266 十二人の( )こどもたち村【R15】
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──現在:給湯室へ──
[ ご指名はあっさりと通り>>42、 僕は5番ことシンイチ氏と、 給湯室への道のりを行く。
道中、突然僕に向かって頭を下げた男>>43は、 お礼なんか告げてきたけれど、 そのとき僕は間近で見聞きするものと、 それによる確信で頭をいっぱいにしていた。]
まあ、練炭とかテープとか、 重くてダルそう……ッスよね。
[ 深い意図はなく、返したのもまた本心で、 僕は肉体労働には向いていないと自負している。]
(62) 2019/02/21(Thu) 17時頃
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[ 長身の5番。シンイチと名乗った5番。 帽子と眼鏡とマスクでがんじがらめの5番。
よく通る凜とした声は、 何度聞いたって聞き覚えがあって、
けど、いくら視線を注いでみたって、 きっと確証なんていつまで経っても得られないから。
僕は給湯室の棚を漁って、 見つけ出したチャッカマンを手にして、 かちっと火が点くか確認しながら、ついに言う。]
(63) 2019/02/21(Thu) 17時頃
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ていうかシンイチさんって、 タレントのシンイチさんですよね。 僕、わりと好きだったんで。
[ 僕の声は淡々としている。 カチ、カチと火を点けたり消したりばかりする。 じいっと相手を見て、逃げられるかな。 扉側に僕が立てばよかったのかな、とも思う。 いや別に。なにも手荒いことをする気はないけど。]
別に、死なないでとか言うつもりはないんすけど。
[ これ、人違いだったら笑えるなあ。と僕は思う。 めっちゃ恥ずかしいけど、そうだとしたら、 僕はきっとしれっとした顔で「そっすか」って言う。]
(64) 2019/02/21(Thu) 17時頃
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[ 逆に、僕の目がド節穴じゃなくって、 5番のシンイチ氏=テレビのシンイチ氏だとして、 そりゃあ、ショックがないわけじゃあないけれど。
君は死んだので。 僕の推しは死んだので。 この世の誰が死んだっておかしくない。]
ただ、ちょっと聞きたいことがあって。 っていうか、相談したいことがあって。
[ 僕がここにいる理由ってのを踏まえて考えると、 僕的にはちょっと困ったことになってくるのだ。]
(66) 2019/02/21(Thu) 17時頃
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だからここにも誘ったんで、 なんか、お礼とか言われても、 なんか、アレなんですけど。 っていうか、僕のためだったんすけど。
話、聞いてもらう余地ってあります?
[ なければないで、勝手にします。 という顔をしたかったけど、僕の表情筋が死んでる。*]
(68) 2019/02/21(Thu) 17時半頃
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食養会 ユエは、メモを貼った。
2019/02/21(Thu) 17時半頃
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──給湯室──
わ……めっちゃ本物。
[ マスクの下から現れる笑み。>>72
自分からふっかけたくせ、僕は「マジだ」と思い、 正直取り乱してないわけではないんだけど、 少し見開かれた目くらいしか、 僕の感情の激動を物語ってくれない。
生憎興奮すると脳が死ぬタイプなので、 心の中で顔が死ぬほどいいなと10回は唱えた。]
(84) 2019/02/21(Thu) 20時頃
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[ 僕は男性タレントが好きだ。 それもいわゆる王子様キャラが、好きだ。
同一視。的なファンのあり方。っていうか、 似た服装をして、似た髪型をして、 憧れを真似するようなやり方は、 女性アイドルの女性ファンに多いなんていうけど、
異性愛者の男性は美女を前にしたとき、 のーみその中で美味しいご馳走を目にしたときと、 似たような反応を起こしていて、 逆に、イケメンを見てこみあげるのは、 "不快"で、それは生物的な反応だとかいうけど、]
(85) 2019/02/21(Thu) 20時頃
