244 原罪の伽藍テーブル
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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嗚呼、聞こえ る。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2017/03/31(Fri) 00時頃
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「人が人を食べるなんて、有り得ない事さ」
「有り得ない、というのは言い過ぎだね。
無論、有り得る事なんだよ。
いつだって、いつからも、これまでずっと……
有り得た事だ」
「それは“現代的な”文明と、理性と、
共に備わる上でなら、そう、有り得ない事で、
ただ同時にしばしば有り得る事でもあった。
歴史上、人類学上、……あるいは犯罪学上も含むか?
その観点から言うならば、
人が人を喰らうのは、
何も珍しい話じゃない。話じゃ、なかった」
(#0) 2017/03/31(Fri) 00時半頃
「それでも、こうもそれが、
有り触れた事になるなんてね。
思ってはみなかったよ。
思わなかった。俺がその、
この……“ケーキ”なんてものに、なるまではさ」
「思えば三十年、三十何年?
俺が生まれる前よりも前から、その時からさ、
人は、世界は、何か、なんだか、
変わったんだなあ。……なんだろうね。
それは、なにか……神かなんかの、」
気まぐれか 何か なのかなあ 。
(#1) 2017/03/31(Fri) 00時半頃
いつか、何処かで、
いつか、そう呟いていた青年は、
いつか、何処かで、
ばらばらの残骸になって、死んだ。
(#2) 2017/03/31(Fri) 00時半頃
三十と少しの前、その年の前、
人類には、世界には、ある変化が起きた。
それは、先天的な異常、
ある手合いからしてのみ、埒外の美味な食物とされる、
「ケーキ」と呼ばれる存在の出現。
それに釣られるように――
卵が先か鶏が先かとは、誰が言い始めたものだろうか――
現れた、後天的な異常、とされる、
彼ら「ケーキ」と何よりの美味として欲する、
「フォーク」と呼ばれる存在の出現。
(#3) 2017/03/31(Fri) 00時半頃
「ケーキ」はその多くが若くして死を迎え。
迎えずとも、人生を半ば絶たれるのが常である。
体を損ないあるいは心を損ない、
あるいは、それを共に損なって、
そうした者が保護される、
(隔離される、)
施設が、一つ、静まり帰ったある山の奥底、
木々に囲まれた中に佇むように、存在していた。
(#4) 2017/03/31(Fri) 00時半頃
其処は極めて平和だった。
極まった平和を、作っていた。
「平和」な施設の片隅で、
収容者の「ケーキ」の一人たる痩せ細った男、
犀川が、震えていた。
いつものように。
いつも奇矯な言動ばかりする彼と思えば。
何も変わりはないように。
いつものように。
何も変わりはないように。
施設は、平和にあり、
「ケーキ」とされる彼らは、
平和に、日々を過ごしていた。
すぐ傍らにある陥穽には、気が付かずに。
(#5) 2017/03/31(Fri) 00時半頃
/*
この村はネット上のフリー創作設定「ケーキバース」の世界観を拝借した、皆でカニバリズムしたりされたりしようぜ! という趣旨の、完全RP村です。
一にも二にもエログロですので、閲覧に際してはご注意ご自衛をお願いします。閲覧制限はR-18Gです。
この村の参加者は事前に決まっています。
参加者の方はwikiをご参照の上、
各希望役職(未希望の方は村人orおまかせ)を希望した上でご入村下さい。入村パスワードはwikiにあります。
プロローグ中は特に何も起きません、
「平和な施設での日常」をご自由にお過ごし下さい。
ダミーへの縁故振り〜絡みもご自由にどうぞ。
(#6) 2017/03/31(Fri) 00時半頃
/*
予定より遅れての村建てとなり申し訳ありません。
かつ簡素な説明導入にて失礼します。
疑問点や希望要項などはあり次第お気軽にどうぞ。
以下より入村を解禁します。
(#7) 2017/03/31(Fri) 00時半頃
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…… 大丈夫かい。 犀川君。 ホットミルクでも、飲んだらどうかな。
[施設の片隅。食堂の一番奥まった席。過ぎない程に低音の、柔らかな声が、控えめに、だがはっきりと通る響きで落とされる。 犀川が座る席の、テーブルを挟んで正面。細身の長身、腰までの長髪が目立つ男が一人座り、はにかむにも似た、心配の色の乗る曖昧な微笑を浮かべていた]
(1) 2017/03/31(Fri) 03時半頃
