252 Survivor's Guilt 未亡の民と永遠の呪い
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─ 翌朝 ─
[今日も、一日は祈りからはじまる。 ネルは、カトリは、どうなったんだろうか。それでも、すぐに知りたくなかった。だから、ゆっくり、ゆっくりと。 掌をひらいても、痣はいつものとおりだった。
朝ごはんを食べて、作業場へ向かう。 作業場にはフィルからもらった毛皮があった。>>3:128 私に、ですって。 まったく、]
ばかね…
[誰についてかは、胸の奥だ。 家から出たくないな、と思う。 水袋をあげる人もいなくなって、髪飾りを急ぐ理由もなくなってしまった。 ああ、でもドンなら使ってくれるだろうか。レオなら?…考えたけれど、結局は自分で持っておくことにした。なんだか勝手に、二人分の形見のような気持ちになる。]
(8) 2018/03/15(Thu) 05時半頃
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今日は、 …今日も……
[誰かの痣が染まっているんだろうか。 作業場の椅子、ネルに修理してもらう前だったからか、少しがたんと不安定に揺れた。─── 手を組んで、目を伏せて。祈る。]
…、……
[深呼吸をする。息を吸って、吐いて、窓の外を見た。 今日だって、とても、…いい天気だ*]
(9) 2018/03/15(Thu) 05時半頃
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― 作業場→クロックフォード家 ―
[空を眺めていたら、なんとなく散歩をしたくなる。 仕事に身も入らなくて今日はサボる事にした。
家を出て、村の中を歩く。 歩く。 ─── 歩く。
噂を聞いた。カトリの、ネルの。 外で眠っていたフィル程大騒ぎにはならなかったけど、それでも"流行期"でもう何人も死んだ。という事実は村の雰囲気に影を落としていた。
次は私の番かもしれない、どうしよう、 そんな会話も聞こえる。]
ネル、カトリ。
[それぞれの家に行こうか、迷って。 迷った後、パティの家に向かった。── けど、いなかった。カトリの件でクロックフォードの方に帰っているらしい。それもそうか。 クロックフォード家の扉を叩く。いつもより人が多くって、これならカトリも寂しくないかな、と思った。]
(20) 2018/03/15(Thu) 09時頃
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― クロックフォード家 ―
[カトリは自室で眠っているらしい。会うかどうか訊ねられたけど、首を振った。記憶は、幸せそうな顔が最期でいいと思ったから。
パティには出会い頭に抱きしめられた。泣いている彼女を抱きしめ返す。こんな事は、滅多になくて。少しだけ、ほんの少しだけ。私も泣きそうになった。 痣を見られた。安心されて、痣を見せてもらった。安心した。他の家族も大丈夫らしいと聞いて、また安心した。 カトリの昨日の様子を聞いて、わがままをきいて、そっか。と呟く。
私からも、昨日の様子や、幸せそうだったことを伝える。彼女は黙ったままだった。だけど、伝わったと思う。パティもきっと昨日の彼女の様子を目の当たりにしてるのだろうから。]
ゾーイ、
[村の雰囲気や、家の雰囲気かに気圧されているようだった。優しく撫でて、笑いかける。少しでも嫌な空気が晴れると良い。 それでも母親に抱き付いている様子に、ふふ、と笑うと、
子供はいいわよ、
とパティが言う。 その裏に隠れた言葉が解る気がしたけど、聞こえないふりをした。その聞こえないふりすらばれている。知っている。うるさいな。]
(21) 2018/03/15(Thu) 09時頃
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…私だって、子供は好きよ。
[パティは17歳でゾーイを産んだのだったか。…もし、カトリも17でフィルの子を産めてたら。なんて、少しだけ思って。それもなんだか、おかしく思えた。
そうして、もう少し話をした後、別れの挨拶をした。]
(22) 2018/03/15(Thu) 09時頃
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― 道端 ―
[ネルの家、にいこうかな、どうしようかな、と少しうろうろする。とりあえず近くにまで来たけれど、出来る事は何もないし、別に最後に顔を見たい、というわけでもない。カトリと同じだ。
最後にネルに会ったのは、宴の日だ。 あの時の楽しそうなネルの姿で、記憶を完結しておきたかった。
その付近に立ち止まって、視線を遠くに投げる。山の方だ。……罠にかかっていた、と自警団にきいた。それは恐らくフィルの罠だ。ネルは知っていたんだろうか。 ネルを化け物にしなかったのは、フィルだ。 置いてくのが心配だったのは、もしかしたらカトリの事だけじゃなかったのかもしれないな、と勝手な事を考える。
ああ、でも、…… 化け物になってまで、生きたかったのなら。それほどまでに、死ぬのが恐かったのなら。 どんな気持ちだったんだろうか、解らない。 私は、ネルじゃないから。>>1:71
