252 Survivor's Guilt 未亡の民と永遠の呪い
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――昨夜のこと――
あれくらいじゃどうにもなりゃしねぇよ。 今日だって別に、止められなきゃ仕事しててもよかったくらいだ。
[>>2:153無事も無事だと、笑ってみせる。 巻かれた布は確かに痛々しく見えるかもしれないが、いつぞやの怪我に比べれば継承もいいところだ。]
いいんだよ。 俺ひとりじゃ見つからなかったし、俺ひとりじゃ誰も呼びに行けなかった。 今日こうしていられるのも、お前のおかげみたいなもんだ。
[焼き菓子を母親と食べるというのは、流石に大袈裟だと笑った。 食いたいならその母親に焼いてもらえ、などと肩を竦める。 そうして笑ううち、胸元に体重が乗る。]
(1) 2018/03/14(Wed) 01時頃
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っ、おい……
[酔ったみたい、とセレストは言う。 まだそれほど飲める歳ではなかったはずだ。それで、この盛り上がりではさもありなん。 身体を抱き寄せ支えながら、水でも飲むか、送るから帰るか、と提案する。 あまり聞こえてほしくはないだろうと、小声で*]
(2) 2018/03/14(Wed) 01時頃
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ってもな。じっとしてたら腐っちまわ。 酒は百薬の長って言うしよ。薬飲んだ、飲んだ。
[>>3今でも正直、何か動いていたい。 どんちゃん騒ぎで酒を飲むのは好きだが、隙あらば介抱だなんだと動くほうだ。 いいや、今も介抱か。]
俺から、ねぇ。 そんなに喜ぶんなら、いつでも頼んでやるが。
[横からダーラの視線を感じる気がする。 焼き菓子の注文願込みでちらりと目線を送ってみたが、肩を竦めてかわされた。]
(8) 2018/03/14(Wed) 02時頃
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よし。 これ飲め。
飲めたら、ゆっくり送っていくから。 辛くなったらすぐ言えよ。
[水のグラスを手渡して、セレストの背中をそっと擦る。 盛り上がる宴席をそっと抜け出した。 背を、肩を支えて、一歩ずつゆっくりと彼女の家までの道を辿る。]
(9) 2018/03/14(Wed) 02時頃
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[酒場の灯りで忘れていたが、すっかり夜だ。とはいえいまさら送れないとも言いづらいし、セレストを誰かに任せるのも気が引けた。 支えていないもう片手で、空中を探り探り、壁と木と道とを選り分ける。 セレストの案内に頼った場面も少なからずあったろう。 この見送りに意味があったのだろうかと思いつつ、何とか彼女の家まで辿り着けば、申し訳ないながらランタンを借りて自宅へと戻る。 また借りが出来てしまった。
道中フィリップと会わなかったのは、不運としか言いようがない。 しかしその不運のおかげで、弟の望みは叶ったのだと思う**]
(10) 2018/03/14(Wed) 02時頃
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――翌・自宅――
[ランタンは枕元に、そのままろくに着替えもせず、上着を羽織ったままベッドに飛び込んだ。 多少なり酒も入ったし、傷のある状態で一日駆けずり回った。 自覚はなくとも削れた体力は、眠りを深くする。 なかなか起きない弟に兄は焦れたかもしれないが、叩き起こされでもしない限り昼近くまで寝ているだろう。
外の叫び声>>13も、森のさやめきにかき消される。]
(17) 2018/03/14(Wed) 09時頃
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――自宅――
……んぁ、――よく寝た。
[呑気にも大欠伸かまして、のそのそ起き上がる。 部屋の扉が開きっぱなしなのに疑問は覚えるも、着の身着のまま倒れ込んでいたのを思えば、閉め忘れただけかと自己完結した。 昨日はさほど深酒はしていないものの、一昨日のやり合い含めて自覚ないままそれなりに消耗していたらしい。 その分、存分な回復をした身体からは腫れも引き、内出血も薄れている。 もう傷を覆う必要もないだろう。布を剥ぎ薬にしていた薬草の屑を洗うつもりで、部屋を出る。]
(37) 2018/03/14(Wed) 15時半頃
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……は?
