252 Survivor's Guilt 未亡の民と永遠の呪い
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―村道―
[ゾーイの手を引いて、姉の家へ急ぎます。 サイモンが見つかったなら、きっと事態はじきにおちつくでしょう。どんな結果になったとしても、きっと日常に戻ることになるのです。 希望の儀式を乗り越えて、彼が生き残ればもちろんのこと。死んでしまったとしても――悲しいけれど、それもいつだって隣にあることだから。 そう思ってしまうわたしは、薄情者でしょうか。]
(1) 2018/03/13(Tue) 01時半頃
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……どんな未来を迎えたいか……。
[サイモンのことをないがしろにしたかったわけではありません。彼のことを思うほど、今のことを真剣に考えなければいけないと、そう思っていたのです。]
……ねえゾーイ。誰かを好きになったことはある? ……うふふ、ごめんなさいね。いいのよ、ないしょで。
[わたしは恋を知りません。けれどそれは母も、姉たちもそうだったのでしょう。 それでも、幸せそうに生きています。ちょっと強引だけれど、幸せになる努力を惜しまなかったからなのだと……そう思います**]
(2) 2018/03/13(Tue) 01時半頃
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―翌日・サイモン宅付近―
[昨日、わたしがゾーイを送ってから墓場に駆け付けたころには、もうすべてが終わっている様子でした。サイモンも既に連れ帰られた後のようで、姿も見当たらず。
翌朝になって、わたしは彼の自宅へと向かいました。 そこには小さな人だかりができていて、……それですべてがわかりました。わかってしまいました。それこそ本当に、"すべてが終わって"いたのです。]
……サイモン……。
[結局、彼が発症してから言葉を交わす機会はありませんでした。会えたとして、何かを伝えたとして、彼の恐怖を癒す力があったかはわかりません。 それでも、顔も会わせないまま彼の死が日常に溶けていくのは物悲しくて]
(44) 2018/03/13(Tue) 18時半頃
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……駄目ね。後悔をしても、日常は変わらないのに。
[もう少し落ち着けば、お見合いの正式な日程も決まることでしょう。 産めよ増やせよ、呪いに殺されるより早く。それが我が家の家訓ですが、わたしは今になってようやっとその意味を考えるようになりました。 子沢山なら幸せも倍々だとパティ姉さんが語ったように、それはひとつの正解なのでしょう。
けれどきっと、全く同じでなくても良いのです。後悔を重ねないための、自分の方法を見つければ良いのです。]
(45) 2018/03/13(Tue) 18時半頃
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[肩に触れた手のひらと、小さな声に>>52に振り返ります。]
ドナルドさん……。
[咄嗟に何を言ったらいいかわからなくなって、情けない顔をしてしまいました。わたしが説明なんかしなくても、もう中がどうなっているのかは伝わるでしょうから]
……大丈夫、です。でも……やっぱり寂しいですね。
(54) 2018/03/13(Tue) 20時頃
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[ドナルドさんの提案>>56には、ゆっくりと首を横に振りました。]
ありがとうございます。でも、大丈夫。 ちゃんとお別れができれば、きっと大丈夫です。
[お付き合いをしていた頃ならばお願いしていたのでしょう。けれどわたしは、サイモンの痕跡を手元に置くことを辞退しました。 寂しいけれど引きずってはいけないし、今のわたしがそうするのは彼に対して失礼だとも思うのです]
(59) 2018/03/13(Tue) 20時半頃
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?誰かにプレゼントですか?……まあ、セレストに?
[急に明るくなった声>>58に最初は不思議に思いましたが、内容を聞けばわたしの気持ちも少し上向きました。これは良いニュースです。]
そうですね……記念日でなくちょっとしたお礼、なら焼き菓子なんてどうでしょう。 買うこともできるでしょうし、木の実やドライフルーツがあればパン屋さんに持ち込んで焼いてもらったり。
(60) 2018/03/13(Tue) 20時半頃
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あら、こういうのはドナルドさんから贈ること自体が大事なんですよ。 レオスさんの手を借りるのがいまいちなら、お店のものの中で何がいいか一生懸命考えればそれでいいんです。
[ドナルドさんが贈る相手を思って選んだものなら、きっとセレストは喜んでくれるでしょう。なにより、こうやって事前調査をしているということは、それだけ悩んでくれているということですから。]
(64) 2018/03/13(Tue) 21時頃
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[明るい話題の隙間で、小さく息を吐く音>>62 思うところは、やはりあるのでしょう。それが何かというところまでは、わたしは敢えて踏み込みませんでした。
ドナルドさんから見れば、サイモンだって年下の男の子です。自分より若い子が怯えて死んでいくのを見るのは誰だって苦しいでしょうと、そう思ったのです]
……。そろそろ、一度戻ります。贈り物、上手く行くといいですね。
(65) 2018/03/13(Tue) 21時頃
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カトリーナは、ドナルドにぺこりと頭を下げた。
2018/03/13(Tue) 21時半頃
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―→自宅―
[ドナルドさんと別れて、今日は真っすぐ家に帰ります。家には毛糸が待っていますから、さぼっていた編み物を再開して少しの間没頭してしまおうと思っていたのです。
途中でフィリップ兄さんが宴を催すという噂を聞いた時は、少し迷いました。わたしはお酒は飲めませんから、そういう席に行っていいものかどうか。 迷いつつ、後で聞けばいいかしらと思ってまずは家に戻ったのです。後で十分だと思っていたのです。]
(75) 2018/03/13(Tue) 21時半頃
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ただいま戻りました。……? ど、どうしたんですか、もしかしてまた迷子でも。
[自宅に帰るや、今日は母が飛び出して来ました。血相を変えて、それこそゾーイが見つからなかったときのパティ姉さんのように。 強い力で肩を抱かれて、震える声で、『落ち着いて聞きなさい』、と。その時点で悪い知らせだということはわかりました。けれど、それがどんなことだなんて、ちっとも予想できませんでした。
だってそうでしょう。昨日の今日で、まさか、そんな。]
(76) 2018/03/13(Tue) 21時半頃
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…………え?