そして、少しの間、ぼーっと、空を見ている。*]
(23) 2018/03/15(Thu) 09時頃
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オーレリアは、レオの姿が見えると、いつも通りの様子で*おはようの挨拶を*
2018/03/15(Thu) 09時頃
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[>>29弾かれたような様子に、驚いたのはこちらの方だ。 緩く首を傾げ、]
レオ? う、うん。
[どうかした?なんて、 訊ねる前に返ってきたのはネルの事。]
─── そっか…、 そう、そっか。 ……… やっぱり。
[そう口にしてしまう。手を組んだ。瞑目する。 聞いても涙は流れなかった、いつも通りに。暫くそうしてから、小さく息を吐いて。最後の労いの言葉は、“ブローリン“へのもの……*]
流行期、あとどれくらい続くのかしらね…。 今日はどうだったのかしら。
………お疲れさま。
(33) 2018/03/15(Thu) 13時頃
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2、3日、か。そうね。 本当に、早く終われば良いのに。
[頷いて。ああ、でもできるなら───、と胸の内で思ってしまう。私であれば良いのに。私なら、ただの予定通りでおわるのに。]
…、ふふ、 大丈夫よ、ありがとう。 痣もこの通りだし。 ………知り合いを亡くしすぎたのは、 レオもドンも同じでしょう。 二人こそ、大丈夫なの? 今日のレオ、何だか少し、雰囲気がかたいし…。
[流行期のせいだからだろう、と思うそれ。 どこかに力がはいっているような、そんな。いつも真面目なレオだから、現状に一生懸命なのだろう。早い口調もその一種に思っている。]
(38) 2018/03/15(Thu) 15時頃
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カトリ、……そう、ネルが。 きっと喜ぶと思うわ。 カトリは部屋で眠ったんですって。 ……一緒に持っていってもらえるといいな。 きっと、フィルと一緒に見てくれるわ。
[レオが知らないとは思わなかったから。それは故人への手向けだと思って。緩く目を伏せた。*]
(39) 2018/03/15(Thu) 15時頃
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大丈夫な人は、 大丈夫だなんて繰り返さないわ? ……難しいかもしれないけど、 レオもゆっくり休んでね。約束よ。 無茶はだめ、レオもなんだから。
[そう笑って伝える。いつも通りだ。]
カトリのこと、……そっか、そう。 あのね、───…
[昨日発症したこと、自分で薬を飲んだこと、最期まで幸せそうだったこと、どこまで伝えられただろうか。]
(43) 2018/03/15(Thu) 15時半頃
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うん、届けてあげて。 いってらっしゃい。
[レオの顔が見えない。雰囲気が違うことは解るけど、その思考までは読み取れないから。 急いで向かう彼を見送り、……途中に振り返った声に、瞬いて。]
明日…。 わかったわ!また明日ね!
[そう声をかけて、見送った。 明日か、流行期。明日の私の手のひらは、どうなっているだろう。……てくてくと歩き始める。向かうのは、山の入り口だった。*]
(44) 2018/03/15(Thu) 15時半頃
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オーレリアは、セレストは、大丈夫かな、とも思考のうちにある。
2018/03/15(Thu) 16時半頃
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─ 山の入り口 ─
[ぱき、と足元で木の枝の音。 入るには準備もないし、難しい事は解っている。が、少しだけ。足元も不安定、木々も多い。ネルはここを逃げたのか、と思う。フィルはここで狩をしてたのか、と思う。 小さな頃は、まだこういう所に遊び半分できて、たくさん心配させた気がする。
フィルの罠を見てみたかったけど、たぶん私はそこまで辿り着けない。ネルは、凄いなぁと思った。男の子だしな。
山に少し立ち入って、立ち入ったところで、怒られた。]
うあっ ご、ごめんなさいっ 別に逃げようとしてたわけじゃないわよ、ほんと
[ほら、と手のひらを見せる。痣は普通だった。昨日の今日だから、流行期だから、警戒はいつもよりしているらしい。この空気で獣が逃げた、と狩人がぼやいてるらしかった。 姉さんも紛らわしい事はやめてくれ、と若い自警団員に釘を刺され、はぁい、と返事をした。 一緒に山から降りる。振り向く。]
…………………… ………
[何だか、風を強く感じた。]
(64) 2018/03/15(Thu) 22時頃
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───── ……