[家の中は薄ら暗い雰囲気に包まれていた。 出てきた己を見止めた母親が、何を呑気に寝てるんだいと半ば叱り気味に詰め寄ってくる。 なら起こしに来いよと頭の片隅で思いはしたが、次の瞬間母の言った言葉に、個人的な感情など吹き飛んでいく。]
んだよ、それ! 何なんだよ、なんで……
[流行期。サイモンに続いて、また一人。 ごく稀にあるそれは、まだこれからも悲劇が続くことを示していた。 今朝見つかった発症者の名前を聞けば、なおさら苛立ちが募った。]
(38) 2018/03/14(Wed) 15時半頃
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[魔女の薬に、即効性はない。体質によって異なるが、はじめは気づきにくいが、症状の進行を止める効果が先に出る。 そして月の昇る頃、その光に作用して眠気がやってくる。 眠っている間に薬が呪いを殺す。命までも殺されなければ――朝が来る。 それくらいは、腐ってもブローリンとして知っていた。
つまり、昨日のうち。あの宴のうちには、飲んでいたのだろう。 突然の弔い酒に結婚報告。少し考えれば、どこかおかしいことには気づけたはずなのに。]
(39) 2018/03/14(Wed) 15時半頃
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[くそ、と悪態をついても、状況は変わらない。深く息を吐いて、傷を洗うことを優先した。 兄は森の中だろう。一番に忙しい時だ。 知識をつけてこなかったのを、今更後悔する。今は共に森に入って、背中を守ることもできない。]
外、出てくる。
[いずれにせよランタンを返しに行かねばならない。 それから、何をすればいい? 他に発症者がいないか探すのが先か、発症した相手の元へ駆けつけるのが先か。 ――二日酔いでもないくせに、頭が痛い**]
(40) 2018/03/14(Wed) 15時半頃
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――日も高くに――
[火のついていないランタンを片手に、村を行く。 何が答えかわからなかった。やることはいくらでもありそうだが、すっぱりと思考が止まってしまっている。 最低でもまずは洗濯屋に行こう、と思った。このランタンを返さなくては。
その道中で、慣れた仲間に呼び掛けられる>>58。世間話兼、情報共有だ。]
(66) 2018/03/14(Wed) 20時頃
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……それのどこがいいニュースだよ。
[報告するのが一人、呆れ返るのが一人、吐き捨てるのが一人。 三人の会話はそれで終わった。鉛のように重い息を吐く。]
それがいいニュースになんのは、ネルスに明日が来てからだろうが。
[仲間とは自然と道を違えて別れ、ぽつりと独りごちた。
逃げ出して、化物にならずに捕まって、呪いが消えて目が覚めたなら、そんなにいいニュースはない。 だがそれまでは、弟分をもう一人失うかもしれない可能性は強いままだ。]
(67) 2018/03/14(Wed) 20時頃
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――魔女の家――
[足は、洗濯屋へ向かうのをやめて引き返していた。 正確には、戻るのではなくより先に進むのだが。 捕まったというネルスの元へ、久しく歩いていなかった森の道を行く。 フィリップが罠を仕掛けていたと聞いている。まさか魔女の家へに向かう方へ張り巡らせてはいないだろうが、足元に頭上にと気を配りつつ。 それが功を奏したのか、藪に時々引っかかったくらいで、平穏無事に辿り着いた。]
よぉ。
[久しぶりにワンダの顔を見る。相変わらず辛気くせえ顔だなとからかいながら、兄とネルスがいるその傍らに座り込んだ。 床だろうが気にしない。]
(74) 2018/03/14(Wed) 20時半頃
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仕事は腐るほどあるだろうけどよ、村中それどころじゃねぇって感じなんでな。 あいつらは充分もう仕事してるし。
[>>77そもそもつるんだままじゃいるが、己はもう自警団は抜けている。 下手に仕事に手を出せば混乱を招かないとも限らない。]
そんなら、こんな俺でも何か手伝うことありゃ使ってくれっつーんで、ここまで来たんだよ。
まあ、半分はバカ野郎の顔見に来たんだが。 気分はどうだ?
[すぐ近くの、まだあどけなさすら感じる発症者を見やった>>78。]
(80) 2018/03/14(Wed) 21時頃
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マルクトが何だって?
[>>79飾り皿の話はまるで知らない。 兄とネルスの会話に割り込めば、祝いの品の話が聞けただろうか。 聞けたところで、婚礼祝いの物悲しさにかける言葉が見つからず、そうか、と零すことしか出来ないのだが。]
マルクトといやあ、見たか? あんだけ目立つ奴だし、近くにいるんなら誰か見てそうだけどよ。 こっち連れてきたほうがいいんじゃねえか。
[鳥は、森で暮らすほうが向いているだろう。 この村で、数少ない発症とは無縁の住人だ。主はいないが、文字通り羽根を伸ばしてほしいと思った。]
(82) 2018/03/14(Wed) 21時頃
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まあ、そんな格好じゃあな。
[良くはない、悪い、と言うのを聞けば>>83、笑う。 手足を縛られて気分がいい変態ではないようで安心した。]
なあ、解いてやれよ。 いいって。この期に及んで逃げるようなら俺が顔面から行くから。
[目を光らせている自警団の仲間に告げる。まごついた反応が返れば、後押しした。 おそらく逃げはしないだろう。この状態のままいるのも惨めじゃないか。 たとえ変な気を起こしたとしても、ネルスに駆け足で負けたことはない。]
(88) 2018/03/14(Wed) 21時半頃
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……お前。
