258 夏合宿はじめました
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こころに3人が投票した。
ウツギに2人が投票した。
クシャミに1人が投票した。
こころは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
日蝕
暗い日蝕が村中を覆い、お互い顔も名前も解らない。この闇夜は丸一日続くだろう。他人になりすまし、議論を混乱させることもできてしまうかもしれない。
現在の生存者は、セイカ、エニシ、ウツギ、ロイエ、ナツミの5名。
…先輩!
[呼びかける声はどちらにだったか。
制止を振り切って、視聴覚室へと向かった心先輩の後を追う七海先輩。自分も後を追いたかったけれど、追いつけずにはぐれてしまいそうだった、から。]
…櫛谷先輩、私たちはピロティへと…。
[櫛谷がいた方を振り返ったが、一段と闇が濃くなりー。]
…櫛谷先輩?
[呼びかける声に応える声はなかった*]
[ふと、室内の闇がもうひとつ落ちた気がした。物陰に蹲るような人影と、目の位置の赤い光点に気圧されたように、1歩後ずさると、棚か何かだろうか、灯りを持つ手を固い物にぶつけた。]
あいて…っ
[光源が手から滑り落ちた。もう一度視線を物陰に戻すと、赤い光点は既にそこには無い。言いようもなさを覚えながら、落とした携帯を探すと、何処にも見当たらない。タイムアウトで消灯したのだろうか?闇がまたひとつ暗くなった気がしたのはそのせいか。]
…っだよまったく…
[愚痴りながら足で床を探るが、それらしきものには触らない。さて、先にピロティに戻れと言った後輩2人は、大人しく理科室を離れたのだろうか?]**
ごめん!
あたし達もすぐ行くから!
[後ろから聞こえてくる呼びかけは
あたしへじゃないかもしれないけど。
もう1言付け加え、前を追う。
すぐ追いつけると思っていたけれど、
曲がり角、前方に見えていた灯りがなくなった時に
慌てたのがまずかったか、先程の疲れが残っていたか。
階段を一段、踏み外しそうになって、
わわ、と体勢を整えてなんとか転ぶのを防いでいたら
距離が随分開いてしまった。]
こころー!!!
[それでも、行先は分かっていたし
声は聞こえていたから、間に合ったと思っていた。
けれど、視聴覚室のある廊下に見えたのは
転がっている2つの懐中電灯の灯りだけで
その傍に、心の姿は見えなかった。**]
先輩、櫛谷せんぱーい!
[櫛谷先輩は、3年生の幽霊部員のもう一人。
たまに来てはゲームに興じる姿を見ていた。
真面目とは言いがたい先輩ではあるけれど、
このタイミングで悪ふざけをする人ではないと思う。
思いたい。
しかし、返ってくる声はなく。物音一つ聞こえない。]
(…どうしよう。)
[七海先輩から預かっている懐中電灯を握りしめ、しばし立ち尽くす。]
櫛谷先輩、先にピロティに行きますね。
後からでいいから、なるべく早く来てくださいね。
[このままここにいてもらちがあかないと、一人ででも集合場所に行くことにした。いちおう呼びかけてから、壁に手をつきながら一人歩いていく。闇に呑まれないよう、陽気な歌を口ずさみながら**]
[一旦落ちた携帯を拾うのを諦める。まだそこに居れば江西か福田に明かりを借り、もし先に集合場所に戻っているようなら面倒だがそこから同じように灯りを借りて戻ってこよう。
携帯のライトで充分と、家の物入れの隅に転がっていた図体のでかい懐中電灯が荷物と研修センターに置いてきたのを後悔しても後の祭り。
準備室から教室へと手探り足探りで戻る。虫の音は相変わらず聴こえない。先程戻ろうと裾を引くのを振り切った福田の、勝手な行動を取るなと叱られそうな小言も聴こえてこない。自分の呼吸の音以外聴こえない。やっぱり先に戻ったのだろうか?8割が安堵、2割が闇故の足元の心許無さ。]
[非常灯を頼りに廊下へと出る。窓は黒一色に塗り潰され、その向こうにあるだろう中庭の様子も伺えない。街灯が幾つか設置されていた筈ではなかったか。]
あいつ等、足はえぇな。
[足音の気配もない廊下を行く。最初から誰も彼も存在しなかったかのように。
何故ならもし彼等が空木が踏み込んだ準備室を覗き込んだとするならそこには、空木が見つけられなかった携帯がただ一つ、残されているだけだろうから。]**
せ、先輩!何言ってるんですか!
[伸ばした手は振り切られ、先輩は振り返ることなく準備室の中へと踏み入っていく。
未だじんじんと熱を持つ鼻を押さえながら、彼女は思う。]
(私が余計なことしたから、)
[同行者の制止も聞かず、準備室に入って行ったのは自分だ。
そして襲われかけた自分を助けてくれた先輩が今、危険な目に遭っている。
どうしよう、どうしよう。
大人しく戻ることもできないまま足踏みしていた彼女の目の前で、先輩の手から光源が滑り落ちた。]
っ、だからちゃんとライト持ってけって言ったでしょ!