[もし。 山奥で獣に食べられてしまえば、こんな痣に振り回されなくてもよくなる。自然の一部として山に還ることができる。 毒を飲んで静かに死ぬよりも、其方の方がずっとずっと、人間として、ではなく。生き物として、正しい気がして。
逃げた上に、墓に居たサイは何を思ったんだろう。 死体でも食べるつもりだったんだろうか。
いっそ、痣が、黒くなる前に。
遠くを眺めていた。自警団員の呼ぶ声で、ハッとする。 なんでもないのよ、とひとつ笑って、今度こそ、村まで降りてきた。─── 兄が好きな果実を獲ることのできる場所を、私は知らない。 どんな場所にどんな獣がいるかも、どこで何が釣れるのかも。何も、何も知らない。
兄もフィルも居なくなった。でもまだレオもドンもいる。 ブローリンならきっと、大丈夫だから。今度はお願いして、あの実をとってきてもらおう。お礼は何にしようかな。疲れているみたいだから、今度また、お茶にでも誘って、出すのはハーブティーにしよう。*]
(66) 2018/03/15(Thu) 22時頃
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オーレリアは、ドナルドも誘おうかな、昔みたいに。なんて、考えている。
2018/03/15(Thu) 22時頃
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─ 広場 ─
[そのまま広場へ向かったのは、そういう気分だったから、だ。フィルの子供たちへの遺言があるらしい。次に雨が降る前に、誰かがどこかに書き写しておけば良いのに、と思う。 そこに向かうと子供たちがいた。]
こんにちわ。
[フィルのそれに倣って草笛を作るこたちの様子に、思わず目を細めた。でもさすがにまざれる年齢ではない気がする。 だから、少し離れた場所から、暫くの間見守っていた。]
(74) 2018/03/15(Thu) 23時頃
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あら、セレス。 こんにちわ。
[声をかけられると>>76会釈する。 子供たちが、セレスを見て、 あーーっ、デート帰りだ!! どーだった!?などと囃し立てた。]
あらっ。 あらあら?
[口元に手を当てて、そうなの?と首を傾ぐ。笑みがはみでていた。]
(81) 2018/03/15(Thu) 23時頃
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あら〜。 デートスポットに? 誰と?野暮かしら??
[照れた笑顔に目を細める。自然と笑みが浮かぶ。 子供たちが相手を吐くかどうかは、セレスの、しーっ!にかかっていた。]
ふふ。 セレスにもそう言う人がいるのね。 なんだか安心しちゃった。 良いニュースをきいた気分。
[今この空気の中で、デートを出来るって事は、落ち着ける相手なのだろうと勝手に思って。]
(84) 2018/03/15(Thu) 23時半頃
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ふふふ。自慢したい、ですって。いいひとなのね。 いーのいーの。報告、楽しみにしてるわ。 でもそんな改まった仲ならもう結婚まで一直線ね。 はー。いいなー。若いって財産よ。
[そう、冗談めかして言いながら]
……フィルとカトリ。幸せそうだったものね。 流行期、まだ過ぎてないなら、 今日は誰かが死に別れる、みたいなことはないと良いけど。 なんて。どんな人が発症しても、悲しむ人はいるのにね。
(92) 2018/03/16(Fri) 00時頃
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………… それこそ、私みたいな、……
[思わず、小さな本音。]
(93) 2018/03/16(Fri) 00時頃
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あらそうなの?
[なんてからかうようにふふ、と笑って。 二人を見習うという言葉には頷く。あれは、色々な意味で理想の二人だったから。]
本当に。あ、セレスは大丈夫?
[と、彼女にも確認をとった後、聞き返されると。少し眉の端を下げて笑った。]
………… ふふ。 なんでもないわ。
明日が、希望に溢れる日になるといい。 誰にとっても。
[今日、誰が発症したのか。誰も知らないから、きっと少し遠い人たちなのだろうと。そう思って、思い込んで、両手を組む。誰かは飲むのだ、あの薬を。だから、希望と言う言葉を使う。*]
セレスにとっても、明日が良い日でありますように。 祈っているわ。
(95) 2018/03/16(Fri) 00時頃
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[それこそ、私みたいな、独りぼっちを]
[守るものなどないものを。ないままに。
何度願っても、何年経っても。 私の手のひらは薄いまま。 いろんな人がいなくなっても、そのままで。
気持ちの底に、言いようのない、何かだけが、たまってく……*]
(96) 2018/03/16(Fri) 00時半頃
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