252 Survivor's Guilt 未亡の民と永遠の呪い
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―翌朝―
[宴会で遅くまで騒ぎ、笑って食べて飲んで。ほろ酔いにまで留めておいたから、帰路についた後は案外無事に自宅に辿り着いた。
気がつけば朝で、小鳥の声に起こされた。一応、ベッドに入るだけの理性は残っていたようだ。]
うぅん……眠た……
[あれだけ食べたのに、朝は腹が減る不思議。パンでも食べようかと食卓に手を伸ばし……強ばった。]
……え?何、これ?
[手のひらから覗いた痣。 色が変わっているように見えて、ゆっくりと開く。 それは黒く黒く、染まっていて。]
…………
(5) 2018/03/14(Wed) 01時半頃
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……あ、あははー。 もうやだな、宴会のどっかで炭触っちゃったかな。
[何かの間違いだ。 流しに移動し、汲み置きしていた水を手のひらに注ぎ、ごしごしと擦る。]
……、……。
……何だこれ、落ちないな。 なんで、なんでかな? …………
[水が流れていく。凍えそうな冷たさが、夢じゃないことを思い知らせてくるようで。]
(6) 2018/03/14(Wed) 01時半頃
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何だよこれ、なんで、なんで取れないの、
[手を洗い続けても痣の色は変わることがなく。]
なんで、なんでなんでなんで……!? ウソ、嘘だ、こんなの、嘘だっ……!
[どうしよう、どうしよう。 痣はいつまでも黒いままだ。 ざあっと血の気が引いていく。
昨日はあんなに楽しくて、幸せだったのに。 どうしてだよ、わけがわからないと、床にへたりこんだ。**]
(7) 2018/03/14(Wed) 01時半頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2018/03/14(Wed) 01時半頃
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[力なく床に座り込んだまま、呆然と。 自分がこんな風に突然発症するなんて、思っていなかった。覚悟なんて一匙ほども出来ていなかった。
だが、現実から逃げた後は、ゆっくりと頭は回りだす。 普段よりも鈍くなっていたが。
誰かに相談……フィリップ? いや、昨日の今日で幸せな気分を壊したくない。 では、年長者たちはどうか。同世代の者らは。]
………すぐ飲めって、言われるかなあ?
[発症したら薬を飲むのがこの村での常識。誰に相談したところで最終的には飲むようにとしかアドバイス出来まい。他に方法はないのだから。]
(19) 2018/03/14(Wed) 10時半頃
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でも、やだなあ……怖いなあ…… 怖いよ……
[膝を抱えて俯いた。死がすぐそこにあるだなんて。]
サイモンも、駄目だったし。 ……サイモンも、やっぱり怖かったんだろうな。
[なりふり構わず逃げるくらいに。 彼は、毒を飲んで死ぬよりも自分を失う方を選んだのだろうか。]
……もしかしたら。 化け物にならないかもしれない、とか……?
[ふと、ある考えに辿り着く。村人たちは発症すれば速やかに毒を飲んできた、或いは飲まされてきた為、飲まなかった場合を試した話はほぼ聞かない。]
それを試したかったのかな、サイモン……
[もしかしたら、化け物にならない人もいるかもしれない。恐怖に侵された頭は、何人も死んだ薬を試すより、試さない方が生き残れるのではないかと、都合のいい夢を見ようとする。]
(20) 2018/03/14(Wed) 10時半頃
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…………。
[逃げてみようか。 もしも、本当に化け物になったとしても。その時は、今の自分は失われているだろうから、怖くもなんともないだろう。 村人たちも、化け物と化した自分を殺すのを躊躇しない、だろう。きっと。]
うん……逃げよう……
[恐怖にさらされながら一人で悩むとろくな考えにならない、ということの見本になった青年は、ふらりと立ち上がって家を出る準備をし始めた。動きやすい服に着替えて、水と食料を袋に詰めて。
あとは何だろう。心残りはいっぱいあるけど、整理していく時間はない**]
(21) 2018/03/14(Wed) 10時半頃
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―自宅―
[ノックの音に、ぎくりと肩を竦ませる。 オーレリアの声だ。>>28 ……誤魔化せる自信はない。]
……ごめん、オーレリア姉さん。
[少し迷ってから、玄関扉と反対側の窓を開ける。窓枠に足をかけると、気づかれないようにそっと飛び下りて走り出す。]
(56) 2018/03/14(Wed) 18時半頃
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[村は何か騒がしい。>>18 ちょうどいいと、喧騒を避けて。 だから何が起きたのかまだわかっていなかった。]
……ごめんね、皆。 僕はもう……
[多分、二度とここには戻れない。 涙がこぼれないよう、全力で駆ける。
世間では呪われたと云われている、だけど大切な故郷。楽しかった日々を思い出せば胸が苦しくなって。]
うう……ごめんなさい…… さよなら……
