244 原罪の伽藍テーブル
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[その事実は、あまりに唐突で、
甚だしくショックな、
筈だった。
けれど、実際には、そんな事は、そう、どうでもよくて。なんだ、そうだったのか、とか。難儀だなあ、とか。そんな、軽い感想しか、その時には浮かぶ事はなくて。
ただ、ただ、何より、
美味しそうだなあ、と。
食べたいな、と。 思ったから。
自然、男はその処理に向かった。そのまま血を啜り、噛り付き、満腹になるまで夢中で味わって、
残りは、捨てるのは勿体なさ過ぎるし、面倒で危険だと考えて。今思えば酷くぎこちない仕事ながらもなんとか切り分けて、冷蔵庫に入れて、少しずつそのままや料理してやで食べた。腐るに間に合わない分は冷凍した。そうして初めて食べた「ケーキ」の味はよく覚えている。彼女は濃厚なベイクドチーズケーキのような甘さをしていた]
[考えてみれば、
葡萄が嫌いになったのはそれからだ。
かつて好きだった葡萄、その食感が、無味となってみるとどうにも気持ち悪く感じられて。逆に、林檎、それなどは、かつてはどうでもよかったのに、食感が好ましく、比較的頻繁にたべるようになった。
そんな事を考えて、
いい匂いだな、 近付いてきた瑠東に、思った。それは彼が纏う他の「ケーキ」の匂いと、彼自身の、その匂いと]
[僕がフォークだと知ったら、
君は、やはりそのように、笑うのでしようか]
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[大量に流れた血と漏れ出た内臓からのきつい匂い。未だそれを解体し食べ続けられる檀に相容れることのできない種の違いを感じた 勝手なものである、指示したのは私なのにその指示によってますます彼女も殺さなければいけないと再認識してしまうのだから]
そう・・・違ったのね・・・ 少し・・・席を外すわ・・・トイレで口をゆすいでくる・・・ 変なことは考えないでね。 裏切ったら殺すから・・・。
[とにかく気分が悪い。 檀の服や顔についた返り血にはもう見るだけでも生理的に催す嗚咽感、解体はまだ続くと見て気分を休ませるためにその場を離れようと車椅子に何とか乗り込む。 釘押しのように一言添えて車椅子を動かし始めると、キイキイとタイアは鳴き始めていた。 体当たりのせいで取り付け部分が歪んで緩んでいるのだろう。 カッターを再びポケットにしまいながら彼女の前から離れていった]
(28) 2017/04/08(Sat) 20時半頃
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――トイレ――
[厨房室の前からトイレへと移動すると、鏡の中の自分に深い溜息。 顔色は青白く疲労が浮かび、目元のクマのようなものがはっきりと見える。 シシムラの行動とケーキの言葉、伊島の変わり果てた姿に檀との関係。 精神的なストレスが肩にのしかかり、少し過呼吸気味になりながら、水で顔を洗う。]
はあ・・・っはあ・・・
[しつこいほどに顔を洗って気持ちを落ち着かせるものの、身体に震えを覚えている。] ・・・私は間違っていない・・・・・・仕方ないんだ・・・・・・ くそ・・・ [平常が異常にかわった数々の出来事に、気を緩めてしまえばプツンと恐怖にも流されそうで、顔を強く振り意思を強く保つためにダンっと洗面台を叩いた*]
(32) 2017/04/08(Sat) 21時頃
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[ただ、察してはいた事だ。
香る甘い匂いから。
その詳細は未だ、わからなかったが。
それに関する実際は、本当には、男には特別気にかける必要がないようなもので、ただ気になりはした、特に食べたいと思う誰かが終わったなら、それは、寂しくもあって。
……
ケーキ役、目の前の彼が言った言葉は実際正しい。男はケーキという役を演じているのに過ぎないのだから。
骨まで、
語られる望みの倒錯に裡でわらう]
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そういえば、みんなはどうしてるのだろう・・・・・・
[ようやく鎮まった吐き気と身体の異常、数度深く呼吸を整えると談話室で会ったきりの呉羽、瑠東、初野、ギリアン、六川、六嶋に思いが向く。]
無事だといいけれど・・・