(77) 2018/03/13(Tue) 21時半頃
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[家を飛び出して、走りました。
どうして。どうして。 宴をするんじゃなかったんですか。誰もそんな話教えてくれなかった。みんな知らないんですか。誰にも言わずに? うちに言いに来たのはきっと誠意からだったんだと、わかるからこそ苦しいのです。
真っすぐ彼の家に向かって、人の気配がないことを確かめて、また走って。]
(81) 2018/03/13(Tue) 22時頃
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[道行く人を捕まえて行方を聞くにも、わたしの形相があまりに必死すぎたのでしょう。みんなぎょっとした顔をしていました。 お見合いの日付を決めるんですって、無理のある嘘をつきました。だって、彼が誰にも伝えていないなら、わたしが勝手に言っていいことじゃないでしょう]
っ、う はあ、はあっ
[こんなに必死に走ったのなんて、いつ以来でしょう。 子供のころから足は遅くて、いつだってみんなの一番後ろを走っていました。 それでも、それでも置いていかずに待っていてくれた人だったんです。]
(82) 2018/03/13(Tue) 22時頃
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―→狩人小屋―
[今はもう足を踏み入れる機会のなくなった、森の方角。 息を切らせながら、絡まりそうになる足を引きずって、わたしは狩人小屋までたどり着きました。 ああ、どうかまだここに居てくれますように。
半ばもたれかかるようにして、扉をたたきます。声は、すぐには出ませんでした。]
(86) 2018/03/13(Tue) 22時頃
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[扉が開いて、顔を見た瞬間にもう泣きそうになってしまいました。 まだ駄目。いいえ、叶うなら最後まで、そんな姿を見せたくはありません。出してもらった水を飲んで、なんとか呼吸を落ち着けます。]
はっ、……ごめんなさい、急に押しかけて。 でも。 ……でも……
[鼻の奥がつんとして、目頭が熱くなるのを感じました。駄目。泣いては駄目。だって彼は、ちゃんと聞くと言ってくれたのですから。]
(90) 2018/03/13(Tue) 22時半頃
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わた、わたし、フィリップ兄さんのことは、好きです。 でも、……それが恋かは、わかりません。 でも、でも……っ
[同じ言葉を繰り返して、その上言葉に詰まるなんて、まだ自分の気持ちも知らない子供のよう。 ああ、でも今は似たようなものなのかもしれません。ようやっと見えた気がした、ゆっくり言葉にしようと思っていた気持ちを、今急いで言葉にしようとしているのですから。]
(92) 2018/03/13(Tue) 22時半頃
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どんな未来を迎えたいか って、考えて…… しあわせに、なりたいって 母さんや姉さんたちとは違っても、しあわせに、っ
こ、恋かは、わからなくても、……フィリップ兄さんなら、 ……一緒なら、しあわせになろうって 努力できるんじゃないか、って……
わたしは……!!
(93) 2018/03/13(Tue) 22時半頃
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[泣いては駄目。駄目なのに。 どうして涙は、言うことを聞いてくれないのでしょう。
どうして、ちゃんと伝えられないのでしょう。困らせたいわけではないはずなのに。]
(94) 2018/03/13(Tue) 22時半頃
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[触れた手のひらは暖かくて、けれどここに呪いが刻まれているのです。 わたしも手のひらを重ねて、ぎゅ、と小さく指に力を込めました]
フィリップ、にい、さ っ……!