[自分の足元に落ちていた厳選ライトを拾い上げ、相手に無理やり手渡す。
そして相手に向き直り、]
すぐ戻ってこのこと部長に知らせてきますから、それまで無事でいてくださいよ。
ほら、江西も行くわよ!
[当然ついてくるものと思っている同学年の彼には声だけかけて、理科室を出て走り出した。**]
[ 集合場所に戻るのは、いいかもしれない。
そう頷いたが。空木さんは単独行動を取りに行く。
そう言い出して。 ]
空木さん……ッ。
[ 『それは、危険なのでは』、と言う台詞は、
堪えてしまった。 空木さんが何をしたいのか、
分からないけれど。 きっと考えがあるのだろう。 ]
……いえ、分かりました。
くれぐれも、深追いは控えて頂けると、
助かります。
[ そう言う。 福田がライトを押しつける。 ]
……お気を付けて。
[ なるべく早く戻りたい。
それは、確かにその通りだけれど。
しかし、他の班ではもう既に4人も生徒が消えている。
その事実は、まだ分からない。
胸の奥には、冷静ながら、恐怖に耐える、自分が居た。 ]
……福田!
[ 走り出そうとする福田に、一言。 ]
俺から絶対に離れるな。
怪異にもし出逢ったら、近づくな。
それだけは、お願いだから守ってくれ。
[ 福田がパニックになる事態。
警戒していたはずなのに。
上手く制止できない自分が、もどかしくて。
口調は、つい乱暴になってしまう。
そして、集合場所に戻ろうとする最中……。 ]
……暗い。
[ 先程までは、ライトがあるにせよ、
互いの顔くらいは分かるものだったけれど。
なんだか、この一瞬で、
闇が濃くなった気がする。 ]
……福田、大丈夫か?
離れてないだろうな。
[ そう声をなげかけつつ、集合場所へ。* ]
[一人で動くと決めてから、視聴覚室に進路変更することも可能だった、けれど、ピロティへ行くことにしたのは、そうするように先輩方に言われたのが大きかった。
けれど、七海先輩とそろそろ離れた方がいい、とも思ったのもあって。]
………。
[でも、先輩も消えてしまったら………。]
[不吉な考えを打ち消すように慌てて首を横に振る。]
「………まるで “Ten little Indian boys”みたいですね。」
[少し前の呑気な自分を恨めしく思う。
何か“不思議”に遭遇するかもしれない、という期待、はあったけれど、望んでいたのはこういうのではなかった、はず。
覚悟が足りなかったのでしょうか?
…俯くと足を前に出すのが億劫になってしまう。]
………皆で集まって、外に助けを求めに行く。
[先輩の言葉を復唱して、一歩進む。
柄ではないけど、大好きな散歩の歌を歌いながら集合場所へ向かえば、ピロティらしくところへなんとか着いたようだ。]
[誰もいないようなら、グループラインに自分が集合場所にいる、ということを書き込むつもりだが、果たして**]
["彼等"の居る場所と、空木が隔たれたのは何時のタイミングだったか。準備室へと足を踏み入れた時、背後で慌てた様な福田の声と、押し殺したかの様な江西の声は聞こえていた。
空調のない校舎の暑さや、鑢で胸底を削るような苛立ち、理不尽な状況を、ぶつける何かを不審者の体にして見つけたかったのかも知れない。
手元から携帯を落とした瞬間にずれたのは、"あちら"と"こちら"。
だから空木が準備室から出たときには、まだ"彼等"はそこに居たのかもしれない。空木の目には触れなくとも。]
こころ?何処にいるの?
返事して!
[先程まで心が持っていた懐中電灯と麻衣の、
拾い上げて視聴覚室の中を照らしてみるが
2つもあるというのに灯りは暗闇を晴らすことなく
室内の様子は全く伺えない。
彼女の持っていた懐中電灯が転がっていたということは
心がここに来たことは間違いない。
意を決して、あれほど反対していた
視聴覚室の中に足を数歩だけ踏み入れる。
壁伝いに腕を目いっぱい伸ばして、室内灯のスイッチを押す]
えっ……?
[が、カチリという音がするだけで電気は点かない。
反射的に視聴覚室から飛び出して、辺りを見回すけれど
アレも、心も部長の姿もなく、ただ眼前に広がるのは暗闇だけ。
視聴覚室に入っても探せる気がしない上に危険。
とくれば、先程自分で言ったように、
一度集合場所に戻って皆と合流して助けを求めるのが一番。
って頭では分かってるのに、心にはそう言って反対したのに、
動くこともできず友の名を呼び続けるあたしは
麻衣の言うように、"ずるい"のだろう。]
[そうして何度呼んだか後、漸く足を動かす。
集合場所、ピロティの方へ。]
こころ、いたら集合場所に来てー!
[心が近くに隠れていて取りにくるかもしれないから
転がっていた懐中電灯のうち、麻衣のものだけを持って。
ピロティに向かう間中、声をはりあげ続ける。
もしかしたら、視聴覚室に入れば
友を部長を助けられたかもしれない。
そんな恐怖と戦いながら、
自分が今できることを。
すぐ行くって言った約束を破らないことを。
そう1人心の中で念じ続けたピロティまでの道のりは、
2人で歩くより、ずぅっと長く、心細く感じた。*]
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