258 夏合宿はじめました
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[どくん、どくん、どくん。
辺りに響くのは自分の心音だけ。]
なに、これ……。
[先程までいたはずの同行者の姿はなく、辺りは闇に包まれている。 不安のあまり口から飛び出しそうな心臓を抑えながら、叫んだ。]
ちょっと、江西!隠れてないで出てきなさい! 洒落になってないわよ!
[彼女の声に応えるものはおらず、声は暗闇の中へと吸い込まれていく。
ーーはずだった。]
(21) 2018/07/24(Tue) 22時頃
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「ねえ、一緒に遊びましょう?」
[不意に、後ろから声が聞こえた。 聞き覚えのある、その声が。]
……っ!?
[思わず振り向くけれど、暗闇に紛れて姿はよく見えない。 けれど、彼女には分かった。]
……私に、会いに来たの?
[トイレの花子さん。 それが今、目の前にいる。
トイレではないのに会えたのは、彼女との「絆」のおかげかーー或いはここが「渦中」だからなのか。]
(22) 2018/07/24(Tue) 22時頃
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「貴方の要らないもの、私が消してあげる。」
「だから、一緒に遊びましょう?」
[彼女の問いに花子さんは答えない。 ただ、既に聞き知った言葉を繰り返すだけ。
まるでこちらを試すようなその言葉に、彼女の中に恐怖を押しのけて湧き上がってくるものがあった。]
……っ、ふざけないで!
[それは、純粋な怒りだった。
自分を、そして部員たちを試して弄んでいる怪異への。
これがもし部長だったら、一対一で怪異に出遭えたことを喜ぶのかもしれないけれど。 そうはなれない自分は、根っからのオカ研部員にはなれないのかもしれない。 それでも、彼女は吠える。]
(23) 2018/07/24(Tue) 22時頃
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私に要らないものなんてない!! いいから、早くみんなを返してよ!
[恐怖が完全に消えたわけではない。 今だって足も声も震えている。
けれど、やっと遭えたこのチャンスを逃す気もなかった。]
私をみんなのところに返して! あと、私のせいで事故に遭ったあいつらのことも元に戻して!
そしたら、いくらでも遊んであげる!
[最後の一文は勢いで言ってしまったけれど、後悔はなかった。 自分の伝えたいことを全部伝えたのだから、相手の要求もきっと受け入れてやる、なんて思いながら。
それはちょうど、他のみんなが屋上に行ったのと同じ頃だっただろうか。**]
(24) 2018/07/24(Tue) 22時頃
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