252 Survivor's Guilt 未亡の民と永遠の呪い
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−星空の下、眠る直前に−
[ガァと、マルクトの声が遠く聞こえる。それが、不思議と人の言葉に聞こえるのは、死ぬ前の夢うつつのせいだろうか]
『フィリップ。ラルフ。ノア』
[名前を、一人一人。ゆっくりと]
『ホレーショー、サイラス』
[それは、マルクトが相棒とした狩人達の名前だろうか。俺が知らない名前も呼ぶ声が、どんどん遠くなる]
話せたなら、もっと早く、話せよ、マルクト
[呟いた声は言葉になっていただろうか。マルクトに聞こえていただろうか。
話せていたら、もっと仲良くなれたのに、なんて思う端から、その思考も遠くなる。
そのまま、遠くに酒場の喧騒を聴きながら、俺はいつものように、眠りに落ちた]
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―昨夜―
[その日は帰りが遅くなってしまいましたが、フィリップ兄さんの宴だったと言えばお咎めはありませんでした。 家族と交わす言葉も少ないまま自室に引き上げて、ぼんやりと窓の外を眺めます]
……きれいな星……
[今頃、彼もどこかでこれを眺めているのでしょうか。どこで、何を思っているのでしょうか。]
(29) 2018/03/14(Wed) 14時半頃
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……ふあ、
[気を張って夜更かしをしていたから疲れたのでしょう。大きなあくびがもれました。そろそろ寝ましょう、"明日"だってあるのだから……と、思った矢先。 口元に持ってきた手のひらに、違和感を覚えました。]
(30) 2018/03/14(Wed) 14時半頃
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…………ああ……。
[慌ててランプを点けると、それはもう誤魔化しようがありませんでした。 中心からみるみるうちに黒く染まりゆく痣。こんな風になるのね、なんて場違いな考えも脳裏をよぎりました。 けれど、一番強く心を占めたのは。]
……ごめんなさい……。
(31) 2018/03/14(Wed) 14時半頃
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[その日は、うまく寝られませんでした]
(32) 2018/03/14(Wed) 14時半頃
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―翌朝―
[寝不足のまま台所に立ち、寝不足のまま朝食を取りました。 家族にどう伝えればいいのか逡巡したまま、意識はずっと掌に向いていました。
セレストが訪ねて来てくれた>>33のも、まだ何も言えずにいるころでした]
はあい。
[いつも通り、とはいきません。少なくともとても眠そうに聞こえるだろう声で返事をして、扉を開けました]
おはよう、セレスト。
[慌てた姿を見て、何かがわかったようなきがしました。それでも、わたしは寝不足の顔でゆっくりと微笑んでみます]
(34) 2018/03/14(Wed) 15時半頃
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[彼女の口から、決定的なことを聞くことができたでしょうか。]
あのね。……わたし、知っていたの。フィリップ兄さんが教えてくれたから。 明日が……今日が来たら、結婚するつもりだったの。 ……そうならなくても、しあわせはもうもらったの。
でも。でもね……
[ぎゅ、と手首を押さえて、黒く染まった手のひらを開きます]
(35) 2018/03/14(Wed) 15時半頃
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今日も、これからも、しあわせに生きようと思ったの。 でも。これを見たとき、会えるかもしれない、って 思ってしまったの。
……駄目ね、わたし。
[もう一度、ぎゅ、と手のひらを握りこんで、細く息を吐きました*]
(36) 2018/03/14(Wed) 15時半頃
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[セレストに抱きしめられて、その背に腕を回しました。泣かないで、というようにやさしくその背を撫でて、慟哭をしっかりと聞いて]
ごめんね、ありがとう。 ……ああ、やっぱり駄目ね。何を言ったらいいか、わからなくなっちゃうの。 フィリップ兄さんは、本当にすごい人だったのね……
[とん、とんと 繰り返し背中を叩きながら、どこかぼんやりとした口調で話し続けました。今はまだ、わたしの目に涙は浮かびませんでした。]
(44) 2018/03/14(Wed) 16時半頃
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わたしね、まだ家族に言えてないの。 ちゃんと言って、それから、ポロックさんの家に行ってくるわ。薬は、ちゃんと飲まなきゃ。
[彼女は泣くでしょうか。それとも、耐えているのでしょうか。黒い髪をそっと撫でて、微笑んで見せます。 きっとどっちになってもしあわせなんだわ、と言ったら怒られるでしょうか]
(45) 2018/03/14(Wed) 16時半頃
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そうね。わたしも、フィリップ兄さんならそう言ってくれると思う。 どっちになるかはわからないけど……どっちになっても、今日をちゃんと生きないと、って。そういう風に思っているのよ?
