268 Werewolves of PIRATE SHIP-V-
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─ RedWolf号 ─
[ヌヴィルは服の山を船倉に放り込んだ。 こうしておけば誰かわかるやつがなんとかして いい感じに金や食料にしてくれる。 服の山はそんなんでいいが、 シーシャに押し付けた道具は違う。 わかる奴の方が少なさそうだ。
そういうものは船長がなんとかする。 なんとかして、飯が増える。 シーシャが素直に船長へ持っていけば、 彼の分け前が増えるかもしれない。
が、まぁ、知ったこっちゃない。 ヌヴィルは自分で奪ったキンキラ首飾りがあれば 満足だった。]
(32) 2019/03/12(Tue) 16時半頃
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[首飾りを見た時のシーシャの顔ときたら。>>0:255 さぞかし羨ましかったに違いない。 指先できらめきに触れ、満足そうに甲板に戻る。 いやに騒がしい。]
んなんっじゃこらぁ!?
[硝煙に血の匂い、ぶら下がる死体を背景に そこら中を走り回るもふもふと賊、飛び散る羽毛。]
枕ができるな。
[つぶやきに数秒遅れ、もふもふと飯がつながる。 今日はニールが張り切るに違いない。 ……張り切りすぎて兎耳が生えている。>>0:300>>0:308]
(33) 2019/03/12(Tue) 16時半頃
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何やってんだ……。
[ため息つきつき、こっちに駆けてきた鶏をひっつかむ。 つかみどころが悪かった。 グエェと鳴いて鶏が食材になる。 適当に殺すと羽根をむしるのが大変だと聞いた気がするが、 まぁ、もう遅い。
カオスの端に鶏と格闘するヒューをみつけ、>>0:314 ヌヴィルはニタリと笑う。
もふもふ確保を手伝ってもいいが、 彼に気づかれるまでは眺めている事にした。]**
(34) 2019/03/12(Tue) 16時半頃
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― 甲板 ―
いいぞ。 俺は応援する係な。
[怒鳴り声もものともせず、 へらへらとヒューのそばへ近寄っていく。>>40]
あぁこれ?
[と、鶏を持つ手を掲げた。]
死んでる――って。 あーそうか! 生かしときゃずっと卵採れたじゃねぇか。
[卵派のヌヴィルには大問題である。 またやらかしてしまった。]
(50) 2019/03/12(Tue) 22時頃
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[ヒューの手元から海へ、羽根がぱらぱら降っていく。 それを眺めながらぼそりとつぶやく]
お前、器用だよなぁ。
[片側だけとはいえ、フック状の手でよくやるものだ。 足元を鶏が駆けていく。 つかもうとした手の先をなめらかな羽がかすめていった。]
っち。
[もう一度。 絞めてしまわないよう、胴を狙って、よいせと。]
うし、捕まえた。
[ヒューの檻に鶏を放り込む。]
(51) 2019/03/12(Tue) 22時頃
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[こうしているとまぁ、普通の男なのだが。 カトラスを握り浮かべる愉悦の表情は、 殺戮を屁とも思わないヌヴィルとてぞくりとするものがある。 もしもヒューに右腕が生えていたならば、 キルマーク一位はヒューだったのだろう。
――殺しが本分なのはむしろ、この男の方ではないか。 などと、たまに思いはしても口にする事はない。]*
(52) 2019/03/12(Tue) 22時半頃
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[ごちゃごちゃ考えながら>>52 じ、とヒューを見つめすぎていたせいか。 視界がぐらりと揺れる。 とっさに手で自身の眼をおおう。]
……目がかゆい。
[ごしごしと目をこすってごまかした。 酔ったような心地は未だおさまらない。]
ちょっと顔洗ってくら。
[ヒューに背を向けヌヴィルは階段を降りる。 足音に合わせて金ぴかの首飾りがぱたぱた揺れる。 その中央で血色の宝石が怪しげに渦巻いた。]**
(78) 2019/03/12(Tue) 23時半頃
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─ 自室 ─
[わちゃわちゃした船内で、落ち着くなら自室に限る。 ドアを開けるやいなやハンモックになだれ込み、 天井を眺めた。
寝台をおく事もできたが、 ヌヴィルはハンモックが好きだった。 40年近い人生で、床に寝たのはごく幼い子供の頃だけだ。 今更寝台に眠るというのはどうにも慣れない。
そんなわけで、元々広めな11号室の床には余裕があった。 いつだったか、新たな相棒としてやってきたガストンに ガラクタの山──ガストンにしてみれば宝の山か── を置かれても、気にならないくらいに。
「なんだこりゃ」とガストンに向けた質問には 言葉より行動が明確な答えとして返った。]
(163) 2019/03/13(Wed) 17時頃
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[変わったやつだと感想を抱きつつ始まった同居生活は 悪くないものだった。 ヌヴィルがぼうっとしていれば放っておいてくれるし、 必要な事は問えばそれなりに返答がかえる。 奪った抜き身のカトラスの扱いに困っていれば 鞘をこしらえてくれた事もある。
気が向けばガストンの作業をハンモックの上から じぃと眺める事もあった。 真似て作ってみた事もあるが、できたのは木っ端だった。 ヌヴィルの指先は壊す事にしか向いていないようだ。 それ以来、自分で何か作る気は起こしていない。
ガストンにせよニールにせよジャーディンにせよ、 よくまぁうまいこと作るものだと思う。]
(164) 2019/03/13(Wed) 17時頃
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[ガストンがたてる物音も灯りも気にする様子はなく、 ヌヴィルは毎日爆睡していた。 意外と相性は良いようだったが、問題が一つ。
ヌヴィルは鼾がうるさいのだ。尋常でなく。 大部屋時代はそれはそれは疎ましがられていた。 色々やらかしながら個室を与えられているのには、 そういう理由もあった。
それでもまぁ、なんだかんだ、同室が続いている]**
(165) 2019/03/13(Wed) 17時頃
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─ 第2甲板 ─
[人心地ついたころ、ぷんと良い匂いが漂ってきた。 あれだけ鶏や兎がいたのだから、今日は肉祭りに違いない。 よっこらせとハンモックから出て第2甲板へ向かった。
まず目に入ったのは張り出されていた戦果。>>58 いつも通り、ヌヴィルの名は一番上にある。 ただの貨物船相手にしては数が多いのは、 ほぼ間違いなくピスティオのせいだ。
毎回この表を見ては高揚のままに酒を飲み騒ぐのだが、 今日は先程のめまいのせいか、いつもほど気分は上がらない。
にぎやかなテーブル周りにはいつもの面々と、 案の定すこぶる豪華な食事。]
(168) 2019/03/13(Wed) 19時半頃
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パンがあるじゃねぇか!
