266 十二人の( )こどもたち村【R15】
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──屋上──
[ 明るい日差しの中、健全な若者がする会話じゃないなって、 僕は思って、でも微笑んでいた。
死ねば幸せかって、その男は尋ねて、 まるで他人ごとみたいな口ぶりは愉快だ。 僕は自覚的に皮肉っぽく笑って、 細めた眼差しでその人を見ている。]
幸せは、生きてるやつの特権じゃないの?
[ 死にたかった。けどその欲求はがむしゃらで、 幸不幸の選択からはどうにも遠いところにある気がした。
質問の意図は読めなくて、 客観的世間的に言えばきっと僕は幸福だ。 けれど満たされやしないって、 そういう話をしてもよかったんだけど。]
(7) 2019/02/19(Tue) 01時頃
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[ 人生最期になるはずの空は、 わかりやすく青くて、健やかで、 君になら似合うはずの空を背負って、 僕は名前も知らない人に答える。]
でもきっと、死ぬことで、 今まで生きた意味があったなあって思うよ。 ……と思います。
[ 答えになったよねってふうに僕は首を傾げて、 扉の方へまた歩いていく。その男に言う。]
(8) 2019/02/19(Tue) 01時頃
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きみも死ぬためにここにいるんですよね。 でもさ、やっぱり、 死んだ果てに幸せなんてないと思うな。
[ 僕の持論である。死ぬのは手段。 僕の手の中にある、今切らなきゃどうするってカード。
そろそろ戻ろうって、また扉を潜ろうとして、 僕は「きみはどうする?」って聞こうと振り返った。
明るい光が差し込むから、 その人の顔はあんまり見えなくて、 僕は不意に、さっきの答えに不足を感じてしまう。 僕の口は時に、かなり軽率に動く。
館内へと消える間近、僕は言った。]
(9) 2019/02/19(Tue) 01時頃
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それとも、これが幸せなのかな。 僕は今、遠足より、修学旅行より、 クリスマスより、誕生日より、 自分が死ぬことを心待ちにしてる。 **
(10) 2019/02/19(Tue) 01時頃
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食養会 ユエは、メモを貼った。
2019/02/19(Tue) 01時頃
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──屋上──
[ 幸せってなんでしょうか。 幸福を拾いに来たんでしょうか。ここに。
あいにく、彼から返ってきたのは、 どちらともつかない相槌>>24だったし、 彼自身のことはなんにもわからなかったけど、 僕はひょいと扉をくぐって、 ほんのり暗い屋内へと足を進めた。
やっぱり名前を聞くのを僕は忘れて、 彼の番号を聞くのも忘れていたけれど、 僕はもともとそういう性格なんだったな。
ポケットからスマートフォンを取り出す。 ちいさなケースに入ったイヤホンも取り出す。 頭の悪い僕はエレベーターに気づかないまま、 せめて階下に降りる間、君の歌を聞こうと思う。]
(50) 2019/02/19(Tue) 14時頃
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[ 僕のスマホは最新型で、 イヤホンもよく知らないけど、 完全ワイヤレスのそれなりにいいやつで、 それに見合った音質で、君の歌を流し込む。]
〜♪
[ もうこの世にいない君が歌った、 人生讃歌だというのだから笑える。
イヤホンから聞こえる歌声にかぶせるように、 僕は何度となく聞いた歌詞を諳んじて歩く。
君の歌のほとんどはおきれいな話ばっかりで、 けどたまにこの世の終わりみたいな曲を歌うとこが好き。 そういうふうにつくられてるとこが好き。]
(51) 2019/02/19(Tue) 14時頃
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[ 僕はとことんマイペースで、 まだ時間がありそうだからって、 歌なんて歌いながら、 地下には降りずにまた廊下を歩いた。
目的地なんてなくて、 強いて言うなら地下以外で、 耳元では君がまだ明るい明日を歌っている。*]
(52) 2019/02/19(Tue) 14時頃
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──廊下──
……ん゛っ
[ ふらふらと歩きながらご機嫌に動いていた口を、 突然かけられた声>>56でぎゅっと閉ざし、 振り返って見たのは先ほどの顔だった。]
ああ……えと、さっきの。
[ 名前も番号も知らなくって、 さっきの人。とだけ僕は思う。
どっかの学校の制服。 大きく崩れていない着こなし。 さっきの人と二人連れって言われても、 違和感のない感じ。というだけの印象。]
(66) 2019/02/19(Tue) 15時半頃
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……これ、んー。聞きます、か?
[ 耳に引っ掛けていたイヤホンを片方外して、 掌に乗っけて差し出してみたけれど、 それが正解かはわかんなくて、口でも答える。]
利根ルイって。ちょっと前に死んだ。 あの人の、歌……っす。
[ 僕が熱心に聞くのは不釣り合いらしい。 ということは今更もう重々承知で、 でも僕のスマホにダウンロードされているのなんて、 君の曲だけなんだから、僕は正直に答える。
相変わらず、僕の片耳では君が歌っていて、 でもちょうど曲が切り替わってって、 僕の左耳と、右掌の上で、 君は世界が滅ぶらしいよって歌ってる。]
(67) 2019/02/19(Tue) 15時半頃
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[ 終末を歌うときだって君の声は澄んでて、 なんだかチグハグみたいで、僕はそれが好き。]
……きみの、連れは?