[生き残れるかどうか。それはわたしが選ぶことではないのです。 だから、どちらでも笑っていられるように。フィリップ兄さんが笑顔を望んだように、わたしも何を望むのかしっかり考えなくてはならないのです]
(52) 2018/03/14(Wed) 17時半頃
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[セレストの目を真っすぐ見て、彼女の話したい言葉>>50>>51に耳を傾けます。]
……ええ。セレストが、そう思うなら。どうか後悔のないように。 あまり言いたくはないけれど……三人も立て続けなんですもの。もしかしたら、流行が始まってしまったのかもしれないわ。
[あんなにわかりやすくて、でも伝えなかったセレストが、決めたこと。彼女にもまたやるべきことができたのです。それは、とても素敵なこと]
(53) 2018/03/14(Wed) 17時半頃
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応援しているわ。何があっても、何もなくても、言葉を交わすのはきっと大事なことだもの。 ……だから、善は急げ、よ?
[ふふ、と笑って、セレストを促します。今の彼女をあまり引き留めるのも無粋ですし、わたしにはわたしが果たすべき責任があります。]
(54) 2018/03/14(Wed) 17時半頃
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[一度家に戻って、家族に話をしました。 弟妹達は泣いていたけれど、母は堪えていました。]
行ってきます。……大丈夫、逃げたりしませんから。 母さんはみんなの傍に居てください。
[付き添いを申し出る母を制して、家を出ます。 髪を飾るのは昨日と同じ、毛皮とリボンの髪飾り*]
(55) 2018/03/14(Wed) 17時半頃
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―→村道―
[道すがら、ネルス兄さんの噂>>58を聞きました。逃げたくなる気持ちも、今はわかるつもりです。けれど、捕まった今の彼はどんな思いでいるのでしょう。絶望感、なのでしょうか。 今のわたしは自分の今日を見つめるのと同時に、フィリップ兄さんの願いを思い出すのです。叶えられるものなら、ネルス兄さんの望みだって叶えてあげられたらいいのに]
(71) 2018/03/14(Wed) 20時頃
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[途中、ネルス兄さんの家の近くを通りました。 捕まってしまったのなら今は居ないでしょうけれど……と、意識だけ向けたところに、人の気配>>64がありました]
ネルスに…… リア姉さん?
[こんなところで、どうしたのでしょう。家主に用事があるなら、……まだネルス兄さんのことを知らないのでしょうか]
(72) 2018/03/14(Wed) 20時半頃
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おでかけ……。そうですね、お出かけです。
[ああ、やはりまだネルス兄さんのことを知らないようです。けれど、フィリップ兄さんの時と違って、今はもう何が起こったか噂になってしまっているのです。 少し迷ってから、わたしは順番に打ち明けていくことにしました]
ポロックさんの家まで。……もしかしたら、いえ。たぶん、流行期が始まってしまったんです。
[これから畳みかけるように告げることになる内容を思うとさすがに少し気が重くなりましたが、手のひらを開いて見せます]
(76) 2018/03/14(Wed) 20時半頃
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……?
[表情の変化と、ため息。そこまでは、意外なものではありませんでした。けれど続く言葉は、おそらく普通は出てこない質問だと思うのです。 返す言葉に、迷いはありませんけれど]
……しあわせです。 沢山のしあわせをもらって、今日を迎えたんですから。 だから、明日がどうなったって、わたしはしあわせです。 ……ちょっと無責任かしら。
(84) 2018/03/14(Wed) 21時頃
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リア姉さん……。
[一つ一つ、言葉を選ぶリア姉さんの姿は、とても嬉しいものに思えました。 そもそも流行期を告げた時点で、誰にとっても他人事ではないのです。その上でこうやって祝福してくれている。なんて有難いことなのでしょう。]
……ありがとう。 ええ、知っていました。"明日"が来たら結婚しようって、そう言ってたんです。 まさかみんなの前であんな風にするなんて思いませんでしたけれど。
[ふふ、と笑って、それから一拍おいて。まだ、伝えないといけないことはあるのですから]
(89) 2018/03/14(Wed) 21時半頃
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リア姉さんは、フィリップ兄さんのことは知っていたのね。 じゃあ……ネルス兄さんのこと、は?
