244 原罪の伽藍テーブル
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ししむらくん、って ………頭おかしいよね
[今まで交わした中で一番まともな会話だった。>>6:+39 だからこそ、おかしいと言える。 彼の「楽しい」が、普通の人の楽しいとは違うとわかるから。 それを与えることが出来ると知っていて、与えなかった。 普通と違う悦びを得るなんて、簡単に得るなんて、そんなの羨ましくて、許せないと思ったから]
でも、まあ 楽しかったなら良かったね
[今度は智秋が窓の外へ視線を投げる。 見える景色は生前と何一つ変わらない。 今はもう、あまり楽しそうじゃない廊下の二人を見て、肉叢を見て、そのまま、背を向けた]
楽しかった、かなぁ
[自問を床に吐く。 美味しかったかと問えば、それは勿論と頷くけれど、 楽しかったか、幸せだったかと言えば、よくわからないまま]
(17) 茄子 2017/04/11(Tue) 23時頃
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[廊下にあったのは命のやり取りだろうか。 それとも、ただの言葉遊びか。
背中を向けた智秋はその行く末を知らない。
途中自室をとおりすぎる。 壁の向こうにあるトランクの中身は、 思い出と呼ぶには遠く、捨てるには近すぎた。
本当は―――……]
(67) 茄子 2017/04/13(Thu) 00時半頃
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― 屋上 ―
羨ましいなぁ
[死んだこと。生きていること。 食べられたこと、美味しいと思ってもらえたこと。 ―――これは誰の視点?誰の考え?
希薄な存在は確かに一人分。 腹を撫でてもそこには何の感触もないけれど、 智秋はあの時、確かに三人分で、 それを全て、抱えきれなかった]
おなか、すいたなー
[あの日と同じ空に見えた。 あの日と違う空にも見えた]
(68) 茄子 2017/04/13(Thu) 00時半頃
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[落下防止の柵は、今の智秋には何の意味もない。 それでも足は生前のままの位置。 一歩引いた場所から、中庭を見下ろいた。
いつかと同じ二人がそこにいた。 六川とギリアン。 一緒になったはずの二人は、やはり分かたれてそこに存在していて(否、存在はしていない)智秋は音にならない溜息をついた]
………はは、
[意識して笑いを洩らす。 それから吐いた分だけ息を吸って、声を張り上げた]
待っててくれなくてもいいんだよ 約束、 ……果たせなくてごめんね
(92) 茄子 2017/04/13(Thu) 23時頃
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[食べたことに対して謝罪の意思はない。 けれど命を奪ったことに対しては、確かに罪悪感があって、 距離があって良かったと思えた。
少し目をそむければ、あるいは意識をそらせば もうどんな表情をしているかはわからない。 そんな距離が、ぴったりだった。
「気が向いたら」 一方的に断ち切った約束のなり損ね。 もう一つはこの屋上で。 それもきっと、果たされることはないのだろう]
(93) 茄子 2017/04/13(Thu) 23時頃
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[何の遠慮もなく唐突に開く扉。 振り返った先に認めた、幾分か色を失った顔。 図らずも意識に上らせていた当人が現れたことに、智秋は思い切り顔を顰めて―――相手に見えるはずがないことを思い出して、少し笑った。
きっと誰にも取り込まれることのない、たなびくシーツの白い波。 風に吹かれて、そこにぽつり、と赤が混じる]
なぁんだ
[ふわりと甘い香りがした気がしたけれど、この状態に嗅覚があるのかは疑わしい]
死ななかったんだ、 残念
[触れられもしないシーツを潜り抜ける。 広くはない屋上。 こちらを見ないその背中に、声をかけた]
(102) 茄子 2017/04/14(Fri) 00時頃
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俺さぁ、 フォークなのに食べられかけたんだよね ……って言ったら、笑うだろ 玲
[中庭と反対側の手すり。 間に人一人分くらいの空白を置いて、座り込んだ。 空を見上げた。
気が向いたから、 これは独り言だから。 そう思うと、今ならなんでも言える気がした]
(103) 茄子 2017/04/14(Fri) 00時頃
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なんだ、それ
……聞こえてる? わけ、ないか
[風に揺れるのに合わせてシーツを引っ張る仕草をする。 穏やかな風の音、鳥の声。 叫び声も泣き声も、此処にはどれも届かなくて それこそ夢のような場所だった。
