひひ ん゛あ゛ぁっ ひ、ひゃ、 あは はははっ
[じわり、腹部を覆う布に、太ももに、 がくがくと震える膝に滲んでいけば ぽたり、芽吹いた若い緑へと。 果実にも似た赤い色が、散って行く。*]
(141) 2017/04/05(Wed) 17時半頃
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っあ゛ ひぎ、が、ア゛は゛ぁっ やば、 きも゛ち い、ぃ あ゛ひ、 あひっ
あ、すき いたいの、 だいすき、好き、
[こくり、何度も何度も、首が縦に揺れる。 死なないようにと、綱渡りにも超えることをなかった一線を 娘の小さな指先が搔き乱す>>142
日差しの下、引き出された、赤塗れの桃色。 出しただけでは、死にはしない。 腹裂きの執行台にも似た光景になったことか。 響く声が、悦楽のそれでさえなければ。]
(155) 2017/04/05(Wed) 20時半頃
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[娘の左手を、右手がつかんだままに ぬらりと 赤色の滴る左手が、頬へとのばされる。 撫でようと、触れようと。
――あるいは
その涙を拭おうとするようにも見えるか>>143
優しいだけの指が、頬へ、触れることを許されたならば 親指は、まなじりを 撫でようと。*]
(156) 2017/04/05(Wed) 20時半頃
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は、 はは、ひ、
[生ぬるい呼気を吐き出して 閉ざされた目元を>>163 親指が何度も往復する。 掌にべっとりついたものは、染まる頬をより紅く。
右手は、緩慢に 鋏持つ手を押しやって>>160]
あのね お、れ すっごく、しあわせ でも、ね
[撫でる左手は、頬から、顎のラインをなぞり、]
(168) 2017/04/05(Wed) 22時半頃
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[引き出されたものへ、寄せられる唇。 食べてくれるのか、なんて そんな、淡い期待よりも。
彼女は、「フォーク」ではない そんな、落胆。]
(*15) 2017/04/05(Wed) 22時半頃
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[「フォーク」だったら 喜んで、「ケーキ」の身を引き裂いて、差し出すのに。
「フォーク」のためになるならば 別に、死んだって。]
[だけど、]
(*16) 2017/04/05(Wed) 22時半頃
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――――あなたは、「フォーク」じゃないから
[滑り降りる左の、男の硬い指が 骨のない、薄い皮膚を、つんとつついて。]
いしまさんが、「フォーク」だったらなぁ……
[手が開かれ 長い指が、おもむろに曲げられて。 酷く、ゆるやかに 女の細い首を、掴もうと。]
(169) 2017/04/05(Wed) 22時半頃
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[普通ならば 痛みは、人の力を弱めてしまうものなのに 締め付けんとする力は、常時とさして変わらない。]
[動かされた鋏は>>160 大動脈までは届かず それでも、一瞬、足元はよろめき。 踏ん張ったは良いものの 傍らの、大きな鉢が、一つ。
鈍い音と共に倒れ その中身を、ブチ撒けた。*]
(170) 2017/04/05(Wed) 22時半頃
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