[表情をうかがうようにしながら、恐る恐る。でも、知らないままではいられないこと。流行期は、三人だけではないのです]
(90) 2018/03/14(Wed) 21時半頃
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[夫婦になったと思う、という言葉は本当にうれしかったけれど、残酷なことを伝えるのに変わりはなくて。眉を下げながら、言葉を失うリア姉さんを見つめます]
……わたしも、直接見たわけじゃありません。 けど、……逃げようとして……今はもう、捕まったって……
[これで四人。これからもっと増えるかもしれません。いえ、もしかしたら、わたしたちのしらないところで、もっと多くの発症者が出ているのかもしれません。]
……昨日の宴は、フィリップ兄さんの願いだったから。だから、ネルス兄さんの願いも……ちょっとしたことでも、叶えばいいのに。
(95) 2018/03/14(Wed) 22時頃
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カトリーナは、ドナルドはもう狩人小屋を片付けただろうか。
2018/03/14(Wed) 22時頃
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ええ……。どんな結果になっても後悔のないように……なんていうのは、難しいことなんだと思います。けれど。
[しあわせです、と言い切れたわたしは、きっととても珍しい果報者なのでしょう。望みを叶えたフィリップ兄さんも、しあわせであってほしいと思います。 だから、ネルス兄さんも。これから発症する人が続いてしまうなら、その人達も。どうか、少しでもしあわせに]
(101) 2018/03/14(Wed) 22時半頃
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嫌だなんてそんな。そうね、一人になりたいって言うなら、薬を飲んでからにします。 それまで見張っててもらわなきゃ。
[なんて、少しだけ冗談めかして言ってから、魔女の家へと足を向けます。 そしてふと思いついて、歩きながらリア姉さんに話しかけました]
リア姉さん、フィリップ兄さんがどこに居たのか知っていますか? わたし、まだ行けてないんです。
(102) 2018/03/14(Wed) 22時半頃
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子供たちに遺言……らしいというか、なんというか。 でも、ちゃんと伝わったなら、きっと素敵ね。
[行ってみるかという問いには、少し考えてから首を横に振りました。]
大丈夫。大事な遺言が、ちょっとでも長く残るほうがいいですから。 ほら、わたしにはこれもありますから。
[そういって、髪飾りに手を添えます。 足は真っすぐ、魔女の家へ。昨日フィリップ兄さんが飲んだ、希望の薬をもらいに。]
(107) 2018/03/14(Wed) 23時頃
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―→魔女の家―
[道すがら、髪飾りにまつわるいろんな話>>112を聞かせてもらいました。 この贈り物に、どんな思いを込めてくれたのか。まだわたしが煮え切らないうちから、真剣に考えていてくれたことも。ひとつひとつが宝物のような、うれしい話ばかりでした]
……はい。 本当に……わたしにはもったいないぐらい、素敵なものをたくさんもらいました。
(115) 2018/03/14(Wed) 23時半頃
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[魔女の家に着いた頃、ドナルドさんの姿はまだあったでしょうか。少なくとも自警団の方は、まだ数名残っていらっしゃいました。 聞けばネルス兄さんはもう薬を飲んだとのことです。]
少し遅かったかしら。……でも、今ならまだ薬の残りがありそうね。
[自警団の方々に会釈をしながら、魔女の家の扉を叩きます。]
(116) 2018/03/14(Wed) 23時半頃
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カトリーナは、ネルの心が穏やかであることを祈っている。
2018/03/14(Wed) 23時半頃
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[薬を飲み干す間も、飲み干してからも、わたしはとても穏やかな心持でいました。 それでも、やりたいことはないか。わたしが望むことはないか……考えて、ひとつ思いつきました。 フィリップ兄さんが"みんなの笑顔を"と望んだほど、大きなことではなかったけれど]
ありがとう、リア姉さん。 大丈夫。わたしはずっと、しあわせです。
[どんな明日が来たとしても。わたしに明日が来なくても。 彼の願いと一緒に今日を生きて、わたしの願いと一緒に今夜を過ごすと決めたのですから]
(132) 2018/03/15(Thu) 00時半頃
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―夜―
[母は泣いていました。弟妹も、今は家を出た姉たちも、みんなが揃って泣いていました。 それでも、かえって薄情かもしれなくても、わたしは泣きません。だってわたしは、しあわせですから。]
あのね、母さん。お願いがあります。 わたしのわがままを一つ聞いてください。
(135) 2018/03/15(Thu) 01時頃
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[今日という日の夜を過ごすのに選んだのは自分の部屋でした。 昨日と同じように星空を眺めながら、昨日とは違う服で月夜を迎えます。]
(136) 2018/03/15(Thu) 01時頃
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――今日は、わたしの番。
[身にまとったのは、薄桃色のドレス。お見合い用に使われた写真>>0:12>>0:32で着ていたのと同じもの。
このドレスは最初は母のものでした。姉たちも順番に着て、わたしの次は妹たちが着るはずのものでした。けれど、今日という日のわがままのために、わたしのものにしてしまったのです。 純白色ではないけれど、いいんです。きっとこのほうが、うさぎの髪飾りによく合うでしょうから]
(138) 2018/03/15(Thu) 01時頃
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