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[男は、かつては名の知れた俳優だった。十歳で子役としてデビューしてからというもの、その演技力と、薄いが――それも多彩な演技をするに相応しいのだとは、自他共に語るところだった――整った顔、加えて温厚で控えめな人柄から、結構な人気を集めていた。 だが五年前、男は表舞台から姿を消した。 <あの人気俳優は「ケーキ」だった> <「フォーク」に襲われたとみられ> <犯人は未だ逃亡中> <無惨> <「ケーキ」と「フォーク」について、発生は三――> 一つの事件により、常とは異なる形でメディアを、人々を騒がせた、それを最後に]
……、
[なお震えるばかりな犀川に、男は黙って立ち上がり、間もなくまた同じ席へと戻ってきた。両手にマグカップを持って。――その片方、左手には、白い手袋が嵌められている。失われたそれを、補う仮初めを、覆い隠す薄手の布が。 湯気が立ち上るカップ二つを、 かたり、静かな音を立てて、*置いた*]
(2) 2017/03/31(Fri) 04時頃
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― 早朝・施設の廊下 ―
[鼻歌を歌いながら、ほうきブラシを動かす女が一人。 真っ白なフード付き上着の、胸と背には、 “株式会社ペラジー”の太いピンク字。 大型施設の清掃や害虫駆除などを請け負う業者の作業服だが、 彼女――伊島 南(いしま みなみ)――は、 この施設のスタッフというわけではない。
以前勤めていた会社の制服が、掃除をするのに便利だから ただそれだけの理由で着用して、
掃除が好きだから ただそれだけの理由でスタッフにまぎれ、 与えられた日課のごとく、 ほうきブラシとバケツを両手に施設内を駆けまわっている]
(3) 2017/03/31(Fri) 04時半頃
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[ 『手が足らないことがあれば、どうぞ使ってやってください!』
そう申し出た時は当然のごとく怪訝な顔をされたが、 今ではあちらへこちらへ指示を受けるようになったのだった。
こんがり日に焼けた肌から受ける印象と違わず 動くことが大好きな南は、 はつらつとした動きで、サッサコサッサコ、ほうきを進ませる。 動きに合わせて揺れるピンクの前髪が短く、ふぞろいなのは、 作業のじゃまになるからとこまめに切ってはいるものの、 鏡もろくに見ずにジョキジョキやっているせいだった。
おしゃれなど無縁な彼女はそれを少しも気に留めず、 鼻歌まじりで朝の日課に汗を流すのだった]
(4) 2017/03/31(Fri) 04時半頃
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― 食堂入り口 ―
[お掃除経路を進んでしばらく、 通りがかりで食堂の入り口から聞こえた声>>1 中をのぞき込んでみれば犀川と、心配そうに声をかける細見の男性]
おや、犀川先生と、呉羽さんではないですか! お早いですね……とと、 大丈夫ですか?
[明るく挨拶したものの、犀川の様子を見れば声の調子を落とす。 そばにいる男が差し出すのはマグカップ>>2 それが静かに置かれるのをじっと見守って]
お優しいんですね
[ほうきを片手にふわりと笑いかける**]
(5) 2017/03/31(Fri) 04時半頃
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ー 聖クリスティーヌ女学院・告解室 ー
[ふわりと花の香りがした。
摘み取ったばかりの花の優しい香りではない、若い娘らが好んで使うようなシャンプーやハンドクリームの、似せて作ったそれだ。
香水ほど強くない香りは、彼女の肌蹴た胸の間から香ってくる。淡いブルーに白の小花を散らした柄の下着から……その胸のあわいから……いや、もっと彼女がずっと前から押さえつけていた女の性が、今や堰を切って外へ外へと溢れ出しているのだ。]
「せんせ……」
[彼女の唇はわなないて、熱に浮かされたような呻きを吐き出すと、倉庫の高い窓から差し込む一筋の光の下でぬらりと光った。 狭苦しい告解室の中に二人分の熱気を閉じ込めて、時折黄色い声をあげて外を通り過ぎる生徒達の声が何かの警報のように響くのだ。
踏み越えてはならない。 踏み越えてはならない、と。]
(6) 2017/03/31(Fri) 09時頃
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……やめませんか。
[きつく縛められているわけでもないのに、私の身体は全く動かない……あまりに突然の出来事に足が竦んでいるのか、これから起きることに淡く身を疼かせているのか。彼女の手が伸びて、そっと私の右手を包み込んだ。成されるがまま、導かれるがまま、私の手は彼女の下着越しに乳房に触れる。