[と感嘆の声をあげ、受け取りに向かったのだが。]
「ヌヴィルさん、船長が呼んでたっス」
[申し訳なさそうな下っ端に呼び止められた。]
ばっか、てめぇ! せめて俺がパンかじってから伝えやがれ!
[怒鳴りつけると下っ端は逃げ出してしまった。 船長の呼び出しとあれば無視するわけにもいかず。]
ちょい、俺の分確保頼むわ。
[と食堂にいた面々にねだってみたが、果たして。 渋々船長室に足を向けた。 帳簿を届けたザーゴとは入れ違いか、>>142もう少し遅れたかになるだろう。]**
(169) 2019/03/13(Wed) 19時半頃
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― 船長室へ ―
あーはいはい、ありがとさん。
[小生意気なピスティオにひらひら手を振って、>>185 食堂を出た。 ありゃダメだ。 というのがヌヴィルの感想である。 どこかで一度思い知らせてやる必要がある とは思っているが、いかんせん、今は気分ではなかった。
食堂にはなんだかんだ気の利くグスタフもいたし、>>183 とっておいて貰えるだろう。などと期待もするが。
戦果にはしゃぐ海賊どものことだ。 おまけにヌヴィルは好かれている方でもない。 誰かとっといているだろう、と皆して食べて、 結局ピスティオの思うツボにはまる。 なんてオチが待っている気がしなくもない。 その時こそ、怒りの鉄槌が振り下ろされるのだろう。]*
(204) 2019/03/13(Wed) 22時半頃
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― 船長室前 ―
[ヌヴィルは頭かきかき船長室へ向かう。 一体何の用で呼ばれたのか見当がつかない。 首の金飾りは申請しちゃあいないが、隠すつもりもない。 さんざぶら下げていたのは知れ渡っているし、 それ以上の戦果もあげている。 何かあれば分配からさっぴかれる事だろう。
船長室の戸を叩こうとすると、中からザーゴが現れた。>>222 彼の用事は尋ねるまでもない。]
おうよ、お前のおかげでやる気が出るぜ。
[無感情な声に楽し気な声を返す。 一番である事が示されるのは良い事だ。]
また頼むなァ
[と、ザーゴの肩をばしんと叩き、船長室をノックした。]
(234) 2019/03/13(Wed) 23時半頃
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[ゴンゴン、とノックにしてはいささか大きな音をたてる。 入れと返事が返り、船長室の戸を開けた。]
なんですかい?
[慇懃に用向きを尋ね、そして、しばらくの後。]
(235) 2019/03/13(Wed) 23時半頃
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ふざけんなよてめぇ!
[船長室からヌヴィルの怒号が響いた。]
アンタ、海賊だろうがよ。 要るなら奪って勝ちとりゃいい。 宝だろうが、命だろうがよぉ!
[なんでも、貨物船の通信記録によれば、 最近新たにRedWolf号を狙う船が出港したらしい。 その船の船長は以前ヌヴィルが殺した男、 副船長の交渉相手の縁者なのだとか。 そこで船長はヌヴィルに、その船の戦闘時は表に出ず、 大砲の弾運びをするよう命じたのだ。
理屈はわかる。 ヌヴィルを仇と憎む輩の前にむやみに顔をだして 刺激するべきではない。 しかし。]
(236) 2019/03/13(Wed) 23時半頃
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俺にコソコソ隠れてろってのか? 穴熊みてぇによぉ?
[納得など到底できなかった。] 誰の案だ。どうせハワードの野郎だろ?
[副船長がこの話を知らないとは思えない。]
「……話はそれだけか?」
[激高するヌヴィルに船長は冷徹に言い放つ。]
「納得できなきゃ船から降りろ。 いますぐに。」
[船長の親指がさす先は、海。 ヌヴィルは爪が掌へ食い込むほどに手を握りしめた。]
(237) 2019/03/13(Wed) 23時半頃
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……アンタにゃがっかりしたぜ。
[捨て台詞と唾を吐き、ヌヴィルは船長室を出る。 戸が叩きつけられる耳障りな音が第三甲板に響きわたった]*
(238) 2019/03/13(Wed) 23時半頃
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― 閑話 ―
[哀れな貨物船から奪われた呪いの宝石。>>17 そして、人狼なる生物の研究書。>>199 どちらも実に怪しげなものである。
そして、怪しげなものはもう一つ。 ヌヴィルが哀れな男から奪った首飾り。 その真価はごてごてと趣味の悪い金枠ではなく、 血色の宝石にあった。>>78
宝石の正体は、身につけてよくよく目を凝らせば 相手の本質が視えるという魔石。
一体なぜそのような品が船一つに集まっていたのか。 その答えが知れる事は、はたして。]*
(255) 2019/03/14(Thu) 00時頃
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