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[ 僕は男で、女の子になりたいわけでもなくて、 学校のモテ男を見たとき脳みそが導き出すのは、 間違いなく"不快"のほうであると思うんだけど、
生まれてはじめて、どうしようもなく、 夢中になったのが利根ルイくんってんだから、 精子と卵子がくっついて胎児になってくどこかの過程で、 配線ミスがあったとしか思えない。と思い、
とりあえず、目の前の上向真一くんは、 吐きそうなくらいカッコよかった。]
(86) 2019/02/21(Thu) 20時頃
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[ 静かに口元を手で覆ったけれど、 5番目の姉に「それマジでオタクっぽい」と、 冷ややかな目で言われたのを思い出して、 僕はそっとチャッカマンと手を下ろした。
気にしないでください。 とシンイチさんは言って>>72、 僕としてもできるだけ努力はしたい。
彼の笑みがあまりに営業時間中と同じだったので、 手で口元を覆ってくれて大変ありがたい。>>73
そういうの、本当に勘違いしそうになるので、 マジで勘弁してほしい。ほんとマジ。 上向真一くんが実在してるみたいじゃないか。]
(87) 2019/02/21(Thu) 20時頃
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[ 僕が好きなのなんてあくまで商品としての王子様で、 利根ルイくんで、上向シンイチくんなわけです。 たくさんの人間の時間とお金と労力が詰まった、 夢みたいな幻みたいな存在が好きなんです。 紛れもなく、偶像。甘ったるく言えば幻想?
僕たち一般市民に晒されてるアイドルなんて、 原案者とかキャラデザとか細かい設定考える人がいて、 それを演じる人がいて、ようやく成り立つものでしょ。 って言うと4番目の姉が爆笑して、 「アニメキャラの話かと思った」と言うので、 現実にあんな完璧な王子様がいるわけないだろ死ね。 って思う。僕は思う。だからだからだから!
別に、いいんです。 君がちっちゃな悪さとありふれた悩みに塗れた男でも。 言ってしまえば着ぐるみのガワ役の君が、 その役割を降りたかったとしても。いいんです。]
(88) 2019/02/21(Thu) 20時頃
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[ でも、今まで散々完成品の君を褒めて、 愛でて、崇めて、賞賛して、憧れて、 消費してきた人たちが、手のひら返して、 全部失敗だったみたいに哀れむのって、 どうなんですか? おかしくないですか?
君がただのおとこのこだったとしても、 僕の神様だった幻想の君まで死なないで。 インスタントでも人造でも、神様死なないで。
君が望む望まないに関わらず、 僕は、利根ルイって偶像が、 誰かにとっては神様みたいな存在だったんだって、 そのくらい完璧な幻想だったって知ってほしかった。]
(89) 2019/02/21(Thu) 20時頃
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[ だから、ここに来たのだ。 だから、ええと、この5番のきみが、 現役アイドルだとすると、ちょっと困るわけで。
話を聞いてくれると言ったシンイチさんに、 僕は「それじゃあ」と話し出す。]
さっき、多目的室でもちらっと話題になってた、 ここで、集団自殺を選んだ理由って話なんすけど。
[ 何人かが言い合ってた。 けど僕は言わなかったので、今言う。]
(90) 2019/02/21(Thu) 20時頃
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僕、有名になりたくてここにいるんです。 有名って、別に芸能人になりたいとかじゃなくて、 大きいニュースとして取り上げられてほしいっていうか。 ほら、きょうびただの子どもがひとり自殺したって、 ロクにニュースにもなんないじゃないすか。
[ 壁にもたれかかっている彼に、 僕は淀みなく説明する。 この結論に至るまで、何度も考えたことだから。]
でも、ほら。 きみがいると、きみが主役になっちゃう。
[ でしょ? って僕は自明の理ってふうに。]
(91) 2019/02/21(Thu) 20時頃
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最初は、皆の前でシンイチくんだー! って騒いだら、 僕と似たような目的の人が多ければ、 追い出してもらえるかなって思ったんすけど、
でも、考えたんすよね。 もし僕が追い出されたら、 そのまままっすぐ屋上に行って、 警察に電話でチクって、 自分だけ飛び降りて死んでやるなーとか。