[ 差し出したそれを受け取ってもらえたかどうか。 僕は片耳を君の歌声に浸したまんま、 なんならちょっとリズムをとったまんま、 目の前に立ってるその女の子に尋ねる。]
さっき一緒にいた……友達?
[ 一緒に死ぬ。くらいのつながりを、 他人と築けるんなら、それは幸福なんだろか。 僕には縁のない話であるけれど、 ほんの少しの興味の赴くまま尋ねる。*]
(68) 2019/02/19(Tue) 15時半頃
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食養会 ユエは、メモを貼った。
2019/02/19(Tue) 15時半頃
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──廊下──
……ども、8番の由衛です。
[ 短く名乗り返す。 まさか。という音はどことなくひょうきんで、 いたずらっぽい笑い方>>93がしっくりきた。
あっさりと真坂さんの手に渡ったイヤホンの片割れ。 語調は明るくも、敬語に込められた距離は程よく、 僕は「はいどうぞ」ってふうにそいつを差し出す。
好きな曲を、それを好きでもない誰かに聞かせる。 という機会はついぞ僕の人生に訪れやしないだろう。 って思っていたのは数十分前のことで、 なんだか不思議な気分であった。]
(116) 2019/02/19(Tue) 20時半頃
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[ すごい。という真坂さんは言って>>95、 僕は当然でしょってふうに頷く。]
それは、まあ。 このおーじさま一人つくるのに、 いろんな人が、時間とお金と労力、 山ほどつぎ込んでんだもん。すごいよね。
[ って、僕は言った。 彼女の論旨とずれているやもしれないが、 なんせ僕はそういう君が好きだった。 人造人間みたいで、お手軽な神様みたいな、 絶対にナチュラルボーンじゃないおーじさま。]
(117) 2019/02/19(Tue) 20時半頃
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[ 連れ。という言葉に返ってきたのは、 具体的な人名>>96であった。楠本さん。
友達だったら良かった人。 というなんとも意味深な答えは、 僕にはなんとも理解しがたく、
ふうん。という相槌と一緒に、 もう少し具体的な質問を投げる。]
一緒に来たわけじゃなかった……ンですか。
[ だとすると余計にわからない、 ”友達だったら良かった人”って言い方。 深追いするでもないけれど、 僕なりに励ましや慰めのつもりで言葉を続ける。]
(118) 2019/02/19(Tue) 20時半頃
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でも、きっと僕たちが死んだら、 外野が勝手に、つながりとか、共通点とか、 いろいろ探してくれるから、 僕たちみんな友達ってことにされちゃうかも。 ……しれないっすね。
[ 僕の手に戻ってきたイヤホン>>97。 それと一緒に手向けられた言葉に、 僕は心の底から「そうかな?」と思って、 少し首をかしげて答える。]
どうだろう。幸せだったら、 死ななかったんじゃないかな。
──そういえば、きみはどこ行くとこ?
[ 集合場所はこっちじゃなかったはず。 と思い、僕は廊下の先に視線を向けて尋ねた。*]
(119) 2019/02/19(Tue) 20時半頃
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食養会 ユエは、メモを貼った。
2019/02/19(Tue) 21時半頃
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──廊下──
そういうもの、なんじゃない? ──って、僕は思ってますけど。 僕が思ってるだけ、っす。
[ 一般論としては? さあ。 たとえば僕がそういう主張を、 人造でお手軽な神様みたいな君が好き。 とか、そういうことを発信したとして、 もしかすると僕はこの場に来るより先に、 誰かにぶっ殺されていたかもしれない。
でも、今まであとを追う人の、 ひとりもいなかったルイくんである。 案外スルーされちゃうのかもしれないし、 それはさみしいから僕は他人に怒られたい。]
(188) 2019/02/20(Wed) 00時頃
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[ まさかまさかさんが心の中では、 ズレたこと言っちゃったなあなんて、 リフレインされているとも知らず。 きっとそれなら僕らのずれっぷりはお相子で、 例えばぼくはけろりとした顔で、 相手の言葉を否定したりもするものだ。]
僕、フキョーしたいってタイプじゃないし、 別にきみが聞いてくんなくても、 好きンなってくれなくてもいい。 ……ンですけど。でも、僕は好き。
[ 4番目の姉がいつか言った”フキョー”は、 僕には今日も漢字に変換できないままである。
などという僕にも当然友達がいるはずがなく、 お手軽なお友達論には苦笑い>>170の真坂さんに、 ぜいたくなやつだな。という思いを抱く。]
(189) 2019/02/20(Wed) 00時頃
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ふうん、そっすか。
だめ? お手軽な友達。 僕、友情・努力・勝利とか、 あんまし好きじゃないンで。 楽なほうがよくないッスか?