脂肪の奥に脈打つ心臓から、どくどくと鼓動が伝わってくる……それをばれないように押し隠すにはまだ彼女は幼く、若い。]
「せんせ……」
[もう一度、彼女は私を呼んだ。呼びかけはただ、彼女が崩れ落ちる前触れのようなもので、返事も待たず、彼女は私に口付けた。合わせた唇の隙間を縫って、蛞蝓のような舌がぬるりと上顎を舐める。
遠くの方で、下校時間を告げる鐘が鳴っていた。]
(7) 2017/03/31(Fri) 09時頃
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ひ、ひヒっ あ゛ は あ、ぅ あははァっ
[ぐちゃり、ぐちゃり 足音の代わり ぴちゃり、ぽたり 何かの落ちる、]
(8) 2017/03/31(Fri) 10時頃
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あひっ あ゛あ゛ っ ぁあ、 これ やば っひひ
[言いながら、歩きながら、パーカーの中へ埋めていた刃を引っこ抜く。 ごぽり とうに染まった衣服を伝い、落ちていく。 裸足がそれを踏みつけるせいで、 廊下の床には、ほうきでも、ちりとりでも取れない汚れ。]
あ、 ぁ゛
[腹の、浅い処を抉った鋏が、床の上へ。 一年前、ここへと隔離されてから――否、それよりもずっと前から 繰り返されてきた自傷行為。本人曰く、自慰行為。 死なない程度に、などとは言っているが 素人のつけた傷は、とめどなく血を吐き出して。]
[倒れるまでが常のこと。]
(9) 2017/03/31(Fri) 10時頃
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[花束を受け取っていた手は、刃物を握る。 スケートシューズに包まれていた足は、血だまりを踏む。 観客席へ、カメラへ、あるいはファンへと 笑みを向けていた顔には、 恍惚の色。
とある俳優>>2 がメディアから消えた、その二年後。 綺羅星の如く、氷世界へと舞い降りた“王子様”
年若くして、世界大会でも活躍し、人気を博した選手であった、が
その 王子様 の面影は 今は、*どこにも無い*]
(10) 2017/03/31(Fri) 10時半頃
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― 現在・自室 ―
うあッ!
[思わず寝台から飛び起きながら、私は己が身を掻き抱いた。そこはあの狭く暗い告解室ではなく、もうここ数年見慣れた自室の風景で……告解者と修道士を隔てる木の格子窓もなく、生徒らの声も聞こえない、ただ病室のような殺風景な部屋の中、私が吐く荒い息の音だけが響くのみ。
もはや何度も何度も繰り返される夢であった。
「フォーク」である生徒の一人から迫られ、食われかけた時の光景は……私が聖職者として、教師としての箍を外してしまったことを責めるように、ただひたすらに出来事を何度も脳裏に浮かび上がらせる。 良家の子女集う学び舎にはあってはならない出来事だった。 一介の修道士として神に捧ぐべき身体を明け渡し、肉を食ませ、体液を啜らせ……そのような醜聞は、まるで帳が下りるように包み隠され、私はすぐさまこの施設に入ることとなった。 「フォーク」の彼女の行く末も、何も聞かされないままに。]
……神よ、お許しください。
[十字を切って指を組み、神への不義を詫びることも日課となっている。 けれど何度泣けど祈れど、罪の証は身体から消えることもない。]**
(11) 2017/03/31(Fri) 10時半頃
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ああ、おはよう。伊島さん。
[カップを置いたところでかけられた声に、振り向いた。褐色の肌の若い女性。声も雰囲気も明るい――この場所には珍しいような、伊島という女性。 いつも通りに掃除道具を持つ彼女に、男はにこりと笑いかけた。犀川を窺う様子には、笑みのまま眉を下げて]
ううん。 ただ、心配だからね。
[優しい、というのにはゆるく謙遜するように返し、彼女と同じように犀川の方を窺い見やった。 犀川はなお震えていたが、ふと伊島を見上げると、「……おはよう」と小さく小さく呟き、カップに痩せた両手を伸ばす、 その様子を見ると、男は同じ正面の席に浅く椅子を引いて腰掛け]
(12) 2017/03/31(Fri) 11時半頃
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伊島さんは。 今日も、朝から掃除かい? 好きだね、本当に。
[微笑ましげな声色で、たわいなく*紡いだ*]
(13) 2017/03/31(Fri) 12時頃
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