[>>85聞いてないのか、が喉から出かかって、既で抑えた。 知らないなら知らないほうがいい。それに越したことはない。 ――明日が来てから、知ればいい。]
そうか。 まあ、それもいいのかもな。
[>>87弟分としてフィリップを構っていたこともあって、マルクトのことはそれなりに愛着を持っている。 あいつがいいようにしているなら、それでいい。]
(91) 2018/03/14(Wed) 21時半頃
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[運び出しについては、頷いて了承する。 まさに、腐るほどある仕事のひとつだ。]
了解。 細けぇとこはわかんねぇから、読める兄貴に任せるわ。
[魔術に関わる兄や、商売を営むもの携わるものでもなければ、文字の読み書きはできない住人が多い。 本来なら俺も読めてもおかしくないはずだが、"ブローリン"としての学びはほっぽり出していたので、さっぱりだ。 "メモ"の内容に関する指示や采配は任せ、言われた通りに従うと告げる。]
(92) 2018/03/14(Wed) 21時半頃
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今更。
[覚えな、と言われても、27年も不便をしなかったのだから、今更覚える気にならない。 不便しないのが兄の存在ありきだとしても、兄はこうして隣にいるのだし。]
……出来たのか。
[あまり、喜ばしくはない。 それでも飲まなければ、可能性もない。 ネルスを起こして、薬を手渡す*]
(96) 2018/03/14(Wed) 22時頃
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味なんざ知らねぇよ。飲んだことねぇからな。
[>>100渋るネルスを囃す。 飲みたくない気持ちはわかる。誰しもが飲んだ翌日ほとんど目が覚めない薬を飲みたくはないだろう。 少しでも茶化せば飲みやすい雰囲気にもなるかと、わざとらしく笑ってみる。 フィリップが自主的に一息で飲んだとは知らない。]
おー、よしよし、えらいえらい。 水でも飲んどけ。 森に行くんなら、今頃モミジイチゴあたりが出てきてんじゃねぇか。
[兄がネルスを連れて出るらしい>>104。 さて、己はどうするかなと逡巡する。ガキじゃあるまいし、兄にくっついてばかりもいない。]
(113) 2018/03/14(Wed) 23時半頃
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先に、フィルんとこ行っとくかな。
[森にある狩人小屋は、ここからそれほど離れていない。 どうせ行くなら先に行ってしまおう。 ここにいるとお前もこれくらい覚えておけ攻撃がいずれやってくる。 セレストのランタンを片手に、森を下る。
このままランタンを返しに行ってもいいのだが、どうせ森を出るなら荷物を持って出るほうがいい。]
(114) 2018/03/14(Wed) 23時半頃
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[森を行く間は、一人だった。 >>116金髪の一部が枝葉の隙間から見えても、それをカトリーナだとは認識できない。 誰だろうかと思いはするも、金髪など該当者が多すぎる。自警団の交代だとしても複数人いた。 その側にいたオーレリアに気づければまた違ったのだろうが、残念ながら認識できないまま。 気に留めることもなく、狩人小屋へ向かう。]
……クソ野郎が。
[俺の代わりに、入ったんじゃねぇのか。 人も獣も相手に出来る狩人が先に逝ったんじゃ、村はこれからどうなる。 誰もいない小屋に、悪態をついた。]
(124) 2018/03/15(Thu) 00時頃
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[物の行き先を書いたメモは読めないが、荷物を整理することくらいは出来る。 雑然とした部屋の中>>2:69を片付けながら、時々手を止めた。 どうして。どうしてだ。 どうして俺は、ブローリンなんだ。
流行期が来て、誰しもが明日は我が身と震えるだろう。 だのに、俺は。俺達は。 縁遠いもののように仕事をしている。今こそ働けと動いている。 吐き気がする。くだらない。 くそ、と何度目かわからない悪態を吐き捨てて床を蹴る。 ――あたったところで仕方ないと、整理を再開するのの、繰り返し。]
(128) 2018/03/15(Thu) 00時頃
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[ネルスを送った後にか、兄が小屋に来れば運び先を聞いて荷物を持った。 反対にランタンを持たせて、森を下る。]
――なあ、
[道中、不意に呼びかける。 けれど先は出なかった。どうして死ぬのは俺じゃないんだ、などと、本心としても同じ血を分けた兄弟には言えない。]
――今日は、肉な。
[嘘をついたのは、久し振りだ。]
(129) 2018/03/15(Thu) 00時頃
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――村に降りて――
[荷物を村まで運び、降ろす。 この先各所に運ぶのは、自警団の面々の手も借りる。 己も身を軽くしようと、持ちっぱなしのランタンを受け取って、洗濯屋へ向かったが。]
……そうか。
[そうだよな、と納得する。 仕事をしているのは、"ブローリン"くらいのものなのだ。 普段通りの己の空虚さに、洗濯屋のバツの前でしばし佇む。]
(130) 2018/03/15(Thu) 00時半頃
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[遠く聞こえる草笛の音>>134。 普段なら気晴らしに混ざるが、今は動かない。 そのせいで相手に会うのが遅くなったとも知らず。]
……ああ、いや。これ。
(139) 2018/03/15(Thu) 01時頃
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ドナルドは、セレストにランタンを差し出した*
2018/03/15(Thu) 01時頃
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