ムカつくし、死ににきたわけだし。
[ 頭の悪い僕なりに、すごくよく考えた。 すごく深く考えたと思う。たぶん。]
(92) 2019/02/21(Thu) 20時頃
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[ ただ残念。それが僕の限界。 あっからかんとした調子で僕は言う。]
だから、どうしたら、 きみに話題をかっ攫われずに済むかな。 出てってくれるんでもいいんだけど、 「いいよ」って行ってくれる気しないし、 よそで死なれてもやっぱ目立つし。
悩んだんすけど、直接聞くのが早いかなって。 僕、あんまり頭よくないんで。
[ 僕からの相談は以上である。 はあ? って思われたとしても、 僕はふざけてるわけでもないし、 真顔で、聞くだけと言った彼の顔を見ている。*]
(93) 2019/02/21(Thu) 20時頃
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食養会 ユエは、メモを貼った。
2019/02/21(Thu) 20時頃
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──給湯室──
[ はぁ? とシンイチさんは言った。
明らかに不機嫌そうなへの字口は、 僕の知る上向真一というアイドルには縁遠く、 続いたなんともいえない笑い>>124も含め、 僕はひたすら営業時間外も顔がいいな。と思う。
要約して「知るか」というのが、 たぶん、シンイチさん>>125の答えで、 僕は内心、「あ、やっぱり?」って思う。
僕もどうしようもなくない? って思った。]
(170) 2019/02/22(Fri) 00時頃
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……ッスよね。 でもこんなに話題作の自殺ってないじゃん。 ……ないじゃないすか。
『少年少女集団自殺feat.上向真一』 に立ち向かえんのって何? 神?
あ、ってか関西の人なんすね。
[ 肩をすくめるしぐさもまた様になるが、 彼の話題は果たして75日で消えてくれるのか。 そして彼が死んだあと、君の影が薄くならないか。
なんなら僕がその後死んだとして、 「なんかいたよね、後追い自殺した子……、 あれ? シンイチくんの追っかけだっけ?」って、 なる可能性はいかほど。たぶん結構高いので困る。]
(171) 2019/02/22(Fri) 00時頃
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ぶっちゃけ、話題はすぐとはいかなくても、 それなりに自然に立ち消えると思うし、 次世代の王子様が生えてくると思うんすけど。
……なんか、うまいこと……、 ……きみの死体だけボコボコとか、 もはやだれかわかんないまま死んでほしい。
[ 残念ながら、シンイチ氏>>126の言うことは、 たぶんただしい。君のときを見てるだけに思う。
でも割り切れないのは、上向真一に先に死なれても、 一緒に死なれても、なんならあとから死なれても。
僕の願ってやまない展開からは、 ちょっとずつ逸れていくのが、目に見えてるから。]
(172) 2019/02/22(Fri) 00時頃
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[ イケてるしぐさで肩をすくめて、 さらに申し訳なさそうな顔までされて>>128、 僕はためいきをひとつついた。僕は困る。 彼が困らなくても、僕は困るし、 それでは僕は困るのだ。僕が、困る。
僕の行動原理はそこにしかなくって、 お聞きしてもなどと言われて、隠す理由がない。
それに、僕は頭が悪いので、 申し訳ないというポーズをする人は、 申し訳ないと思っているんだな。と思った。]
(173) 2019/02/22(Fri) 00時頃
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えーと、例えばなんですけど。 っていうか多分例えばじゃなくなるんすけど。
[ ただし、僕は自分の頭の中身というのが、 配線不備だか接触不良を起こしているのか、 他人に理解されがたい。というのは知っているし、 ちょっとでも説明が楽になるよう、もしもを唱える。]
きみが死ぬじゃないですか。 そうすると、マスコミが盛り上がって、 たぶん、きみはこういうことで悩んでたとか、 こういう理由で死んだんだとか、 他人が一生懸命、きみっていう人間を、 解読するみたいにして、語ると思うんですけど。
(174) 2019/02/22(Fri) 00時頃