[ そう。小さいころから憧れたのは、 戦隊レッドでも変身ライダーでも、 伝説の勇者でもエースストライカーでもなく、 物語の最後にだけひょっこり現れて、 お姫様をかっさらっていく王子様だった。
友達だってお手軽にできるに越したことはない。 お手軽にできて、お手軽に付き合えるのなら。
今までも友達は決して多い方ではなかったけど、 お手軽にできない友達なら別にいらないな。]
(190) 2019/02/20(Wed) 00時頃
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……そいえば、僕。 少女漫画生まれレディコミ育ちなんで、 友達ならよかった──って言われて、 駆け落ちかと思って。ロミジュリ的な。
[ たぶん、これはケラケラと笑って言うべき、 僕なりの冗句ってやつだったんだけれど、
僕の顔以外の短所には表情筋も含まれているので、 そう言ったときも、きっと僕は真顔だった。]
(192) 2019/02/20(Wed) 00時頃
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まあ、別に。 どういう理由で死ぬかとか、 みんな勝手にすればいいと思うンすけど。
[ つらつらと述べる饒舌な僕。 会話は巡って、君のとこまで戻ってきて、
まさかさんがまさかって言うのが、 僕としては相当おもしろかったんだけれど、 冗談ではなさそう>>171だったので、 僕もまじめな顔してさらっと答える。]
自殺してしばらくは、 結構騒がれてたンすけど、 真坂さん、まさかテレビ見ない人ですか。
[ そっか。って言う僕の声は、 なんだかちょっとばかし寂し気に響く。]
(193) 2019/02/20(Wed) 00時頃
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あー。僕も、似たような感じで、 集合場所はぎりぎりに行こうと思って。 ……はい。どういたしまして。
[ そろそろ時間かな。って、 スマホで時計を確認しながら、 丁寧なお礼に、僕も小さく頭を下げてみる。
敬語使わなくっていいよ>>172。って、 真坂さんは言うけど、それがぎこちなくて、 なぜかひとりで照れている姿に、 自称人見知りの僕は少し気を許した気でいる。]
(194) 2019/02/20(Wed) 00時頃
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僕はそのほうがしゃべりやすいけど。 真坂さん、ためぐち下手だね。
[ からかったつもりでそう返して、 真顔で顔を仰ぐのを手伝ってた頃合い、
やってきたのはやっぱり制服姿の女子>>161で、 僕は「いいよ」って意味を込めて頷く。
勢いよく話し出した彼女はノッカと名乗って、 マサカとノッカに挟まれて、僕はただのユエだった。 ちょっぴり残念に思いながら、僕の視線は揺蕩う。]
(195) 2019/02/20(Wed) 00時頃
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8番のゆえ。 ……ノッカの制服ってさあ、えっと、 どこだっけ。僕の姉のと一緒だ。
[ さまよってた僕の視線は最終的に、 彼女の持ち込んだ未成年NGの物体よりも、 身に着けてる服にいったん落ち着いて、 この制服着てたのは何番目の姉だったか、 思い出せなくて、ちょっぴり考え込んでしまう。]
お酒、一口しか飲んだことないけど、 飲んでみればよくない? どうせ死ぬんだし。
[ 相手が最初から敬語を取っ払ってたからか、 僕もたどたどしくも言葉を返しながら、 促されるままに地下室のほうへと足を進める。]
(196) 2019/02/20(Wed) 00時頃
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参加者と喧嘩? やっぱりやばい人とかいた?
[ 歩きながら、不穏な言葉>>176に問いを投げる。 死にたいって集まってるくらいだから、 ひとりやふたりやばそうなのがいても、 不思議ではないのかな。面倒はいやだな。
やたらと明るい声でしゃべり続けるこの子も、 変なやつだな。と思ったりもしたけど、 死ぬためにこんなとこまで来てるんだから、 言わずもがな僕もノッカも真坂さんも、 そのほかのだれもかれも、変なやつなんだろう。
ちゃんと死ねるといいな。死にたいな。 って思いながら歩いてくうち、 会話を重ねるうちきっと、目的地は間もなく。*]
(200) 2019/02/20(Wed) 00時頃
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──多目的室──
[ 目的地にたどり着き、多目的室と口の中で唱える。
たくさんある目的とやらに、 集団自殺は含まれてはないんだろな。 と分かりきったことを考えていた。 考えながら、扉をくぐった。
人はもう結構集まっていて、 僕はとりあえずどこでもいいから空いてる席。 って気持ちで、適当な椅子に陣取った。
場の雰囲気に倣うように、 8番の札をテーブルに置いて息を吐く。 場の流れを作るのは他人がするだろう。 僕はごく受け身の姿勢で場を眺める。
左の耳元ではまだ、君が伸びやかに歌っている。*]
(205) 2019/02/20(Wed) 00時頃
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食養会 ユエは、メモを貼った。
2019/02/20(Wed) 00時頃
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