[涙を乱暴に拭うと、森へ続く道へと……**]
(57) 2018/03/14(Wed) 18時半頃
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―30分後、自警団員の会話―
『おい、良いニュースと悪いニュースがあるんだが。』
『おいおい、流行期かもしれないってのにまだ悪いニュースがあるのか?』
『ああ、それなんだが。 どうやらネルスも呪いを発症したらしい。 それで、逃亡したと……』
『マジか?なんてこった、クソ! とりあえず村の中を探すか……』
『ああ。で、良いニュースなんだが』
『あ?この状況での良いニュースって何だ?』
『フィリップが、サイモンが逃げた時に罠をしかけていたらしくてな。>>2:4 ネルスの奴、引っかかってじたばたしていた。もう捕まえてる』
『…………そうか。』
(58) 2018/03/14(Wed) 18時半頃
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―魔女の家の前―
[脱走未遂者は、魔女の家の前に拘束されてひっくり返っていた。]
うぅ……。
[気の短い自警団員に怒られ、項垂れている。
ネルス用の薬はまだ煎じ中のようだ。]
(59) 2018/03/14(Wed) 18時半頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2018/03/14(Wed) 18時半頃
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うう…… 足挟んだ、痛かったあ。
[レオスを見上げ、とても情けない声をあげている。>>60 血は出ていないので、がっちり挟まれて青あざが出来た感じだった。]
(61) 2018/03/14(Wed) 19時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2018/03/14(Wed) 19時頃
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[レオスの優しさがありがたく、撫でる手はうれしいが、何かこう、居たたまれない。>>62]
……うん。 僕もねえ、マルクトモチーフがいいと、思ったんだよねえ。
[他愛なく返す。お祝い品は間に合いそうにもないけれど。間を置かれた問いかけには、こちらも間を置いて。]
うぅー……痣が黒くなってるの見たら、怖く、なって。 何人も亡くなったから、薬を飲んだら死ぬかも、って思って……
でも、化け物になった人は見たことがなかったから、もしかしたらならないかも、今まで例外なくても、自分がその例外になれるかもって、……つい。
[動機を明かすのはばつが悪いのかぼそぼそと答えた。]
(65) 2018/03/14(Wed) 20時頃
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…………
[誰かを手に。>>69 そうなってでも、と思ってしまっていた。一瞬でも。 誰も傷つけず殺されるなんて、そう都合良くいくわけないのに。]
うー。 ……というか、もう僕に選択肢はないよねえ。 捕まった時点であきらめた。
[子供を宥めるようなレオスの口調に、駄々をこねていた子供だったと自覚して苦笑した。]
(75) 2018/03/14(Wed) 20時半頃
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……あ。 ドナルド、兄さん。
[座り込んでくれたおかげで視線が近く、あまり顔をあげずに済んだ。首が疲れずにすみそうだ。>>74]
(78) 2018/03/14(Wed) 20時半頃
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うう。
[バカ野郎が耳にとても痛い。>>80]
良くはないよ。 悪いなあ。
[怒られるかな、とびくついている。]
(83) 2018/03/14(Wed) 21時頃
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うん?
マルクトならフィリップがみてるんじゃないの?
[未だに知らないから、何か妙だと思いつつ。 不思議そうに喋る。>82]
(85) 2018/03/14(Wed) 21時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2018/03/14(Wed) 22時頃
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に、逃げられないよ。 勝てるわけないよ。 逃げられない。
[逃げない、ではない辺り本心とわかりそうなものだ。>>88
ドナルドに顔面から来られて無事で済むはずがない。自警団員も納得したのか、縄を解かれた。
ブローリン兄弟の、マルクトや狩人小屋に関する会話は、どことなく違和感だったけど。今は、気にしていられるほどの余裕はなかった。
ワンダが薬を持ってきたからだ。>>94>>96 杯を受けとる手は、無意識に震えていた。]
あー……うう。 やだ……やだなあ。 決心が……心の準備が……
(99) 2018/03/14(Wed) 22時半頃
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いや、飲むよ……、ちゃんと飲む。 ……ううん、やっぱ、やめ、……
あー怖い……逃げたいなあ、 大体この薬おいしいの? 不味いのは苦手なんだけど……
……いや、ちゃ、ちゃんと飲むったら……!