[このまま戻る前に誰かと会えないかしら。 ワレンチナはフォークを探すのもあるが、檀のことやシシムラと伊島のこと、一度誰かに相談したいと考えた。呉羽が真っ先に思い浮かぶ、これまでの付き合いの中で唯一信用していると言えば彼くらいだろうか。根拠はないものの談話室で見たときの彼を思えば心配も少しある。 トイレを出て彼の部屋に向かって軋ませた車椅子の音を出しながら進み向かえばそれは>>36瑠東の出てくるタイミングだっただろうか?*]
(44) 2017/04/08(Sat) 23時頃
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[瑠東と認識すれば少しの警戒をしながら近寄っていく]
あなたも無事で何よりね・・・ 顔色? ・・・そうね。見るのは死体ばかり・・・ [>>52 檀のことを話すには少し、躊躇いはある。しかし今呉羽と一緒にいて彼が無事だと言うことは彼もケーキと言うことなのだろうか。 呉羽がそこにいると聞けばそこに向かいたい気持ちはあるけれど、彼がもう離れる気なら先に聞いておいた方がいいだろう]
呉羽も無事なのね。それならよかった。 ところであなたはどこかいくの? 行くならその前に何か情報とかあれば聞きたいけれど。 ・・・ちなみに私からは伊島とシシムラが死んでるわ。
[伝えた後で、彼の反応を見る。彼はそのことを知ってるのだろうか *]
(59) 2017/04/08(Sat) 23時半頃
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・・・六嶋は確かにフォークではなさそうね。 犀川のことも知らないように見えたし。 伊島はたぶん、シシムラが殺したのだと思うわ・・・。 理由はわからない、 けれどシシムラはフォークでは無いと思う・・・
[詳しく聞かれれば首についた手形と厨房に運んでいた事の顛末を話すだろう。シシムラに関しては私と檀で殺したと真実を濁して。 そして檀についてはその状態では伝えるのは躊躇われた。 彼に伝えるには腰を据えて話をする必要がある。]
なあ瑠東、調べた限りやはりフォークは身内の中にいるが、 お前は誰がフォークだと思う?
[彼はどう考えているのだろう。伝えるならばまず思考を知りたくて*]
(65) 2017/04/09(Sun) 00時半頃
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― 部屋の中、三人が一つになる時間 ―
[ギリアンも、六川もそう。
柔らかい場所を、あるいは近い場所を狙うようにして
とくとくと脈打つ太い動脈に噛みついた。
甘いものを食べるのに、苦い表情はいらない。
痛烈な悲鳴もいらない。
咽び泣く涙も――それはとても甘いけれど――いらない。
今も、手首と、そしてギリアンと同じように腕に噛みついて出来た傷から、とくとくとくと血を流し、部屋の中はさらなる甘い香りに満たされた。
自ら瞼を下ろした六川の姿は、穏やかに見えた]
[全部は食べられないから。
半分だけ食べようと思った。
柔らかな胸に驚いたけど、その食感は他のどこよりも本物のクリームみたいで、食べながら思わず声をあげて笑った。
美味しかった。
腹が膨れて気持ち悪くなったけれど、吐き出しそうなのを堪えてひたすら手を口を動かした。
好きなものは皿の上にのるくらいがちょうどいい。
食べ残したら長いことおいてはいけない。
すぐに悪くなってしまうし、不思議と悲しいような気持ちになるから。
――まだわからないけどそんな気分になるような気がするから。
全部食べられたらいいのに。
全部、 全部。 三人で、ひとつに*]
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全面的に信用しているわけではないわ。 でもフォークで無いことを証明しろなんて無理な話でしょう? 問答無用で殺すよりは、判断して相手を殺したいと思ってる。 それだけよ。
[フォークだと思う檀を知っているから彼への容疑は反して薄れるのもあるだろう。檀を利用して調べている結果、ケーキばかりの施設の中で、フォークは檀だけなんじゃないかと言う思いもある。 そんなときだろうか。遠くに聞こえる>>41 空耳か真実かその叫び声は彼の耳にも届いたのだろうか。]
今、叫び声が聴こえた気がする。あなたにも聴こえた?
[聴こえなかったならば、そのまま動くことはない。 でも聴こえたならば、ワレンチナはすぐに向かおうとするだろう。 急げばもう車椅子は空しく壊れてしまうことに気づかずに*]
(80) 2017/04/09(Sun) 01時頃
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