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[ 実際、君のときはそうだった。 君のプライベートな裏垢とか、 個人的な昔の作文とか、写真とか、
”利根ルイ”は本当はこういう人間で、 って話を聞くのが、僕はとても不快だった。 ということを思い出し、僕は顔をしかめる。]
そうすると、こう、 違うじゃないですか。自殺するきみと、 設定考えたり、プロモーションかけたり、 そういう人たちときみが作った幻想って。 違うと思うんすよ。きみはシンイチくんの一部。
(175) 2019/02/22(Fri) 00時頃
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なのに、たぶん、マスコミとか、 たぶん、たくさんの人たちは、 全部一緒くたにして、かわいそうって、 今までさんざん、完成した商品としての、 ”シンイチくん”に心酔して、 きゃあきゃあ言ってたやつらは、 今度はこぞって手のひらかえして、 きみに、ひとりの男の子に、 あの幻想を全部押し付けて、 ただの男の子だったのにかわいそうって。
(176) 2019/02/22(Fri) 00時頃
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…………言うんです。
(177) 2019/02/22(Fri) 00時頃
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[ いつか言ったとおり。 僕は基本的に無口で無表情な男である。
今、たとえめちゃくちゃ早口で、 握りしめたチャッカマンがたまにカチカチいってて、 ぜいぜいと肩で息をせんばかりで、 据わった目をしていたとしても、 それはSSレア級な状況にあるからであって、 僕は基本的に、無口で無表情だ。かしこ。]
(178) 2019/02/22(Fri) 00時頃
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ようはそういうことなんです。 きみが死にたいんなら、 それは勝手だと思うんです。
でも、関係ないじゃん。 きみが死んだって。 きみが誰かにとっては、 なによりもおっきい存在だったって、 友達とか恋人はまあもともといないけど、 家族なんかよりもずっと執着しちゃうくらい、 神様みたいな存在だったんだって。
(179) 2019/02/22(Fri) 00時頃
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大人の知恵と金とイケてる見た目の人間を、 つぎはぎしてできた王子様だってわかってても、 そのくらい完璧な偶像で幻想だったんだって、 そんなことまでなかったことにしようとする、 クソみたいなヤツらばっかりだから!
(180) 2019/02/22(Fri) 00時頃
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僕は、僕の神様を、ルイくんを、 もう一度、本当の神様にしたいから、死ぬ。
(181) 2019/02/22(Fri) 00時頃
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[ きっと、僕は真っ赤な顔をしていた。
とうてい理解されがたい思想であることも、 それがあまりにも漠然とした思想であることも、 理解はしていたはずだけれど、僕は泣きたい。
冷静に淡々と死ぬ理由を、 理解されなくてもいいから、 簡単に説明してやろうと思っていたのに、 唇が震えて瞼が痙攣して、 握りしめた拳から力を抜く方法がわからない。 から、死にたい。死にたい。やっぱり死にたい。]
(183) 2019/02/22(Fri) 00時頃
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[ 死にたい。理解されないから死にたい。 気の合う人間なんてこの世にいないし、 思いやりとか全然芽生える気配もないし、 なのに頭に隕石でも直撃したみたいに、 猛烈に好きになれたのが君だったので、 その君は死んでしまったので、死にたい。]
……だから、死にたい。です。
[ もはや取り返しのつかない状況を投げ出すように、 僕は小さく、ひとりよがりに呟き、 一人で広げた風呂敷を畳むすべを知らず俯く。*]
(184) 2019/02/22(Fri) 00時頃
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食養会 ユエは、メモを貼った。
2019/02/22(Fri) 00時頃
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