[ぐだぐたしすぎて自警団員に『飲ませてやろうか?』と聞かれたりした。押さえつけられて飲まされる方が楽ではあるのたろうけど。
覚悟は、どうしたってやっぱり出来ていない。 あるのは、受け入れる諦めだけ。]
はー……っく、
[息を止めて、思いきって煽る。]
(100) 2018/03/14(Wed) 22時半頃
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ウエエエ苦い不味い 不味さで死んじゃう
[薬の合間に何事か言っていたが飲みきった。]
……、……。飲んじゃった。 ……どうだよ、飲んだよ、 飲んだよドナルド兄さん、レオス兄さん。
[ちょっぴり涙目ながら。]
(103) 2018/03/14(Wed) 22時半頃
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ふ、ふへ。へー。
[変な笑いが出た。 怖さと、達成感がごちゃ混ぜの。 成人してたって怖いもんは怖いし、褒められたら嬉しかった。>>104]
う、うん、行くよ。 あ……ご、ご迷惑、おかけしました……
[自警団員、それからワンダにもやっと謝罪をした。 飲んでしまえば、もう後は祈るしかないとは流石にわかっていて。]
(106) 2018/03/14(Wed) 23時頃
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偉いね、僕。うん。 ドナルド兄さん。 ……ありがとう。
椅子、大事に使ってねえ。
[出来ればこれからも修理したいけど、出来ないならば長く。それはさておき、大事に使うのは当たり前のことだから、別に別れの挨拶でもない、はず。
離れるドナルドに手を振った。]
(117) 2018/03/14(Wed) 23時半頃
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―森―
わー。そっかあ、大分暖かくなってきたもんね。 花きれい。春だなあ。
[採りすぎ注意の忠告を受けていなければ、昆虫タイムと称して吸い尽くしていたに違いない。蜜の甘みで口の中の苦みを消していく。]
いいなあ、採集人って。 こういうの採りまくり?
[はしゃいでいるのは、わざと半分、やや吹っ切れたの半分。]
(118) 2018/03/14(Wed) 23時半頃
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……レオス兄さーん。 実は図案、もう描いてたんだ。 どんなのがいいかな、って見てもらおうと思って。
明日……、明日になったら見てねえ。
[たとえ自分がいなくなっていても、見るだけは見てほしくて。]
(119) 2018/03/14(Wed) 23時半頃
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秘密だ、やった。 また、……来ようっと。
……うん。 マルクト一羽だけ、っていうの考えてたんだけど、この花見てたら、付け足したくなって。
[推敲するよ、と頷いた。>>122 大きなマルクトを真ん中に、周りにこの季節の花を散らす。頭の中に浮かんだ絵は、彫るのは少し大変だけど、大事な友人の祝いだから。]
次の日眠いの嫌だから徹夜なんてしないよう。
……うん、そろそろやめないと採りすぎるかな。 帰ろうか、レオス兄さん。
(126) 2018/03/15(Thu) 00時頃
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ネルは、カトリーナは幸せになるだろうと思っている。
2018/03/15(Thu) 00時頃
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[村の自宅まで、レオスに送ってもらう。
二度と帰れないと思った後で村に帰ってくるのはかっこ悪かったけど。自宅以外で眠る場所を知らない。誰かみたいに外で寝るなんて無理。
村人たちは、発症の噂が届いているのか、どことなく遠巻きだ。]
あ……セレスト?ん……えっと。 ……あのお酒、気に入った?また、飲みたいな。
[ついつい、当たり障りのない話題を選んでしまう。暗さに触れないようにするのは自分もだ。]
あー……お洗濯、いつもありがと。 感謝、してます。
[いざとなると、言いたいこともうまく言えず。>>125 また、ね、とどこかぎこちなく笑った。]
(131) 2018/03/15(Thu) 00時半頃
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うん。ここまでありがとう。 また、明日……ね。
[家に着けば、レオスと離れた。>>127 自宅の中は静まりかえっていて、寂しい。 一人になった途端、不安で、寂しくて、怖さが押し寄せる。]
フィリップ来ないかな……
[本音を言えば泊まっていってほしいくらいだ。 だけど、明日死んでいたら、真っ先に悲しませることになるだろう。]
あー……僕からもお祝い、あげるって言ったのに。今から用意は……うーん、何かないかな……ああ、思い浮かばないっ。
……カトリーナを幸せにするんだよ。
[ぽつり、呟いた。 でもあまり心配はしていない。 あいつなら、あの二人ならきっと大丈夫だろう。]
(140) 2018/03/15(Thu) 01時頃
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[レオスとの約束を果たすべく、机に向かう。 さっき頭に浮かんだ絵を描きつける。 忘れないうちに。時間の許すうちに。
不安に捕らわれないよう、作業に没頭していれば、いつのまにか月が昇っていて。]
………………
[やがて、意識は緩やかに消えて、絵の上に突っ伏していた。**]
(142) 2018/03/15(Thu) 01時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2018/03/15(Thu) 01時頃
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