[涙は止まらなくて、何かを言おうとしても嗚咽ばかりが出て行きました。 いいえ、本当は、そんなの嫌ですってわがままを言ってしまいたかった。けれどそれは足かせになってしまうから。そんな言葉、それこそ呪いのようなものです]
……もう、薬は……飲んだん、ですか、
[やっと聞けたのはそんなこと。言いたいことはたくさんあっても、言ってはいけないことばかりだったのです]
(100) 2018/03/13(Tue) 23時頃
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[最後に。 ああ、だからみんなに言わずに、宴なんて言ったんですね。悲しい顔をさせないように。最後まで笑顔を見て、見せていられるように。 なんて純粋で、なんて残酷な願いなんでしょう。]
…………。
[ぼろぼろの目元を指で拭って、すん、と鼻を鳴らしました。まだあちこち赤いでしょうし、油断すればまた泣いてしまいそうですけれど]
……わたしのわがままも、一つ聞いてください。
[叶えてあげたい。けれど、そんなの酷いって思う気持ちも本音ですから。だからわたしも、うんと残酷な願いを伝えてしまってもいいでしょう?]
(107) 2018/03/13(Tue) 23時半頃
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明日が来たら、わたしと結婚してください。
明日になって"今更"なんて言ったら怒りますから。……だから、今。約束してください。
(109) 2018/03/13(Tue) 23時半頃
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……。ありがとう……。
[よどみのない笑顔。それを見て、少しだけほっとしました。 わたしはこの笑顔のために宴に向かい、この笑顔のために明日を生きましょう。]
髪飾り?……まあ、こんなにいいもの……。 この毛皮、フィリップ兄さんが?
[可愛らしい毛皮の髪飾り。作ったのはリア姉さんでしょうか。 元々つけていたリボンをほどいて、受け取った髪飾りで結いなおしていきます]
ええと、あとで顔だけ洗わせてください。そうしたら、きっと。 きっと大丈夫。
[赤い顔を少しでも落ち着けてから、肉を担いだ彼の後ろについて酒場に向かいます。 大丈夫。約束したから、大丈夫*]
(117) 2018/03/13(Tue) 23時半頃
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―→酒場―
なるほど、じゃあ完成品も楽しみにしてます、ね。
[顔を洗わせてもらって少し落ち着いたけど、それでもまだどきどきしながら酒場に向かいました。外からでもわかる盛り上がり方。大丈夫、大丈夫……と、自己暗示をかけている最中に、]
え?……騒ぎって、ええと
[言われた言葉>>121の意味が一瞬わからなくてぽかんとしている間に、扉が勢いよく開け放たれました。そしてそれと同時に勢いよく宣言された言葉は]
(126) 2018/03/14(Wed) 00時頃
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えっ ちょ、 えええええええっ!?
[まさかの、大声での、全体への結婚宣言。これはさすがに予想外でした。 だからってまさかわたしが否定するわけにもいきません。]
あっ、あの その、 おっ おさわがせします……!!
[あたふたしつつも、とりあえずはぺこりと頭を下げて。 下げたまま硬直しました。いろいろ思考がおいつかなくてぷるぷるしてしまいます]
(127) 2018/03/14(Wed) 00時頃
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わわっ。
[周囲の騒ぎっぷりに慄いてぷるぷるしていると、セレストに抱きしめられて>>128ようやく顔を上げました。]
あ、ありがとう……。そうね、幸せになるの。
[顔が赤くなるのは照れだけではないけれど、今ならきっとごまかせるでしょう。 今日は宴。楽しいどんちゃん騒ぎで、みんな笑顔で過ごす夜なんですから。]
(131) 2018/03/14(Wed) 00時頃
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リア姉さん。ありがとう、本当に……
[セレストに胴上げの流れから庇ってもらいながら>>134リア姉さんにもお礼の言葉を伝えます。この髪飾りを作ったのがリア姉さんなら、きっとフィリップ兄さんからわたしのことを聞いていたのでしょう。
皆の祝福の言葉には複雑な気持ちもあります。けれど、これはわたしも望んでいた景色なのです。皆に祝福されて、結婚をして、そして二人でしあわせになりたかったのです。]
(139) 2018/03/14(Wed) 00時半頃
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……はい。
[リア姉さんの微笑み>>141を見て、わたしもゆっくり、しっかり微笑んで頷きます。]
しあわせ、です。こんな風に、みんなに祝ってもらえて。 これからも、……きっとしあわせです。
[こんな言い方をしたら、気づかれてしまうでしょうか。でも、今のわたしに伝えられる精いっぱいの言葉でした。]
頼りにしてます、姉さん。
(147) 2018/03/14(Wed) 00時半頃
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―それから―
[フィリップ兄さんが離れる時>>143、実は気づいていました。 けれど、何も言わずに出ていくということは、それが彼の望みなのだと思いました。だから何も言わず。ついていくこともせずに。わたしは彼が望んだ笑顔の中に、最後まで残ることを選びました。
いいんです。明日が来ればわたしの番ですから。 今夜は、あの人のための夜なのですから**]
(151) 2018/03/14(Wed) 01時頃
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