だからきっと、これは夢だ。 命を落として、全てが終わるまでの猶予期間]
嘘つけ 何言ったって鼻で笑うつもりだろ
[それこそ鼻で笑って、独り言を続けることにした]
(108) 茄子 2017/04/14(Fri) 00時半頃
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好きだからってさ、俺を食べたいって言うんだよね
好きだから食べて欲しいって言うんだよね
[あの時どんな顔をしていたかは、もう思い出せない。 もし道端ですれ違っても気づかないかもしれない。 それくらいの、過去の人]
冗談じゃないよ、 ケーキでもない人を食べるってさ もー最悪。くそまずいし、気持ち悪いし、
料理に混ぜて どう、美味しい?ってくるし
ああ、頭おかしいんだな、この人って思って
[でも確かに、好きだった。 だから、美味しくないのが悲しかった。 それだけを強く、覚えている]
(109) 茄子 2017/04/14(Fri) 00時半頃
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…………玲って、どんな味なんだろ
[独り言は唐突に終わる。 過去を語る言葉はもうどこにも持ち合わせていない。 瞼を落とす玲の前にしゃがみ込み、観察するような視線を投げる。 振れようとはしない。触れられもしない。そんなつもりもない。 なにより――]
あんまり、美味しそうじゃないかも
[聞こえやしないのに、聞こえるはずもないから、 だから、あえて聞こえてもいいような言葉を選ぶ。 流れる赤は、錯覚かもしれない甘さを周囲に巻き散らす。 零れるそれを、シーツに染みた滴を吸い取って、 中にある全ても飲み干せたら、
またひとつに? それは、面白くない。
それは声にも出さずに、ただ笑った*]
(111) 茄子 2017/04/14(Fri) 00時半頃
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あれ、部屋見てないのかな
[ギリアンの部屋は、B級ホラーもかくや、という惨状だ。 あれを見て、唯一腕も足も手指さえ、一本も欠けずに存在する智秋をケーキだと思う者はいないだろう]
食べられるの、 幸せ? ……変なの でも、つまらなくはないのかな
[傷を見せびらかした玲だ。 きっと「普通のケーキ」なんかではない。 世間一般には可哀想な人なんだろうけれど、 何故だか、今も不幸せそうには見えない。
眠そうな声で、あり得ない会話を穏やかに進める彼は、 きっともう、半分以上死んでいるのだろう]
(121) 茄子 2017/04/14(Fri) 01時頃
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遊園地、嫌いだし あの耳も嫌いだし、
……玲のことも、好きじゃない
だから食べないよ 美味しそうに見えるのも、きっと食べられなかったからだよ
[正直な彼のいうことはきっと全て本物で、 偽物でしかなかった智秋の言葉は、 独り言でもきっと、もうどこまで本当かはわからない]
(122) 茄子 2017/04/14(Fri) 01時頃
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死ぬの?
食べられずに死ぬんだ ケーキなのに ただ、死ぬんだ ケーキなのにね
[食べられるために作られたお菓子が、 誰にも食べられずに捨てられる。 そんな光景が浮かんだ。
それならやっぱり、変じゃなかった。 食べられるのは幸せだ。 ケーキとしての自分しかないのなら。 フォークとしての自分しかないのなら、食べるしかないのと同じように。
閉じた瞼に手を伸ばした。 触れられないのはわかっているから、睫毛のその先で、手を止めた。おやすみ、と声に出さずに呟いた*]
(123) 茄子 2017/04/14(Fri) 01時頃
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[おやすみ、おやすみ。皆静かに寝てしまえばいい。 息をこらして、息をとめて、命を終わらせて ゆっくり、ゆっくり世界から消えてしまおう。
顔をあげた智秋の視界、シーツの波のその向こう。 ひら、と小さな花弁が風に紛れた。 誘われるように足を踏み出す。 屋上の反対側へ。 幾度も見下ろした中庭へ、彼らがいるその先へ―――]
(147) 茄子 2017/04/15(Sat) 00時半頃
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……あれ、 眠っちゃった、かな
[何もなかった。 誰も、いなかった。
誰にも見られない空白の一瞬。 智秋は迷子のように、泣く寸前の子供のように顔を歪めて、]
え、 ……?
[名を呼ばれた気がして振り返る。 誰もいない。誰も、いない。
涙を忘れた幼子は、にっこり「笑って」別れを歌う]
じゃあ、 そうだな
(148) 茄子 2017/04/15(Sat) 00時半頃
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