266 十二人の( )こどもたち村【R15】
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[アイドルの世界に足を踏み入れたのは 間違いなく、真一自身の意思だった。 テレビの中で歌って踊る彼らに憧れて、 自分もそうなりたいと思った。
けれど、王子様なんていやしない。 それに気付いたのは、 自分がそう呼ばれる存在になってから。
手間暇かけて作られたテレビの中の偶像と 現実の真一は全くの別物だった。 事務所やプロデューサーが 綿密に作り上げた着ぐるみを着せられて 毎日、笑顔を振り撒いている。
そこに、真一自身の意思はない。]
(39) 2019/02/21(Thu) 12時頃
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[それでも、何処へ行くにも、 王子様の偶像はついてまわる。
無遠慮に向けられる視線とカメラ。 それを否定することは許されなかった。 王子様に人権は無いらしい。
仕事をしている時は当然のこと、 街中や電車、果ては家の中ですら怯える日々を 真一は送っていた。
まるで、犯罪者にでもなった気分だった。]
(40) 2019/02/21(Thu) 12時頃
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[『誰の為のお前なの?』 『誰の人生だよ』 吐き捨てられた言葉>>2:162が 真一の胸に重くのしかかる。
あぁ、もう、やめよう。 これ以上考えるのは無駄だ。 首を振って、思考を追い出す。
少なくとも、今ここに居るのは 他でもない、真一自身の意思なのだ。]
(41) 2019/02/21(Thu) 12時頃
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―現在:地下・多目的室―
えぇ、そうですね。 さっさと行きましょう。
[行先が1番と同じでないなら、断る理由はない。 ご指名>>2:165に、マスクの位置を直しつつ 真一はすんなりと席を立っただろう。
ふんぞり返って待つ趣味はない。 王子様じゃあるまいし、ね。]
(42) 2019/02/21(Thu) 12時頃
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[ゆえまもる、だったか。 そう名乗っていた8番の男と 給湯室へ向かう、その途中。 真一は、不意に彼へと頭を垂れたと思う。]
……すみません、助かりました。 ありがとうございます。
[意味が分からないようならそれでいい。 言葉を付け足すこともせず、眼鏡の位置を直して 少し俯いて、真一は歩いていく。
やけに彼からの視線を感じるような気がして 真一は帽子を深く被り直した。 気の所為なら、それでいい。*]
(43) 2019/02/21(Thu) 12時頃
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―給湯室―
[かち、かち。 火が点いたり消えたりする音>>64を聞きながら、 まぁ、いつかはバレるよなぁ、と真一は思っていた。
ガラス戸を叩かれた訳でもないので、 手に持った火元を取り落とすことは無かった。 ただ、相手を推し量るように目を細めて、 点検を終えたチャッカマンを適当な場所に置く。
そうしてから、ようやく真一は 由衛に対して、こくりと頷いてみせた。]
(71) 2019/02/21(Thu) 18時半頃
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えぇ、お察しの通りです。 けれど、まぁ、あまり気にしないでください。
[マスクをポケットに突っ込んで 口元に苦笑を浮かべた。
舞台やテレビの時と違って、化粧は殆どしていない。 それでも、濃い疲労の色を ファンデーションの下に隠すくらいは 出来ていたと思う。多分。]
(72) 2019/02/21(Thu) 18時半頃
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[彼の反応>>68は至極あっさりしたもので、 強ばっていた肩の力が抜けるのが分かった。
騒ぐつもりも、止めるつもりもないらしい。 それだけで、どこか救われたような気持ちになって 真一は微笑んだ。王子様のよう、と言われる顔立ちで。]
……聞くだけでいいなら。
[目の前の少年がここに来た原因が 同業他者にあるなんて思いもしないので、 まぁ、死ぬ前の感情の吐露か何かだろう、と 適当な当たりを付けて。
どうぞ、と手で続きを促し、 真一は壁にもたれ掛かった。 口元に手を当てて、彼の言葉を待つ。]
(73) 2019/02/21(Thu) 19時頃
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[何となく、煙草が吸いたいと思った。
中毒者って訳でもない。 今まで吸った回数なんて、 多分、両手に収まる程度のはずなのに、ね。*]
(74) 2019/02/21(Thu) 19時頃
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[時折目線を彼の方へ向けながら、 真一は黙って話>>91>>92を聞いていた。
緩く上がっていた口角が、徐々にへの字を描いて]
……はぁ?
[最後には、ぽかん、と 呆気に取られたように口が開いた。 はは、と乾いた笑いが漏れる。]
(124) 2019/02/21(Thu) 22時頃
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[語り終えた当の本人>>93はといえば 真面目な顔のまま、こちらを見ているものだから 給湯室には一人分の笑いが落ちて、消えた。]
いや、俺にどうしろと? 騒ぐのも話題にするのもテレビの奴らやん。 ンなこと言われて、も、
[そこでようやく、はた、と気付いたように、 真一は目を見開いて、咳払いで誤魔化す。
はぁ、とため息を吐いて、 何事も無かったかのように言葉を続けた。]
(125) 2019/02/21(Thu) 22時頃
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……どうしようもありませんね、僕には。 諦めるか、君の方が日をおいてください。
大丈夫ですよ。 僕の話題なんて、直ぐに消えると思います。
[メディアなんてそんなものだ、と 真一は肩を竦めた。
最初こそセンセーショナルに報道される話題も 数週間もしないうちに他のものへ入れ替わる。 この世界ではそれが常で、 人の死に対しても同様である。]
(126) 2019/02/21(Thu) 22時半頃
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[“王子様”だって、 それに抗うことは出来やしない。]
(127) 2019/02/21(Thu) 22時半頃
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力になれなさそうで、すみません。
[眉を下げて、苦笑する。 申し訳ないというポーズだけは取りつつ、 意識は既に、他のことへと向いていた。]
良ければ、有名になりたい理由をお聞きしても?
[力になりたいという訳ではない。 単純な興味だった。
病気や大衆に殺される訳でなく、 意味の分からない動機を掲げる 相手への好奇心。それだけの話だ。
何せ、彼の目的が果たせないとしても 真一が困ることは何一つないので。*]
(128) 2019/02/21(Thu) 22時半頃
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